ノッコさんの「南アルプスに登るノッコ!1」

管理人さん、こんにちは!ノッコです。

 毎日本当に暑いですネ。
さてさて今回の登山ですが、お天気に恵まれたことが最大の幸運でした。
木曜日は一日ハードな仕事で「このまま山に向って大丈夫かな?」と
少し不安を感じつつ夕方6時には予定通り家を出発!
長野の伊那インターを降りて、仙流駐車場に着いたのはPM11時を
まわっていました。

ここから先、山へ向う道路は町営バスしか通ることができないのです。

すでに100台ほど車が止まっていて、おじさんが数人ビール片手に
きれいな星空を見上げながらなにやら楽しげに語り合っていました。
この日は駐車場で一泊。
車の中で寝るなんて私は初めてのこと。
おもいっきりシートをリクライニングにし、寝つきが良いようにビールをグイッ
そして耳栓をして・・・これで眠れるはず!
でも翌朝4時まで一睡もできませんでした。ヤレヤレ・・・


夜も明けぬうちから皆身支度をはじめ、ぞろぞろとバス停付近に
人が集まりはじめ、私達が行った時にはすでに50人くらいの人が
並んでいました。
通常はAM6時30分が始発なのに、この日は登山客がかなり多いと
いうことでAM5時に臨時便がでました。
バスに揺られること50分、やっとテント場に着きました。
すでに100張りくらいの色とりどりのテントが設営されていました。
私達は川に近いところにテントを張り、AM7時にテント場を出発!
予定を変更してこの日は仙丈岳を目指すことにしました。

北アルプスより南アルプスの森林限界(マツやスギなどの針葉樹林帯から
ハイマツなどの低木帯にかわるところ)は200〜300メートル
高いようです。
草や木々の緑が延々と続く登山道を、太陽を背中に受けながらゆっくり
ゆっくり登って行きます。
緩やかな山道なのでそれほど息も苦しくなく、何よりもほとんどの荷物を
テント場に置いてきたので足取り軽くルンルン気分。
しばらく登るとなんと!雪渓が現れました。
夏の南アルプスに雪渓があるとは思ってもみなかったので驚きでした。
最初は大きな発泡スチロールでも転がっているのかと思いましたよ。
その発泡スチロールがやがてつながって一面大きな雪渓となり、その下を
雪解け水がザーザーと勢い良く流れていました。
あと半月もするとこの雪は溶けてしまうのかもしれません。


しばらく雪渓を横に見ながら登って行くと、急に体が重くなり、冷や汗が出てきて
目の前が暗くなってきました。
それまで調子よく来ただけに自分でもわけがわからず、とりあえず
前を歩く彼を呼ぼうとしますが声もだせず、その場に崩れるように
うずくまってしまいました。
どうしたんだろう?なんでこんなに気分が悪いんだろう?
ちょうど子供の頃、朝礼で貧血をおこして倒れた時みたいな感じでした。
リュックを下ろしへたりこんでいると、彼が気づいて戻ってきました。
雪解け水にタオルをひたし、顔や首を冷やしてその場でしばらく休んでいると
気分も落ち着いてきてなんとか歩けるように・・・
とりあえず行けるところまで行って、ダメだったら私だけテント場まで戻ろうと、
また歩き出しました。


このころから頭痛がしてきて薬を飲むことに。
ちょうど2500mくらいの所でしたね。
頭痛は去年の白馬で経験済みだったので、さほど気にもならず休憩、
水分補給をまめにとりながらゆっくりゆっくり登りました。
AM11:25。2880mの仙丈小屋に到着。
ここは2〜3年前に建てられた新しい山小屋でソーラー発電、
風力発電(?)の設備があり、しかもトイレが水洗!
これにはビックリしました。
ついに山小屋のトイレもここまできたかと。
どこの山小屋もトイレについてはいろいろと新しい処理方法を開発していると
聞いていましたが。

でも新しいだけあってここの管理人(?)はチェックがきびしい!
テラスのような場所があって、ここを通過する登山客が一服して
行くのですが、テーブルの上に荷物を下ろそうとすると
「そこは荷物を置く所ではないですよ!」
風景写真を撮ろうと石垣を降りると
「カメラマンさん、そこに降りないでください!」
ラーメンを食べた器を水でゆすいで足元にこぼしたとたん!
「だめだよ!そんなところに捨てちゃ!そういうことをする人がいるから
どんどん山が汚れていくんだ!ティッシュで拭きとって家に持ち帰る!」
これは言語道断!この管理人でなくても皆同じことを言うと思うけど。
それにしても10分ほどここで休憩している間に10人くらいは
このおじさんになにかしら注意を受けてたと思う。
まあ、これくらいうるさい人がいないと山は保たれて行かないのかも。


アイスクリームをスプーンですくったような地形ですっきりとしていて優しい
おおらかな山。
山頂が見えていると、体は疲れていても引き寄せられるように登れる。
標高3032.7m。
天候、晴れ。
360度大パノラマ。
一時は途中下山かと思われたけれど、頂上に立った瞬間、登れて良かったと
神様に感謝したい気持ちでした。
山はすばらしい!
山の本によると、この仙丈岳は「粘り強く歩き続ければ、誰でも登れる
3000m峰」らしいです。
でもテント場に戻ったのがPM4:00ですから9時間ほど歩いたことに
なります。
休憩を2時間とったとしても7時間ですからね、かなり疲れた感じが
ありました。
テントの数は200張りくらいに増えて、ギュウギュウ詰でした。
何はともあれ無事に予定通り登れたし、元気に戻ってこれたということで、
ビールで乾杯!
レトルトのカレーライスとインスタントスープで夕食をとりました。
残念ながら星空がきれいに見える時間にはもう寝てました。ZZZ・・・


2日目は次回に。



注、プライバシー保護のため、一部地名、人名などを変更させて頂きました。
                              (管理人)

「続きを読む。」


「スポーツニュース!」に戻る。
」表紙」に戻る