皆さん、こんにちは!
7月16日から19日までの山行き、一息つく間もなく20日から暑い
なかでの仕事、さすがにくたびれました。
山へ行っても、もう少し余裕のある日程だと、お天気の回復を待つとか
できるんですけどね、いやぁサラリーマンはつらいですぅ。
で、今回の、ちょっと残念だった山登りの様子をまとめてみましたので、
読んでください。
16日は仕事が終わってから一路信州に向け車を走らせ、深夜12時ころに、
登山口 近くにある三股駐車場に到着。
すでに10台以上の車が暗闇の中に停まり、眠りについているようでした。
明日は安曇野から一気に常念岳に登る「三股ルート」、できればゆっくりと
睡眠をとり、明日に備えたいところだけれどいつものように眠れず、
シートに体を横たえ、目をつむって朝が明けるのを待ちます。
17日は曇りがちながらときおり日が差し、しかし日が差しながら雨が
降るというはっきりしないお天気。
6時に出発。
登り始めはまだ体がなれていないのか、呼吸が苦しい。
少し歩いては立ち止まり、空を見上げたり、水を飲んだり。
テント泊のため、二人とも荷物が重い。
登りはじめて3キロ、時間にして3時間ちょっと、「堀金村」という
立て札のあるところで小休憩。
相変わらず雨がパラパラと降ったり止んだり。
このあたりまでは地図上のコースタイム通り順調に登ってきている。
しかし2000mを越えたあたりからペースダウン。
森林限界を過ぎたあたりからは雨足も強まり、雨合羽を着る。
雨に加え風も強まり、大きな岩ばかりで休憩をとるところもない。
と、小さな避難小屋が目の前に。
岩に屋根をつけただけの簡単な小屋だけれど、こんな天候のときは
ありがたい。
トタン屋根にあたる雨の音がひときわ激しく、なかなか出るタイミングが
つかめない。
空を覆う雲は厚く、いつまでたっても天気の回復はのぞめそうもないので、
30分ほどしてから意を決して出発する。
かなり高いところまで登ってきているのに周りには何も見えない。
残念だ・・・
しばらく行くと、常念岳へ登るルートと巻道の分岐にさしかかる。
今朝出発する時に、管理人のおじさんから、
「もし巻道に雪渓があったら危ないから通らないで、常念岳を越えていって
くださいよ」
と言われた。
巻道を行けば目指す常念小屋までは約1時間、常念岳を越えて行けば倍の
2時間ほどかかる。
しかも雪渓があるかないかはその場所まで行かなければわからないという。
途中まで行って雪渓があったら引き返してこなければならないけれど、
今年は暑いからたぶん大丈夫・・・ということで巻道を選ぶ。
案の定、どこにも雪らしきものはなく、午後2時15分、常念小屋に到着。
しかし小屋の周辺はものすごい風が吹き荒れ、立っているのがやっと。
すでにテントが20張りほど寄り添うようにたっているけれど、この
強風の中、テントで一晩明かせるだろうかと不安になる。
雨もまた激しく降りだし、結局テントはあきらめ、小屋で泊まることに
する。
3連休とあって小屋は超満員。
夜中には雷も鳴りだし、テントの人たちは結局小屋に避難してきたとか。
誰かの話では400円で泊まらせてもらったとか、ラッキーだったのか
アンラッキーだったのか。
この日も眠れずに一晩を明かす。
18日は雨はあがったものの、あまり天気はよくない。
小屋の天気予報では、低気圧が通過中で天気は時間の経過とともに
よくなるので、ゆっくりとお出かけください、とのこと。
山では日の出より前に出発するのが普通なのに、この日は7時半出発、
いつもの出勤時間だ。
相変わらずの強風。
昨日登らなかった常念岳を登り、蝶ヶ岳をめざす。
強い風にあおられ、倒されそうになりながら登る。
岩ばかりでさえぎるものがないのでまともに風を受ける。
私の「か細い体」は今にも吹き飛ばされそう。
9時15分、悪戦苦闘の末、やっと常念岳頂上に立つ。
ここからは槍・穂高のすばらしい景色が見えるはず、なのに雲がかかって
見えない。
こんなに風が強いのに、山の頂上付近の雲はまったく動こうとしない。
くぅ〜残念!
あきらめて下山にかかると、急に風の勢いが和らいだ。
ざらざらとした石に滑らないよう気をつけながら下っていくと、行く先に
木に覆われた山が見える。
木々の合間から赤や黄色、色とりどりの列が見える。
この日、常念岳から蝶ヶ岳へ向かうツアーが大変多かった。
点呼を聞いていると30人とか40人という大勢の人が、一団となって
歩いている、それがいくつかつながって、しかもその間に私たちのような
個人が入り込むと、あっという間に100人くらいの大集団ができて
しまう。
それが山道に点々と蟻のように見える。
ざれた石の下りが終わると先ほど見えていた樹林帯に入った。
樹林帯の道はぬかっていて蒸し暑い。
少し歩くと列が止まった。
先に険しい道でもあるのか・・・
この先には急に木々がなくなり、一面に愛らしい花々が咲くお花畑が
あったのでした。
皆、突然現れたお花畑に目を奪われ、足を止め、カメラを向けたり、花の
名前を言い合ったりして、長い長い列は自然渋滞を起こしていたのです。
(これを自然渋滞というかどうかは???)
白や黄色の可憐な花たち・・・カメラに収めて再び樹林帯にはいりました。
風のない蒸した樹林帯を登りきると、目の前に蝶槍が立っていました。
蝶ヶ岳の前に立ち、山のてっぺんが槍ヶ岳のようにピンととがった
蝶槍です。
「あの蝶槍が、今日最後の登りになりますから、皆さんがんばって
登りましょう!」
どこかのツアーのガイドさんの声です。
一旦下ってから蝶槍にとりつく。
蝶槍の頂上からはなだらかな道が蝶ヶ岳まで広がっている。
ここまでくるとまた風がビュービューと吹き出した。
14時55分、蝶ヶ岳ヒュッテに到着。
風は強いものの、雨を降らせるような雲もなく、今夜はここでテント
泊まり。
せっかく重いものを背負ってきたのですから、一度は使わなくては。
しかしいざテントの設営にとりかかると、その風の勢いに四苦八苦。
本体を広げると風にもって行かれそうになり、あわてて引き戻し、
そうこうしているうちにテントの収納袋がいつの間にか風にもっていかれて
しまった。
テント本体まで持っていかれては大変と、大きな石をたくさんあつめて
しっかりとくくりつける。
この夜、満天の星を期待したが、雲に覆われて見えない。
風の音と夜半から降り出した雨音でこの夜も眠ることができなかった。
19日、雨/曇り
雨の中早々にテントを撤収。
ヒュッテの炊事場でラーメンを作って朝食を摂り、7時30分に出発。
里の安曇野は陽を浴びてきらきらと輝いて見えるのに、山では雲がとれず、
北アルプスの山々は見えないまま下山の途につく。
10時40分、三股駐車場に到着。
駐車場から車で程近いところにある村営温泉、「ほりで〜ゆ〜」で
ゆったりと温泉につかり帰路に着きました。
それにしても下界は暑い!
山の朝は10度を下回っていましたが、京都に近づいてくると車の温度計は
なんと36度!あぁぁまた灼熱の現実に戻るのか!
平地ではとっくに梅雨があけたのに、山ではまだ梅雨明けしていなかった
ようです。
今回は天候に恵まれず、楽しみにしていた雄大な景色を見ることが
できませんでした。
次回は是非!
♪♪♪ nokkoでした ♪♪♪
注、プライバシー保護のため、一部地名、人名などを変更させて頂きました。
(管理人)