ノッコさんの「完走と感動の福知山」

 こんにちは!ノッコです。

昨日はお天気の心配もなく、朝4時に起きてしっかり朝食を摂り、
駅までの道のりをきれいな星空を見ながら、いつになく落ち着いて
気持ち良く歩いて行きました。
フルマラソン4回目ということと、昨年のくやしさをバネに完走だけを
照準にあわせての参加という気持ちで少し肩の力が抜けていたのかも
しれません。

マラソン列車が動き出し、空が明るくなってくるとあたり一面真っ白に
ガスっていました。
会場の三段池周辺もあたりは真っ白で、半袖に短スパッツでいると
鳥肌がたつほど寒くて、例のゴミ袋をかぶっているランナーが
多かったです。

今回のゲストランナーは浅井えり子選手と元中日ドラゴンズの田尾選手
でした。
田尾選手は球界引退後、スポーツキャスターなどをしながら
ランナーとしても活躍されていて、今年はなんとサロマ湖100キロ
ウルトラマラソンを完走されているそうです。
すごいですねー。

10時30分、いよいよスタートです。
色とりどりのウエアに身を包んだランナーがいっせいにスタート!
といっても、例によって私のいる最後尾のゾーンはスタートの合図を
聞きながらも動くことなく、やっとスタート地点を通過したのは
5分30秒ほどたってからです。
でも昨年より1分30秒ほど早かったです。
緊張感があまりなかったせいか、いつもならスタート直後にトイレに
いきたくなるのですが、今回はその心配もなくゆっくりゆっくり
気持ちよく、最高のすべりだしでした。

三段池公園から一気に下り、福知山市街を通り、沿道の声援や太鼓、
ブラスバンドの応援を受けながら、8キロあたりからはひたすら
由良川沿いを走ります。
30キロぐらいまではキロ6分ペースで、その後は6分30秒位の
ペース、それにスタートロスを6分と途中休憩を20分プラスすると
4時間45分くらいのタイムでゴールできる計算でした。
はじめは6分ペースがなかなか作れず、どんなに落としても10秒から
15秒ほどはやくなってしまう。
でもまわりの景色を見ながら紅葉がきれいだな、とか牧場でのんびり
草を食んでいる牛を見て(狂牛病を思い)少し悲しくなったり、
手を差し出している子供と手パッチンをしたりとなかなか余裕のある
走りをすることができていました。
体がきつくないのだから無理に6分にこだわるのはよそうと思い、
自然に落ちてくるまでそのままのペースで。

今回は昨年の失敗を繰りかえさないよう、途中での給食をいっさいとらず
はじめからエネルギーゼリーを持って走りながら少しづつ食べました。
まだ内臓が疲れていない20キロくらいまでに食べ終え、10秒チャージ
2時間キープ!というあのCMフレーズからいけばなんとかガス欠に
ならずにいけるのでは、という計算でした。

折返しコースなので、途中からはマラソンクラブの人達や学校の
先生を見つけては「ファイト!」とか「がんばれ!」と声をかけながら、
でもみんな速いランナーなのであなたこそ頑張ってゴールしてくださいよ
なんて思われてたかも・・・
練習不足と膝の違和感を心配していた彼がなかなか来ない。
もしかしたら途中リタイアするかもしれないと言っていたので
だめだったかと思っていた頃、やっと来ました。
かなりバテバテ、「大丈夫?」の声かけにうなずくのがやっとのよう
でした。


人の心配はさておき、30キロを過ぎてくるといよいよペースが落ちて
きました。
10キロから5キロおきにしていたストレッチの間隔がだんだん増えてきて
35キロからは1キロごと、時間もだんだん長くなってきました。
ふとももやふくらはぎの筋肉が硬くなってきたような感じで、とにかく足が
重い。
ボランティアの人にスプレーを借りて両足にかけるとしばらくは
スースーして気持ち良いので、またあったら借りようと思うのですが、
私のまわりくらいを走っている人はみんながスプレーを見つけると
サーッと寄って行くので、私に順番がまわる頃にはからになってしまって、
けっきょくそのあとはスプレーを手にすることができませんでした。
あんなに余裕の走りだったのにマラソンというのはそうそう簡単には
走らせてくれない微妙な距離なんだなーと変に感心しながら、重い足を
ひきずるようにしてあと5キロあと4キロと、距離表示だけを目標に体を
前へ前へ。
この頃になるとお腹が減って減って、力がでない。
2時間キープだからそろそろガス欠か・・・もうちょっと時間をずらせば
よかったか・・・などとうつろに考えたりして。
これではいかん、と給水所でコップの水を頭からかぶり体に活!
背筋が冷水でピンとした。
もうちょっとでゴールだ、そしたらもう走らなくていいんだ、思いっきり
飲めるぞ、あしたもあさっても家でごろごろできるぞ、あと何分かで
終るんだ、がんばれ!
となりで走っている人も呪文のように「がんばれ・・がんばれ・・」と
ぶつぶつ言いながらほとんど歩くような速さで走っている。
いよいよ最後のカーブ、約1キロの坂を登りきるとゴール!
おととしはこの坂を走って登りきったのに、今年はだめでした。
坂の途中で失速しとうとう歩いてしまいました。
でもせめて気持ちだけは切れないように両腕を大きく振って走るリズムで
歩く、歩く。
と、「やぁ!」と声をかける人が!
振り向くとなんとそこには彼がいるではないですか!
「なにしてんの?」
ゴール後に迎えに来てくれたのか?
いえいえ、なんと彼はまだゴールしていなかったのです。
後半バテて歩いていたらしいのです。
4時間31分51秒、ふたりでゴールしました。
去年のリベンジ、はたしました。
しんどかったですぅ・・・
でもカーネーションと完走Tシャツいただいて満足満足!


最後に歩いてしまったのが残念ですが、フルマラソンのつらさ、感動を
思いっきり感じることができて最高でした!

今日は長々と読んでいただいてありがとうございます。



ではまた!



注、プライバシー保護のため、一部地名、人名などを変更させて頂きました。
                             (管理人)


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