ストレスを克服し実力を発揮するために
〜人間の気持ちと音楽〜

本論文の構成


序 章 はじめに
第1章 ストレス
第2章 脳波と人間の生理・心理状況
第3章 音楽の効果
第4章 音楽効果の実態
第5章 リラックス商品
(1)既存の商品
(2)これから求められる商品
第6章 ストレス克服による実力の発揮

第6章 ストレス克服による実力の発揮

音楽を聴く事は、高い血圧を下げ、逆に低い血圧は上げるというように、誰もが正常な値に近づくためのホメオタシス(恒常性維持機能)が働く。 ホメオタシスとは自律神経・交感神経と副交感神経から構成され、これらによって心身のバランスを整える機能である。例えば、人間は暑くなると体温が汗をかいて調節する。このように人間本来のあるべき姿に保とうとする身体に備わった機能だが、現代人はストレスが蓄積し、ホメオタシスが働きづらくなっているため、交換・副交感のバランスが崩れて交感神経優位の状態に陥りやすい。この状態の脳波はベーター波の周波数帯と似ていて、不安だったりイライラとする状態である。一方、生命エネルギー充填状態である副交感神経優位の状態での脳波は、シータ波の周波数帯に似ている。浅い眠りの状態である。これは、ストレスがなければ、ホメオタシスが働き、集中力が増して実力を発揮できるということを指し示している。 音楽は、場所を選ばず、会社や学校へ通う電車や車の中でも聴くことができ最も気軽にできるストレスリダクションの一つである。音楽の持つメロディーやリズムがホメオタシスの働きを高め、心と身体をリラックスさせる。この音楽の効果や聴く曲を上手く選択することで必要な場面で集中力を増加させ、最大限に実力を発揮する事ができるのだ。 注1 恒常性維持機能

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