安全運転の基礎  その2

では、4つのタイヤを有効に使う運転とは、具体的に、ご説明します。

一言で言うなら、「丁寧な操作」を心がける事と言えます。

丁寧にアクセルを踏み。丁寧にブレーキを踏み。丁寧にハンドルを回します。

golf_s01.gif (670 バイト)アクセル操作

アクセルを踏む際は、ジワジワっと丁寧に踏みます。

そうすることで、車重がリアタイヤ(後輪)に、寄りかかるのを防ぐことができます。

また別なメリットとして、加速G(かそくじー)が少なくてすみます。

加速Gとは、加速中に体がシートに押しつけられる「力」を指します。

これは、車に乗ったり運転したりするときの疲労の最大の原因です。

golf_s01.gif (670 バイト)ブレーキ操作

基本的には、アクセル操作と同じですが、ブレーキの場合は、

ABS(えーびーえす)と言う装置が車に付いているか、いないかで少し違ってきます。

ABSは、アンチ・ロック・ブレーキシステムと言って、4つのタイヤのすべての

ブレーキをコンビューターで制御して最短距離で車を停止させるもので

これは、安全運転には、強力な味方です。

最近の車には、これが標準装備されているものが非常に多いです。

さて、通常の運転であれば、アクセルと同様にジワジワっと

踏んでいって、次第に強く踏みつけます。

しかし、危険を発見して急ブレーキをかける場合は、違ってきます。

まず、ABSが付いている車の場合。

力まかせに、ブレーキを踏みつけます。遠慮は、いりません。

すべては、コンビューターがドライバーの能力をはるかに超えたレベルで

ブレーキに掛かる力を制御してくれます。

ABSが付いていない車の場合

危険を見つけても、できるだけ冷静に、そして丁寧にブレーキを踏んで、

タイヤがロックしないようにします。タイヤがロックして、「キキキッー」と悲鳴を

あげると、制動距離が伸びてしまい危険をよけれません。

たしかに、これは難しいことです。

 

減速時にも、加速の時と同じように、減速G(げんそくじー)がかかります。

ブレーキをかけたときに、体が前方向に倒される力です。

丁寧なブレーキ操作をすれば、やはり減速Gは少なくてすみます。

golf_s01.gif (670 バイト)ハンドル操作

これも同じでカーブに向かって、ゆっくりと回していきます。

そしてカーブの出口から、丁寧に戻していきます。

この際に体にかかるGは、横G(よこじー)と言います。

簡単に言えば、体にも車体と同じように遠心力が掛かることを指します。

line_sq03.gif (312 バイト)

ここまで読んで「な〜んだ、当たり前の事じゃないか」と、がっかりする方も

お見えになるかも知れません。

でもまあ、安全運転とは、そんなものだとボクは、思っています。

もう一つここで、ご説明したかったのは、

「安全運転とは、疲れの少ない運転」だと言うことです。

加速G 減速G 横G それぞれは、疲労の大きな原因です。

丁寧な運転を心がければ、3つのGが、とても少なくてすみますので

たとえ長距離運転でも、疲れないドライビングになります。

加速G 減速G 横Gで、助手席の方の首や体が、前後左右に

揺さぶられているようでは、かわいそうです。

思いやりのある運転とは、言えません。

車に弱い人なら、耳の裏側の「三半規管」を揺らされることで

車酔いを起こしてしまいます。

丁寧な運転で、疲れないドライブを楽しんでいただきたいです(^-^)

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