安全運転の基礎 その3
| 基礎講座の最後は、タイヤの日頃のメンテナンスについて、考えてみたいのです。 ところで車の運動性能は、エンジンパワーで決まるのでは、ありません。 実は、「タイヤ」なんです。 加速する、減速する、コーナーを曲がる。この車の三大要素をすべて、支えているのが タイヤなんです。 この事は、雪道になると、たとえどんなハイパワーカーでも、のろのろ運転して できないトコとを思い出してもらうと、理解してもらえると思います。 雪道では、ノーマルタイヤでツルツルと路面を滑ってしまうセルシオなどの大型車よりも、 スタッドレスタイヤを履いた軽自動車の方が、よほどスムーズに、そして早く走れます。 このようにタイヤというのは、安全運転のためには、とても大切なパーツなんです。
では、実際のメンテナンスですが、決して難しくありません。 点検する項目は、たった二つだけで、タイヤの空気圧と、交換時期です。
空気圧を確認しておきましょう。 それが表示されている場所は、どの車もたいてい同じです。 運転席のドアを開けた、その車体側にシールとして張り付けてあります。
そして実際の空気圧の調整は、自分でやる必要は、ありません。 ガソリンスタンドの店員さんに「タイヤの空気圧をチェックして下さい」とお願いすれば たいてい、やってくれます。その際に、自分の車の指定の空気圧を店員さんに 伝えることか大切です。 さて、どうして空気圧が、そんなに大切かというと、もちろん車の運動性能が 悪化するからです。 また、それだけではなく、ガソリンを無駄に消費するようになります。 つまり燃費が悪くなるわけです。 すこしでもガソリンの安いところを探すのも大切ですが、空気圧を常にチェックするのも 経済的に大切だと思うんです。
いうまでもなくタイヤは、消耗品であり、いつかは交換が必要です。 よく「タイヤの溝にもうけられているスリップサインがでたら交換時期だ」と言われます。
スリップサインが表れています。これがあらわれている車は、車検が通りません。 しかし、ぼくのお薦めとしては、スリップサインが出るより、かなり前に タイヤ交換してほしいです。 スリップサインが見え始めるほど、溝がすり減ったタイヤでは、やはりブレーキの効きが 悪くなりますし、それは雨の日では、より激しくなります。 すり減ったタイヤで走るのは、命を削って走っているのと同じなんです。 そして交換するタイヤは、予算の許す限り グレードの高いタイヤをお薦めします。 これもブレーキなどの利きがよいですし、また車内の静粛性も高いので 長距離運転の際、疲れにくくなります。
さて、基礎講座は、これで終わりです。 |
Copyright c 2002.kawamura.shigeki. All rights reserved