パラレルワールドラブストーリー
東野圭吾
敦賀崇史は、中学時代からの親友三輪智彦に、恋人の津野麻由子を紹介される。崇史と智彦は、バイテック社の英才教育機関、MAC技科専門学校に籍を置くエリートだ。そのMACに、麻由子も送り込まれることになったという。崇史は智彦に嫉妬する。麻由子に横恋慕してしまう。そして…。
バイテック社の中央研究所に正式配属されて二ヶ月。崇史はまだMACに在籍中の麻由子と一緒に暮らしていた。彼は、しばらく会っていない親友智彦のことをふと思い出す。あいつ、今何をしているんだっけ? 崇史の中で、現在と過去の記憶が交錯し始める。俺は一体、どうやって親友の恋人を手に入れたのだ?
「パラレルワールド」とはよく言ったもので、崇史の現在と、MACで三人で過ごした過去の物語が並行して進む。タイトルの「ラブストーリー」の部分はよくわからないが。対照的な学生時代を送った崇史と智彦だけに、あるハンディキャップを抱えた智彦にはあまりにも酷な展開である。ますます疑問が膨らむ、現在の崇史。極秘プロジェクトの裏に隠された真相とは…。
★この本と私★
この本は友達のYUKIからもらったものです。あれ?こう思うともらったり借りたり全然買ってないじゃんって感じよね。YUKIがアメリカに遊びに来るというので、おみやげに本を持ってきてもらいました。この本は始め、バーチャルリアリティがどうのこうのとか、横文字(アメリカにいるくせに横文字が嫌い。)が多くて、てこずったんだけど、やっぱり内容がおもしろいのか、慣れてからはスイスイ進みました。今まで読んだ事のない感じのお話だったので新鮮でとてもよかったです。