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文字通り、私の「No.1」の紹介です。
・ ピーター・シュマイケル (デンマーク) 1963.9.1生 191cm 94kg 所属クラブ
BIG・DEN(大きなデンマーク人)の愛称で知られる、元デンマーク代表のGK。 いや、世界最高峰のGK。 191cmの恵まれた体格、身体的能力、技術、スピリットを備えた、理想的なGK。 まさに、正統派とは彼のための言葉だ。 広い守備範囲と、培ってきた経験で、数多くのピンチからチームを救った。 北欧の小国であったデンマークが、ヨーロッパ選手権優勝やW−CUPに出場が果たせたのは、 ラウドルップ兄弟と、この男がいたからであろう。
彼は、試合が始まる前と、後半が始まる前に必ず、 左右のゴールポストをおでこをつけ、両足で蹴る。 味方選手に叱咤激励するとき、鼻を赤くする。 最高峰であるが故のげんかつぎであり、 最高峰であるが故のプレー姿である。 喜びは全身で表現する。 そんな姿に、彼の魂を感じる。
私がシュマイケルを初めて見たのは、小学五年の時。 当時、少年サッカー小僧だった私は、 サッカー選手と言えば、大空翼(とその他)かマラドーナしか 知らなかった。 そんなある日、友人宅で見たビデオに彼がいた。 対オランダのPK戦だったと思う。 一瞬だった。 オランダのキッカーのシュートを弾き飛ばし、両手を高々と天に突き上げた。 その瞬間から彼は私の理想となった。
最近知ったが、そのキッカーは、あのファンバステンだという。
中学では、私はサッカーから遠ざかり、自然、シュマイケルというGKは記憶の片隅においやられていた。 私は高校生になり、「もう一度サッカーをしよう、GKをやろう」とサッカー部に入った。 新しくキーパーグローブを購入。何気に取ったものだったが、そこには、 「Peter Schmeichel」 と刻印されており、私の全身を、小学五年のあの時の衝撃が走った。 ケガなど、いろいろあったが、ここまで成長できたのも、彼を目標としていたからだと思う。
惜しまれながらも代表を引退し、現在ではアストンヴィラで活躍している。 イギータ(コロンビア)、カンポス(メキシコ)、チラベルト(パラグアイ)と、 GKは異色な方がクローズアップされやすい。 しかし、私は断言しよう。 彼こそが、20世紀最高の、そして21世紀最高のGKであると。
いつまでも現役を続けてもらいたいが、さすがに衰えは止めることはできない。 彼は現役を引退したら、必ず指導者として、マンチェスターUの監督として必ず我々にその姿を見せてくれるであろう。 |