☆海豚(イルカ)☆

ついに・・・ついにやりました!!

私,カバはこの上ないひさびさの感動を得ました。

事は1ヶ月程前にさかのぼります。

地元のサーフィン仲間が言いました。

「お前,知ってる?いま江ノ島沖にイルカが2頭いるらしいよ。」

最初にこの話を聞いた時は「ふーん」とあまり関心は起きませんでした。

 


話は変わり,波乗り仲間の1人に地元のサーファーを撮りまくってる

オヤジがいます。

1メートルはありそうなレンズのついたカメラを担いで,

みんなの勇姿を撮ってるんです。

その人を最近見ないな−と思っていたら、そのオヤジは江ノ島の岩場に

数日間,通いつめてイルカを待っていたそうです。

ひさびさにその人に逢って話を聞いたら,写真を見せてくれました。



夕日を浴びたイルカが,2頭続いて水面を飛び跳ねている綺麗な写真。


「俺もみたい!!」


その日から私の挑戦は始まりました。

朝,早めに起きれた日はサーフボードでカメラオヤジが目撃したポイントに,

片道30分をパドルして江ノ島沖に通いました。

一言に30分と言っても,その道のりは遠い。

「江ノ島まで車で行って,岩場からボード抱えて飛び込みゃ早いのに。」

友達にそう言われましたが,「苦労をしなきゃ見るモンも見れん!!」

と変な意地をはり,正面の海岸からゲットオフ。

江ノ島を越える頃には,腕は上がらず本当に苦労して,

その日の学校の授業はほとんど眠ってしまったほど・・・。



数日間,行きに30分,ポイントで30分待ち,帰りにヘトヘトの40分。

そんな事を続けて,江ノ島港を朝の漁に出る漁船の漁師とも

顔なじみになりました。

彼等はみんなイルカを目撃していて,よく見るポイントを

教えてもらったりもしました。

波が高くてパドルで進むには時間がかかりそうな時は,

海の上で途中乗船?させてもらったりもしました。
(めちゃくちゃ遠くに連れてかれて帰路は死んだ。)




そして,遂に発見!!

三角形の背ビレが10メートルぐらい先を横切って消えました。

もう,僕は興奮状態。

ドキドキしながらそのまわりを,うろうろしてたら突然,

1〜2メートルほど離れて私と三角背ビレが平走。

もうビックリ。

細い目を見開きよーく眺めたら,頭の部分がやけにシャープ。






サメ。






1メートルくらいの・・・・・・。

そーっと100メートルを全力で逃げました。

我に帰ると涙が出てました。ビックリだしガッカリだし・・・。

そんな事があって,ちょっとビビリつつ,でも懲りずに

イルカ探索は数日続きました。

その間の成果は,水面を泳ぐフランス人形。こりゃ恐い。





そして本日。

学校の授業が少し早めに終わったので,急いで帰宅。

まだ日は沈んでいなかったので,急いで江ノ島沖に向かいました。

日没まで待ってみようと思い,のーんびりしてました。

6時になる少し前,背後でカモメが

「ギャ−−ッ!!」・・・・・・

又してもビックリしてたその時,何処かで「バッシャーン!!」という音。




はっ,とあたりを見回すと・・・・・・いたんです。

私のサーフボードの先端から10メートル程先に,頭だけを水面から出して

イルカさんがこっちを向いてました。

「あんた誰?」って感じで見てた。

ずーっと見てたら頭が沈み,いなくなりました。

きっと時間にしたら,5秒かそこらだったと思いますが,

結構ながい間,にらめっこしてたような気がしました。

帰りの途中,もう気持ちが高ぶった私は「むふっ,むふふっ,・・・」

ひとりでへらへら笑いながら,ときどき雄叫びを誰もいない沖の海で

上げつつ,帰って来ました。

海から上がり,もう暗くなった海岸をボードを脇に抱えながら

「えへへへ」とにんまりしつつ,この事を誰かに話したくて,

海岸通り沿いのサーフショップ(ほとんど知り合い)に

片っ端から顔を出して報告しました。

地元サーフクラブの大ボスAさんには,

あまり騒ぎ立てないようにしようと,言われました。

さらに今後,君は見に行っちゃダメ。と言われました。

まぁ,考えてみれば当然の事ですね。

見せ物になりたくてイルカだってここに来たワケじゃ

ないんですものね。




でも,この話,皆さん信じてくれる?

信じられないよねー。かばさんは嘘つきで有名だし。

でもいいんです。事実だから。うひひひひ。



この「海豚」のメールを読んだ彼のおトモダチからの返信も
面白かったので、のせてみます。

☆「海豚」への返信☆
ひっさしぶりー。

でも、おれは、オメーの話なんかまったく聞く耳もたねーぜ。

驚きものの木かばのジープ100人のりってかんじでしょう。

(注釈)幼少の頃,目立ちたかったカバは

「うちのジープは100人乗りだぜ!」と言い周り、

ぬきさしならぬ健全なイジメを受けたものでした。

なんてったって、幼稚園のころ「肋骨がいてー」といいつつ

膝を押さえてた君だし、

「うちは冷蔵庫でペンギンかってるんだぜー」

と胎児ですら信じがたいことを言っていた君だからだ。

わかるかね。



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