恋は負けない
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 <作品紹介>
 田舎町から大都会ニューヨークの大学に進んだポールは、いまどき珍しいくらいの“いいひと”。あまりの純朴さ加減は、遊ぶことしか頭にないルームメイトの金持ちのボンボントリオに疎まれるほど。
 でも“いいひと”だって恋をする。お相手は、文学のクラスで隣り合わせたドーラ。しかし、ドーラは、ハンサムな文学部のオルコット教授の恋人。ドーラにとっては、ポールは“いいひと”なお友達に過ぎないのだ。が、皮肉なことに、実はドーラも、オルコット教授にとっては、都合のいい女に過ぎなかった。
ルームメイトたちから“ルーザー(負け犬)”の烙印を押されながら、「なんでそこまで?」と観ているほうが焦れったくなるほど、誰に対しても“いいひと”でありつづけるポールに、果たして幸福はやってくるのか?都合のいい女ドーラは、本当の恋を見つけることができるのか?

 <コメント>
 いいひと。もともとは誉め言葉だったにずなのに、最近はなんだか“恋の相手には考えられない人”と同意語で使われている感がありますよね。この『恋は負けない』は、そんな“いいひと”を励ますいい作品だと思いました。
 アメリカの青春コメディには、よく酒、煙草からドラッグ、セックスまで何でもありの世界がよく描かれます(この作品もそうですが)。自分はそういうのは苦手なのですが、その嫌なものを吹き飛ばすくらいの心地よいラストに満足でした。


                              評価  ☆☆★★★★★★★★ 8点


2002/08/08 掲載