98’8
くまちゃんに会いに アメリカ〜ロス・アンゼルスへの旅・エピソード編
なんと!!カオル、ひとりでロスまで行きました。
飛行機がひとりだっただけ・・・なあんだ、なんて言わないで〜。
飛行機に4時間以上乗ったのも始めてだったのだから。
パックとフリー混ぜこぜの旅。(現地はほぼフリーでした)
高校からのおともだち、留学中のくまちゃんを訪ねて行ってきました。
今回は、順を追っていってみましょ〜。
高校から仲の良かったくまちゃんが、オレゴンに留学中。
手紙でくまちゃんの感じているアメリカをカオルも知りたい。
そしてアメリカにガイド&通訳付で行くチャンスは今しかない!と思ったカオルは
メールをするためにまずパソコンを購入。
そう、パソコンを買ったのは英語嫌いなカオルが
国際電話をかけないで、くまちゃんと連絡とるためでした。
くまちゃんは色んなお家をホームステイしていたの。
なんて言ったらいいか、わからないじゃナイ?
「オレゴンには何もないよ〜」というくまちゃんのハナシを聞いて
夏休みに色んな所に旅行するので途中で会いましょうということにした。
西海岸〜サンフランシスコからロス、そしてサンディエゴに行く予定。
なら、ロスで会いましょうということになった。
個人で飛行機のチケットをとって行くのもいいけど、関空からサンフランシスコ
そしてロス、ロスから関空というのが、日本の航空機で往復取れないというのが
個人でいかなかった理由。そして、ロスのみになった理由。
カオルは英語が嫌い。そして飛行機も嫌い。
フリーで行くには根性がナイ。
だから、往復の飛行機と初日・最終日のホテル付の半(?)パック旅行で行くことにした。
フリーで行くと入国の時にイロイロ聞かれるっていうんだもの。
英語で聞かれても解からん。答えられへん。
絶対嫌!!
ツアーだとそんなに聞かれることないって言うし。
当時の夏のパックでは、JTBでこのツアーを扱っていた。
JTBの担当のヒトに、「飛行機は指定できないのですか?JALがいいんですう。」
と気弱に言ってみたり・・・。
間のホテルはくまちゃんに予約してもらう事に。
いろんなホテルを本で調べてメールを送ってあたってもらった。
でも、夏休みでどこもお高いうえに空いてない。
くまちゃんのともだちに調べてもらったりして予約。
そのホテルも、「安すぎるとこは恐い。モーテルはなんか嫌。」とわがまま言いまくり。
ごめんねえ、くまちゃん。
そして、運命の航空会社が決まる。JALだ、ラッキー。ホテル(パックについてる)もメチャいいとこが決まるし。
出発まで・・・会社でともだちに、先輩に、「ひとりで飛行機乗るのが恐いよお。嫌だよお。」とだだをこねる。
「行ったら向こうで楽しいこと待ってるやん。」
カオルのような一人旅をしたことある先輩に
「飛行機乗ったら、食べて・寝て・ガイドブック見て・また食べてしてたら着くから!」と説得されたり。
課長に「ひとりで行くんやったら、早めに空港に行って、座席は通路側にしてもらえ!
オンナの子一人やったら。おやじに挟まれたら嫌やろ。それから・・・」と心配してもらったり。
・・・お父さんでもそこまで心配してないのに。
でも、お父さんはカオルが空港に行く時、関空まで送ってくれたの。
不安そうなカオルに「ま、大丈夫や。そんな心配せんでも。楽しんでおいで。」
うん、ありがと。
飛行機は頼んでなかったけど、通路側。
隣は・・・お母さんと高校生のオトコの子、中学生のオンナの子の親子。
お母さんが隣。
自分の荷物を上に入れて隣のおばさんに「こちら空いてますよ。」とか言って
コミュニケーションとってみる。
落ち着いて座れば、離陸開始。ドキドキ。
色んなサービスが終わって、食事も終わったくらいに
隣のおばさんが、カオルに話し掛けてくれた。
カオルがひとりの訳、おばさんも隣がオンナの子で良かったと思ったこと
お父さん置いてきちゃった!とか
淋しくなくて、またうるさくない程度に話をしてくださいました。
本当にありがたい。
おばさんには、カオルがトイレに立ってる間にドリンクもらってもらったり
お世話になりました。
カオルも入国カードの書き方教えてあげたりして。
「当機はまもなくカリフォルニア上空を・・・」とアナウンス。
お隣の家族の方々と一緒にはしゃぐ。
「街ですね〜」「もうすぐね〜」
あ、着陸。無事着いたよ〜!!
入国。
どうしよう、と思ってると機内でお隣だったおばさんが
さりげなくとなりに並んで歩いてくれて一緒に並ぶ。
カオルのこと気にしてくれてたの。やさしいね。
「ネクスト!」(カオルは英語が嫌いなので間違うだろうからカタカナでいきます。)
と呼ばれ、パスポート・入国カードのチェック。
「サイトシーイング?」の問いに「はい。」
おい、「イエス 」ぐらい英語しゃべれ。と心の中で自分でつっこむ。
「OK」
それだけ?うれしいけど・・・。
出口では、カオルの頼んだ変なコースはひとりだったみたいで
ボードにカオルの名前を書いたのを持ったJTBのヒトがいてくれた。
おばさん達は、普通のコースだからゆっくり挨拶する間もなくお別れ。
「車を回してきますので待っていてください。グレーのキャデラックです。」
と言われて、ひとりで待つ。
スーツケースを手が痛いほど握っていた。
飛行場で置き引きが多いって聞くじゃない。アメリカだしさ。
ところでキャデラックって、どんな車??少し不安。
不安になってきたところでお迎えが。サンタモニカのJTBへ。
イロイロガイドさんが話してくれた。
アメリカは今、バーガー戦争と言われているほどバーガー屋さんが多い事。
車は、日本のように車検がないので古い車も使えるとか。
ビルボードが有名とか。でも、カオルが最初に見たのはアサヒスーパードライのビルボードだった・・・。
サンタモニカからダウンタウンへはフリーウェイ。
アメリカのは広い。4〜5車線あたかも?そしてお金は要らない。
でも交通渋滞あるみたい。さすが、車なしでは不便なLA。
ホテルでくまちゃんと待ち合わせしている。ロビーが一番確実だから。
3時に待ち合わせ。少し遅れてカオルは到着。
ロビーのソファにくまちゃんが!「ひさしぶり〜!!!」
でもカオルは、帰りのホテルやお迎えのハナシを聞かないと行けないので
まだガイドさんについて質問。
ガイドさんがホテルのヒトと話しているけど、日本人同士なのに英語でしゃべってる!?どうして〜?
後でくまちゃん達に聞くところによると、日本語でしゃべるより単刀直入で良いらしい・・・。
くまちゃんはロビーで知らない外国の人としゃべってる。と
思ったら、なんと日本人のオトコの子でくまちゃんのメールフレンドだとか。
日本人には思えないほどの大きな子で、名前はあつし君。
くまちゃんはここにくる前に、あつし君にお世話になっていたそう。
そして、カオルとの待ち合わせに付き合って、長い時間待っていてくれたのだそう。
これから、用事がなかったら一緒に・・・ということになる。
そして車でメルローズへ。
どこに行きたい?ときかれてダウンタウンを観光したいって言ったら
何もないとか言われた・・・。
なのであつし君におまかせして、メルローズへ。
カオルはなんだか時差ぼけして、変な時間なのにお腹が減ってしまった。
いきなり食べにお店に入る。
今考えたら、一番普通のアメリカ(!?)のお店だったような。
ビバリーヒルズ青春白書にでてきそうな(ピーチピットみたいな)とこだった。
ホットドッグとレモネード。
注文はあつし君とくまちゃん頼み。
「一番クールな通り」と観光案内に書いていましたが、
カオルが感心するのは、横道にそれたところにある”普通のお家”。
そこで写真なんか撮ったりして。
「なんでも感激できてイイネ。」と4つも下のあつし君に言われる・・・。
撮影隊をはじめて見る。映画のよう・・・。あつし君が聞いてくれた。
その後は、ロデオドライブ〜!!
高級ブランドが揃ってる通り。
ここは、大きい通りから外れたとこに、いっぱい行きたいお店があるの。
でも、時間が遅くて閉ってた。またくるもん。
グッチとかのお店に入る?と聞かれましたが、買う気もないしお店に入るのに
ふさわしくない格好なので辞めました。
映画「プリティ・ウーマン」で使われていたホテルを見る。
これが〜。そうか〜。映画の街ね〜。
とかって歩いてたらまた撮影隊に会う。さすがLA。
夕飯の時間、お寿司を食べたいというくまちゃんの意見は却下。
メキシコ料理?中華?アメリカのご飯てどんなの?
イロイロ意見は出たけど、中間をとって(?)台湾料理のお店に。
場所は車でかなり移動したからわかりません。
鉄板焼きとしゃぶしゃぶを同じ鍋でするような料理。あつし君オススメ。
タレが不思議とおいしかった。形容しにくい味ですが。
きっと台湾のヒト達ばっかりくるようで、向こうの言葉で話し掛けられる。
でも、アジア系の人の方がカオルは安心出来る。
最後は雑炊を作る。これって日本人しかしないのか、変な顔して見られるし。
でも、おいしかったんだも〜ん。
ハプニング その一
朝、最初のホテルをでてハリウッドのホテルへ向かう。
くまちゃんの旅のスタイルに合わせて、バスで行く事に。
ホテルで教えてもらったとおりにバス停へ向かう。
もちろんスーツケースを押して。
バス停に向かっているけれど、だんだん怪しい雰囲気。みんなが見ているように思う。
アメリカンじゃない感じの人たちばかり。少しドキドキ。
黒人のお姉さんに話し掛けられる。
「〜〜〜」カオル解からない。「ハリーアップ ゴー アウェイ!!」だけ解かる。
なんって言ってたの、くまちゃん?
「この辺りは治安が良くないのに、そんな荷物持ってたら目だって仕方がない。
早くここから出なさい!!て言ってた・・・。ついでにバス停も教えてくれた。」
バス停で待っている。なにかオトコのヒトが話しかけてくる。
なんて、くまちゃん??「クスリ売りに来た。」
クスリっていわゆるドラッグ?カオル生きてここから出れないかも〜!!
タクシー乗ろう、くまちゃん。
「日本みたいに、流しのタクシーなんてないよ。」
イヤ〜、早くバス来て!!
と願ったらやっと来た。良かった。ホント良かった。
見た目、冷静。だけど、しゃべってる内容・心の中はビクビクの30分でした。
ハプニング その二
バスからハリウッドサインを見てホクホク。
マンズ・チャイニーズシアターの近くで降りる。
ホテルは、チャイニーズシアターの裏手にあって、徒歩5分ほど。
くまちゃんに予約してもらってるので、控えを確認していざチェック・イン。
ホテルって言っても、小さい。
英語で何やらやりとり。
予約が入ってない、みたいな感じのやりとりをしてる。どうして??
くまちゃんが必死になって、もちろん英語で怒っている。
「間違いなく予約して、予約番号ももらってるのに!!」ってな感じ。だと思う。
でも、予約番号は、そこのホテルが出してるものじゃないらしい。
「OK。じゃあ、うちは今日はイッパイだから、君たちの今日の泊るところを探してあげる。
だから、ご飯でも食べて来なさい。一時間後に帰っておいで。」と言ってくれた。
けど、治安の良くないLAで、泊るとこがなかったら・・・。
心配・不安、その他イロイロで、どうしようもない気分。
くまちゃんが、「絶対、間違いないねん!!スーツケースにTELしながら、書いたメモあるし。もう一回見る!!」
と言ってフロントでスーツケースを開けてメモを出す。
「あ!」と言ったきり、英語でホテルのヒトにハナシしに行ってしまう。
何?どうしたん、くまちゃん!!
「ホテルの名前とTEL番号間違えて写してる・・・。2つ隣のホテルやって・・・。」
え〜〜!!なんじゃそら。
ごめんなさい、ホテルのお兄さん。
「こっちのホテルの方が良いのに。ちょうど、チェック・アウトした部屋があるから、見せてあげる。」
てなことになり、連れて行ってくれた。
良いお部屋。
「ここにはプールもあるし、使いにおいで。」とまで言ってくれる。
お騒がせしたのに。
ごめんなさいをして、私たちの本当のホテルへ行く。
その間、約1時間半。長い。
くまちゃんは、普段そんな風に強くでることはない。
カオルがいるから、すごく頑張ってくれたの。ありがとう。
でも、そそっかしいぞ。くまちゃん。そこが、くまちゃんらしかったりもしますが。
自分達のホテルに落ち着きいざお買い物へ。
その前に腹ごしらえ。マンズ・チャイニーズ・シアターの向かいにある
ハンバーガーのお店へ。
さて、移動。もちろんバス。
乗り換え間違いをしながらも目的地、ロデオドライブへ。
カオルとくまちゃんがみたいのは、高級ブランドでは無しに
GAPとかBABNANARIPABURICとかの普段着に着れるアメリカン・ブランド。
大通りから少し入ったとこにある。
バーゲンしていた白いシンプルなシャツと姉へのお土産のバーゲンしていたアクセサリー、
ニットのワンピ、会社の人たちのお土産にグリーティングカードを買った。
なぜか気に入ったぬいぐるみも。
ケーキやさんへ食べに入る。
めちゃめちゃ大きなチーズケーキ!!その上に生クリームがげんこつくらいの大きさで2個!!
食べきれないカオルの横で、くまちゃんはぺロリ。さすが。
お昼過ぎから夕方までお買い物をして帰る事に。
夕御飯はどうする??
パンでも買って帰ろうか。
ガイドブックに、テイクアウトのサンドイッチやさん発見。それ!決めた。
お店のヒトに、注文。中身は何の具がいい?わからなさそうな顔をしていたら、味見を全種類させてくれた。
どれもおいしい。ターキー・コーンドビーフ・チキン・ローストビーフ・・・
一つ決めて、「半分に切ってね。」と頼む。かなり大きいのでこれで十分。
帰りにスーパーによって、ジュースやヨーグルトや果物を買おうというハナシをしていると
「すいません。日本人の方ですか?」と日本人の高校生ぐらいのオトコノ子に話し掛けられる。
どうやら一人旅でこの辺りのお店は高いので、安い食べ物やさんを探しているらしい・・・。
でも、カオル達も旅行者。
そのお店もやっとの事で見つけたのだから、それ以上に安いところは・・・。
でも、知ってる限りの情報は伝える。
「ありがとうございました。」と一人また行ってしまった。
あの時の彼はどうしたのかな。
カオルがこの旅で、絶対にはずせなかったユニバーサル・スタジオ。
朝、TVの天気予報を見て
「今日は暑いで。ショートパンツ持ってたらそのほうが良い。」と言われてそうする事に。
でも、しわくちゃ。
「大丈夫、アメリカンはそんな事きにしないから。」
と分けわからん事を言われながらも納得してしまう、カオル。
また、バスに乗って行く。ハリウッドからわりに近い。
20分くらい。
無料のシャトルバスに乗り継いで、10分弱。
あれ、入り口どこ〜。と言いながら飲み物を買う。
入り口の向かって歩いてると、ドラキュラが直線に歩き、直角に曲がりながらも
フラフラしていたので写真一緒にとってもらう。
なんか恐いオーラが・・・。でも出来るの楽しみ。
入り口で、日本人のヒトには「アーユージャパニーズ?」と聞いてくれて日本語のパンフレットをもらってるのを見た。
のに、カオルはもらえなかった。まあ、くまちゃんがいてるしいいや。
「あれ!?日本語パンフレットもらえへんかったの?日本人のおばちゃんもらってたけど。」
くまちゃんわかるでしょ?
「わかるから・・・まあ、いいか。でも、私も聞いてもらってないなあ・・・。」
いいやん〜。最初はどこ行こう。「バック・トウ・ザ・フューチャー」かしら。
デロリアンの前で写真撮りたいね〜。なんて言ってたら
「シャッター押してください。」と日本人のオンナの子に英語で(??)ハナシかけられた。
何故かくまちゃんは英語で返し、シャッターを押してました。
「私たちも撮ってもらおう!」と言ったカオルの言葉を聞いて、彼女達が小さな声で
「日本人やってんや。」と言ったのが聞こえた・・・。
どこの国のヒトだと思ったの?
それで、カオル達日本語パンフレットもらえなかったの〜。ショック〜。
この格好のせい?顔のせい?
それからいろんなアトラクションに行きまくり。
暑さのせいでクタクタ。
アトラクション待ってる間は、上から霧の様に水が降ってくるようになってる。
湿気がなく、暑いからそれを浴びてもすぐ乾くのね。
一押しはね、やっぱり「ジェラシック・パーク」。びちょびちょになるけどね。
ここでのお土産は、自分におさるのジョージの絵葉書を買い込む。
ジョージがいっぱい。さすが、母国。
明日はどうしよう?と言う事になり
初日に会ったあつし君へTEL。
ホテルのTELがどうやら壊れていて通じない。
向かいのホリデイ・イン ハリウッドのホテルでかける。
留守電。
その間、そこのコインランドリーにこっそり行ってお洗濯。
そこもかなりねばったが、時間切れになり
通りのTELで。でも、なんか壊れてるみたい。
そんな時、オンナの子が夜遅くの帰宅。12時近く。
言葉はまったく分からないが、「こんなに遅くまで!もう、家には入れません!!」てな感じで
入れてもらえず。なにか、オンナの子が叫んでどこかへ行ってしまった。
アパートと並んでいるところだけに、そんな光景もみれたのかも。
日本もアメリカも一緒なのね。
結局、フロントの業務用のTELをかけて通じる。
明日、付き合ってくれる事に。
お昼前に、あつし君に拾ってもらう。
くまちゃんの希望でUCLAへ。購買部でUCLAグッズが買いたいらしい。
大学構内が広い事にビックリ。って全部は見てないけど。
大きな駐車場がある。大学にこんなに?と日本人ではビックリするくらい。
購買部も大きい。本屋は別にある。
大学生といっぱいすれ違うけれど、カオルも十分学生って言っても通じそう。童顔だから。
そこで、課のヒトにペンのお土産を買った。
たばこ吸う人少ないので、実用的なのが良い。
大学の近くの町で少しフラフラ。
アメリカで流行ってるぬいぐるみのハナシになる。
それ!カオル持ってる。お土産のもらったの。流行ってるんだ。
そこから、ショッピングセンターにひとつよりサンタモニカへ。
サンタモニカは気持ちがいい。おもわず、「来て来て来て来て、サンタモ〜ニカ〜♪」と歌っていたら
あつし君が「何ですかその歌?」の一言。年代が違うのね。
夕飯にイタ飯をあつし君におごる。そこで、この旅初めてのアルコール。ワインを飲む。
良い気持ちになり、ビーチが見える遊歩道のようなところでサンセットを見る。
言葉に出来ないくらい、きれいだった。
近くにある遊園地、サンタモニカ・ピアがライトアップされてくる。きれい。
3人のサンタモニカのBGMは、サザンだった。
カオル、飛行機の中で聞いてたからなあ。よけいにね。
その中で、どれ?でもめる。どれだろうね。
次の日、サンタモニカから少し離れたホテルから
またまたバスでサンタモニカに行く。
結構簡単に行けた。
今日は、くまちゃんのメールともだちの
サムとその彼女ナオミさんと会う約束。
会うまでにお買い物。そしてお昼。バーガーキングでハンバーガー。
マクドナルドも近くにあったけど、大阪にはないところに行きたくて。
すぐに待ち合わせ場所まで行く。
そこはホリデイ・インだったような。今回よくお世話になる。
車でお迎えがくる。4人でサンタモニカをショッピング&サンタモニカ・ピア方面に行く事に。
サムは学生で結構シャイ。
ナオミさんは、ハワイアンと日本人のハーフで日本語ペラペラ。ラッキー。
小さな頃たまに日本に来る事があったそう。
お母さんは関東方面出身らしく、カオルの言葉(関西弁)を
「歌うようにハナシするのね。」といわれる。
サンタモニカ・ピアは、海の上にあるので散歩だけでも良い気持ち〜!!
海がすごく蒼い。ビーチが広い。風がベタベタしない。
最高!!
車に戻る為にショッピングセンターを通った時、あまりにものどが渇いて
レモネードを買いに行きました。カオル一人で。
初めてかも!?
メニュー指差して「ディス ワン、プリーズ。」「スモール オア ラージ?」「スモール プリーズ。」
だけだったが、通じてうれしい。その分おいしく感じる。単純カオル。
レモネード、見た目からおいしそうだけど、見かけたら絶対飲んでみて!!
忘れられないくらいおいしいから〜。
サムたちに送ってもらって、初日のホテルに到着。
一通り見学して帰ってしまう・・・。遠いのに寄ってくれてありがとう。
くまちゃんに「もう少しこっちにいたらいいのに・・・」と言われ少し淋しくなる・・・。
最後の夜だし、遅くまでハナシしようとしてたのに
くまちゃんはヘトヘトだったみたいで寝ちゃう。
寂しい。名残惜しい。もう少しアメリカを感じていたい。
窓を開けて暗い外を見てみる。
スーツケースを片付けながら、もう一度ガイドブックを見てみる。
TVをつけてみる。何言ってるのかわからないけど、静かすぎるよりいい。
そしたら、くまちゃんがガバッと起きて、
「何見てるの?」
いやあ、つけてるだけ・・・。
「あ、そう。そうやんな。」と言ってまた寝てしまった。
そりゃ、カオル英語嫌いだけど。そんなに驚かなくても。
朝。近くのカフェでパンと紅茶。
オープンカフェ。大きなビルが並ぶ中で。なんだか不思議。
紅茶を頼むとき、ダージリンをお願いしたら、カオルの英語が通じない!
ごめんねえ。イッパイヒト並んじゃって・・・。
最後の最後まで、大きな飲み物で苦労する。飲みきれない。
食べてると「お嬢さんたち、どこから着たの?」と日本語が。
日本人のおじさんが声をかけてくれたのだ。
くまちゃんはオレゴンと言えば良いのか、大阪と言えば良いのかで返事に詰まっている。
「大阪からです。」
少しの会話でお別れだったけれど。きっと、LAで住んでいるおじさんだと思う。
声をかけてくれてありがとう。
それから短い時間で、ホテル周辺を撮影会。
変な動きのカオル達に、バスを待ってる黒人のお兄さんが、ほほえましそうな顔をしていた。
ハズカシイ。
お迎えがロビーに来る。
くまちゃんとお別れの時間。
カオルと会う前に2度も財布を落としているくまちゃん。
「財布だけは、気をつけて〜。イヤ、危ないところにも気をつけて〜。」
ひとりJTBのバスに乗る。
どんどん他のホテルから乗ってくるけど、あたりまえだが一人なのはカオルだけ。
その寂しさと、帰りたくない寂しさ。
そして、帰ると嫌な事が待ってるのもあってかなりブルー・・・。
添乗員のおじさんは、おしゃべり上手で空港に向かいながらかなりのハナシをされた。
LAは砂漠を人工の手を加えて、こんな大きな街にしたと言う事。
そんな国を相手に戦争をしていたと言う事実。幼かった自分が感じた戦争のハナシ。
何があっても、どんな理由でも、戦争はしてはいけないこと。
人生一度きりだから、我慢して生きる事はない。好きな事をしてほしい。思ったとうり生きて欲しい。
そんなハナシをされて、涙があふれる。
さあ、空港に着いた。しっかりしなくちゃ。
チェックインして、荷物を預けて、チケットをもらって。
さあ、後は自由です。乗り遅れのないように。と言われ解散。
お土産買わなくちゃ。
その前に、トイレに行きその近くの売店によると、さっきの添乗員さんが!!
写真を撮りたかったので、声をかけて撮ってもらいました。
それから少しおハナシ。
LAはどうだったか。
良かった!と言ったら「ぜひ、また来いよな。」と、添乗員としてではなくLA好きのヒトとして誘うと言われた。
「許されるなら、自分の好きな事をして生きるのがいい。」とまた先ほどのハナシ。
泣きそうになってきたところで、「お土産まだじゃないですか?おじさん、ハナシ長いからこれくらいで。じゃあ。」
といって握手して別れた。
空港ロビーの入り口で撮影隊がまたもやいた。
最後だし、撮影の準備だけど写真に収めておこう。
怒られたらどうしようとか心配しながら、ビクビクして写真を一枚。
撮った事には怒られなかったけど、じゃまだったみたい。ゴメンナサイ。
搭乗口まで行くと、椅子にいっぱいヒトが・・・。
座るところを探すのも面倒だったから、自分の乗る飛行機とかを撮っていた。
そんな変なカオルは、目立ったみたいで
行きしな隣だったおばさん家族が、カオルに手を振ってくれてる。
急いで行くと、「帰りの便も一緒だって言ってたから〜。探せるかな〜って言ってたの。会えて良かったわ。どうだった?」
おばさん達とおハナシしてココロが平常心に戻ってきた。
楽しい事ってすごい。
搭乗が始まると、やはり席は離れているのでお別れ。
ひとりになると、さっきまでの涙が戻ってくる。
どうやらとなりは、日本人じゃない。気楽だ。と思ったら止まらなくなる。
楽しい思いをした事に感動して。そして、おじさんの言葉に今の自分を重ねて。
色んなおもいで、涙があふれる。
気持ちを整理する為に、さっき別れたくまちゃんに手紙を書く。
そうしたら、不思議と落ち着きを取り戻し、今度は退屈が襲ってきた。
ごはんも食べて、歌とかも聴いて。
寝れないし、する事ないし、映画でも見ようか。
そんな時に、隣のオンナの子2人が声をかけてくれた。
どうやら、韓国の子らしい。
グミを一緒に食べませんか?と言ってくれてる。喜んで頂き、そこからおハナシが・・・。
大阪で飛行機を乗り換えて帰るそう。それで、ついでに一泊するという。
時間はないけど、大阪は梅田と難波のどっちがいいか?と質問。
観光?買い物?
観光なら、見た目がおもしろい街、難波〜心斎橋をおすすめ。
乗り換えの方法、電車の所要時間、歩いてどれくらいか、等。
つたない英語で。というか単語でやりとり。
水の値段は?運賃はいくら?のお答えに「とっても高い!!」
でもね、水はきっと水道水飲めるよ〜とは、教えてあげられなかった。
2階の一番後ろに座っていたカオル達の後ろには、
サービスする為のドリンクが置いてあり
彼女達は、おもむろに水に手を伸ばし自分の持っていた
ペットボトルに入れ始めた。
スチュワーデスさんに胃薬もらって、ワインを頼んで鞄に入れる。
あきれるより、逞しさを感じてしまう。
自分達のハナシになる。
すると、単語じゃすまなくなる・・・。
どんな仕事してるの?え〜っと・・・。
ありがとうがざいますと、ありがとうございましたはどう違うの?ええ〜っと・・・。
一人で旅行してたの?えええ〜っと・・・。
お互いの名前、住所、メールアドレスの交換をしていたら
あっという間に大阪に着いた。
その子達とはもう一度会う事になる。
その時は、そんな事など思いもしないで写真を撮って別れた。
その、おハナシは韓国の旅行を見てね!
この旅でお世話になったヒト、みんなにありがとうを言いたい。
海外旅行をしていて、自分の悩みがちっぽけな事だと思った・・・。とは
よく聞いたけれど、そうは思わなかった。
この悩み、自分で解決するしかない。
でも、その代わりに、いろな考え方をしたヒトに出会ったのが
カオルにとって良かった事。
そんな生き方が出来るのかとか、ヒトに対してそんなに優しくなれるのかとか。
本当にありがとう。
みんながいたから、笑顔で楽しかった旅と言えます。
悩んだ時期、良い経験をさせてもらってありがとう。
今回も、また行きたい!と思うような良い旅でした。