診ん太とお勉強?しましょ!
第一回「血清反応陰性脊椎関節症」
Chapter:3

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こんにちわ、診ん太です
第1回は「血清(リウマチ)反応陰性脊椎関節症(炎)の病状と医療現状」についてのお勉強です


診ん太>「血清反応陰性脊椎関節症」って知ってますか?
あゆみ>漢字ばっかりでわかんなーい"r(^┰^;)***
診ん太>じゃー、みん太が分かりやすく教えてあげましょう^^
あゆみ>は-い(^O^")/みん太先生

診ん太>慢性関節リウマチの特異的検査である血清リウマチ反応が陰性である疾患群
      まとめて「血清反応陰性脊椎関節症」と呼ぶんだよ。
あゆみ>みん太先生、質問デス(ノ'-^)-☆
      「血清反応陰性性脊椎関節症ってなんですか?」
診ん太>乾癬性関節炎・強直性脊椎炎・ライター症候群・掌蹠膿庖症性骨関節炎等
      の関節症を伴う病気は慢性関節リウマチの原因因子「リウマトイド因子」
      が陰性(簡単に言うと因子が少ない)なので、そう頭に付けて呼ぶんだよ。    

      じゃー、あゆちゃんにも分かるようにみん太の病状と脊椎炎療養の手引きを参考に
      初期診断の現状と心構えを、少しお話しようか!
     まず発症箇所には個々によって多少異なるのケースもあるからね。理解してネ(-_^)

「一般的には、乾癬性関節炎(関節症性乾癬)の場合30才以降から好発し発症率に大きな性別は無いとされています。しかし、その病気の初期症状を無知識な段階で関節症として自覚できる人が、何人いるかには多少なりの疑問を持ち、また、適切な診断を出せる医師が少ない事も加味すれば、もっと早い年代での発病も決して少ないとは云えない気がします。
関節症への知識を多少なりとも持つ事によって早い段階での治療に入れるなら、病状を完全に抑える事は無理としても、軽症の段階でその進行を遅らせる事は現医療体制の中では、可能だと私は考えます
そのためにも尋常性乾癬患者および関節症予備軍的症状を自覚している人には、その初期段階での変異に気をつけて見てほしいと考えます。」
 診ん太>あゆちゃん、ここまでわかったかな?
あゆみ>うん(^_^)
「自分の体に異変があれば担当医に相談したり早い段階に病院に行ったほうがいいよ^^」
     と言うことですね
診ん太>(゜_゜)(。_。)(゜_゜)(。_。) ウンウン 
      じゃー次いくよ。寝ちゃダメだよ!

「発症はリウマチで代表されるような手の指関節以外にも、仙腸関節、肩関節、膝、手首、脊椎、足の指からの疼痛や腫脹すなわち関節炎で始まる場所も多いようです。非常にまちまちな病像を呈するのが特徴と言え、寝こんでしまうほどの激痛があったかと思うと数日後にはケロッとしてしまうというのも、これらの病気の特徴かもしれません。
私が二十歳前後の時、右足に激痛発作が起こったときなど、一歩を踏み出すのに5分くらいかかった時もありましたが症状が治まると走る事さえ平気なまでになることもありました。
別の例では激痛のため救急車で病院へ搬送されてもレントゲンやMRIで何の異常も出ないため診断がつかず、「様子を見ましょう!」で、終わるなんてケースもあります。
このような状態を繰り返す場合、病院によっては「心身症」「ヒステリー」あるいは「怠け者」などと指摘や誤解をされて苦しむ患者さんが多い事も事実であり不幸な事です
実際、特に治療もなく数日のうちに治ってしまうのを経験すると、患者本人も次回からは、しばらく様子を見ようという気持ちになるのが普通で、病院もこの時期での積極的治療はない訳ですので、しばらく放置されてしまう事が実情です。
本当は、症状がなくとも、診断がつくまで検査して、診断がついてからは、患者へ十分な病状説明生活や運動指導などがなされていく事がベストなのでしょうが!?

診ん太>ん??? あゆちゃん、ついてきてるかな?!
あゆみ>( ̄O ̄)(−.−)(_ _).zZ
診ん太>(^_^;)\('_') おいおい  ○o。(_ _*)ヾ(T0T )寝るなぁぁぁぁぁ!!
あゆみ>( ̄¬ ̄) あ・・・・あゆ、がんばる p(^^)g  次、すすめて!
診ん太>(´へ`;)はぁ じゃーしっかり聞いてね
「 さて、痛みの始まりですが、ある日突然痛み出し、朝に強く、安静によっても軽快せず、むしろ運動した方が軽くなる場合もあるようです。
また、関節以外の症状では、坐骨神経痛、肋間神経痛、アキレス腱の踵骨(しょうこつ)への付着部分すなわち「カカト」の痛みなどを訴えるケースもあります。
経験上、坐骨神経痛、肋間神経痛は、仙腸関節や胸骨への炎症が始まって起こっている可能性がありますので、その症状経過には注意も必要かと思います。」
 あゆみ>(^_^)3 ふむふむ。
診ん太>・・・・・・ヾ(^-^) ヨシヨシ!
「ただ、一度炎症が起こって疼痛や腫脹が発生したからと言っても、その関節が必ず変形するという訳ではなく、一時は激痛があっても一定の期間後、なんら機能障害を残さないまま治るとういうことも少なくありません。一過性の炎症は50〜80%に起こるとも言われますが、レントゲン写真で明かな変化が見られるほどの病状を呈するものは20%以下に過ぎないという報告もあります。また、発生後10年経過しても、レントゲン写真で異常が見られなければ、その後は罹患しないいう説もあります。私も、数年前に顎関節に痛みを覚えた時期がありましたが、いまは別段症状もなく口の開閉に問題ありません。

余談ですが、足がしびれてきたとか尿が出にくくなった、あるいは血尿が出たといった場合には、別の病気も考えられるので注意が必要だそうです。
 
あゆみ>みん太先生!他の病気も一緒におこるかも?と言うことですか?
診ん太>そう言うこともありえるので
「いかに日常の健康管理を含め自身の病気の観察をおこたらないように!」
ってこと
です。
あゆみ> (-o-)/は-い  観察しまーす( '_')
診ん太> ・・・・・・・(´へ`;)はぁ
「血清反応陰性脊椎関節症では、足や膝あるいは指や手の関節の痛みや腫れが急激に起こる「急性関節炎」での発症もあるそうです。場合によっては高熱が出ることもあり、その際の炎症症状の激しさは、ベテランの医師でさえも「化膿性関節炎」や「痛風性関節炎」と見間違う場合もあるそうです。このような関節炎で膿も出ず、関節液を検査しても細菌が検出されず、また痛風に特徴的な血中尿酸値の高値も認められない場合で、尋常性乾癬を発症しているのなら「乾癬性関節炎」を疑う必要があることでしょう。
残念な事は、このような状況で発症した場合には、診察した医師に同様症例の経験がない限り、正しい診断を下されない事がほとんどだそうです。ある調査では、最初の診察した医師のところで、「関節症」と診断がついたケースは6%程度に過ぎなかったという報告もされています。 」
あゆみ> ?(^∇^;)えええええ〜 6%って少なすぎ〜
診ん太>ですから症状の変化がある度に医師に訴えて、こまめに検査したりたえず医師
     
との対話を心がけるべきだと言うことです
あゆみ>めんどうだなぁ〜
診ん太>「乾癬性関節炎」と診断されてからの「治療」とされる前の「予防」とでは大きく
     
違う
んですよ
      いままでの説明でわかるよね?!
あゆみ>は-い(^O^")/ 予防は最大の防御なり!ってね ((^┰^))ゞ テヘヘ  

「当初の診断名として「腰痛症」や「坐骨神経痛」「椎間板ヘルニア」と診断された例もあり、たしかに同様に血沈やCRPなどの血液炎症反応の亢進がありますから仕方がないことかもしれません。初期レントゲン写真判断でも、「骨・関節結核」「慢性関節リウマチ」と診断が下されるのも多いそうです。」

ただ、注意したい事は、このような診断の遅れは、確かに患者の肉体的・精神的苦痛を招くかもしれませんが、極端に言えば「癌」とは異なり、確定診断が遅れたからといってその事ばかり固執して医師を恨むようなことは、療養上そして精神衛生上も決して良い事
ではありません。
診断が確定した段階以降、医師と相談の上、より良い治療方法を探してくださる事を希望します

診ん太>よーし、ここらで休憩しようか?!
あゆみ>ヾ(@⌒▽⌒@)/わ-い! -y(^。^).。oO○ぷはぁ
診ん太>(・_・)ヾ(^^;  オイオイ
「さて、初診ですが、ほとんどが関節に係わるものですので、整形外科医を選択することが多いようです。事実、脊椎ならびに関節の主たる病変となる病気といえますので、やはり整形外科医が第一選択となるでしょう。
ただ、整形外科医というのは「外科」という言葉が示す通り手術をすることが多い医師ですので、乾癬性関節炎では手術が必要となることは稀で、ほとんどが薬物を主体とした保存的治療に終始することになり
また他の臓器の合併症がでる可能性もあることも考えると、リウマチ性疾患の診療経験が豊富な内科医がいれば、こちらの方が適任と言えるかも知れません。
実際問題としては、日本においては、伝統的に整形外科医の方が、より多く「関節症患者」の診療にあたっているようです。
結論的には、普段の診察は、整形外科医か内科医で、いずれにしてもリウマチ性疾患を得意とする
経験豊富な医師によってなされることが望ましい
ことです。
 あゆみ>じゃー、あゆも最近関節が痛いので整形外科で診てもらったらいいんですよね
診ん太>あゆちゃんは大学病院に通院してたんだよね
      じゃー、皮膚科の担当医から整形にカルテを回してもらったらいいよ
      担当医に症状を話しておいたらスムーズに診察が受けられるよ^^

さらに、よく話しを聞いてくれて、また質問に対して親身になって丁寧に答えてくれる医師が良い
というのは関節症に限らず、すべての疾患に言えることでしょう

あゆみ>そうだよね〜、なかなか良い医者っていないよね・・・
診ん太>良い医者にめぐり合うことも大切なことだとは思いますが、医者にばかり頼らず
     患者自身も知識を学び、もっと積極的に乾癬と向かい合ったらきっと今よりいい

     
結果がでると思うんだけどなぁ〜。さぁ、最後お話をするからね!いいかな、あゆちゃん
あゆみ> φ(.. ) めもめも

日本においては、経験豊富な専門医は、まだまだ少ないのが現状です。従って、初期診断や治療方針決定、その後3〜6ケ月おきの経過観察のため専門医の診察を受け、その間はその専門医からの紹介・指導のもと、身近なホームドクターに日常生活指導、そして投薬をしてもらうといった形が理想的な受診形態と言えるかも知れません。
なお、リウマチ認定医は制度化されており、全国にリウマチ認定医はたくさんいます
一般の医師よりは関節症に関しても比較的詳しいはずですので、医療機関に予め問い合わせをして、とりあえずこれらのリウマチ認定医を尋ねていくことも大切でしょう。

最後に、患者本人が関節症の可能性が自覚された時点での心の持ちようですが、「なぜ私が!」とか「これからの人生をどうすれば」とかの考えは、その後の治療方針考える上でも、自分の取り組み方の上でも、精神衛生上非常に良くない事です。
気持ちはよくわかりますが、家族の支えや、医師の協力を信じ、決して死にいたる病気ではない事も自覚し、治療に取り組んでくださる事を希望します。

(参考:作者本人の経験/脊椎炎療養の手引き)