診ん太とお勉強?しましょ!
第二回「NSADIsの服用方法や長期使用」
Chapter:3
みなさん、(*^◯^*)こんにちわ♪
今回は常日頃わたしが疑問に思っていることをお話します
♪第二回目のゲストは九州男児のいさお君です♪
おじゃまするでぇ〜 診ん太先生!!( ^O^)―O-|
|-O―(^O^ ) どーぞ!いさお君!
<診ん太の疑問>
みなさんは、日頃痛みが有っても無くても、「痛み止め」の服用をし続けますか?
「乾癬性関節炎」や「慢性関節リウマチ」などの療法では、免疫抑制剤や坑リウマチ剤など以外で痛みの軽減目的として、非ステロイド性坑消炎剤(NSAIDs )を服用するのが一般的な療法かと思うのですが・・・・・・
いさお君>わしは慢性疾患じゃけど、炎症症状つまり、疼痛や腫脹が激しくない時には、非ステロイド性坑消炎剤を
中止してええんかのぉ??
診ん太>・・・・・・・・・・・・・・・・
いさお君>どげぇしたん? (*゜▽゜*)? 迷っちょるんか?
診ん太>医師でさえも迷うことがありますが、明らかな関節症であり、炎症反応の指標となる血沈やCRPも高値を
示しているのにある時期、薬なしでほとんど痛みを訴えないケースも度々あります。
そのような時に、副作用のある薬を使い続けることには疑問が湧くのは当然のことですね。
☆疼痛がなく表向き消炎鎮痛剤が不要といった病状でも、炎症すなわち病気は底の方でじわじわと燃え続けているのだから、その炎症を少しでも抑えておくため、あるいはそれ以上進行させないためにも薬は飲み続けるべきだという医師の意見もあります。
いさお君>診ん太先生!非ステロイド性坑消炎剤は、靱帯の骨化を抑制するという説もあるっち聞いたことが
あるんじゃが、ほしたら飲み続けた方が良いんと違うんかいのぉ?!
診ん太>いさお君が言ってることも一説にはあるが、果たして長期連用による「副作用」に眼をつぶってまで、
その効果は確実かどうか疑問だなあ。
☆最近では、非ステロイド性坑消炎剤の目的は関節症という病気を根本から治すのではなく、炎症症状の軽減が目的であるのだから、痛みや腫脹がなく、非ステロイド性坑消炎剤の助けを借りなくとも通常に生活を送れるという状態ならば、副作用のある薬をあえて使い続ける必要はないという意見の方が強くなっています。
診ん太>しかし!痛みのために、通常の活動ができないとか、安眠できないといった場合は、
薬の副作用に比べて、こちらのマイナス性の方がずっと大きくなりますので
この場合には躊躇なく使用すべきでしょう!!
診ん太>さて、ここで基本的なお話をしましょうか、いさお君!
いさお君>わしが田舎ぼーや思おてバカにしちょるんじゃろぉ?
診ん太>田舎は空気もおいしいし、私なんか田舎暮らしにあこがれますよ。
いさお君>都会ん人は、田舎がいいち言いながら都会にすんじょる。なしか!
診ん太>まぁまぁ、いさお君、お話続けるよ(^^ゞ
くそガキが(-。-) ブツブツブツ
診ん太>関節症に対して使われる坑消炎剤は分かるよね。
いさお君>バカにしよるんか!頭痛や腰痛や生理痛に使われるものと基本的には同じものじゃろぉが!
診ん太>そうだね。ただこれらの薬には、同時に解熱作用もあり、発熱時の解熱剤としてよく使われる
くらいですので、消炎鎮痛の目的で最初に服用した時に一気に体温が下がる危険性もある
ので注意が必要ですよ。
☆ただし、塩基性のものは(ソランタール、ペントイルなど)このような作用が弱いとされています。古典的なアスピリンなどは、抗血栓剤として心筋梗塞や脳梗塞の再発予防などにも使われているそうです。非ステロイド性坑消炎剤には多くの種類があり、ほぼ同じ性質を持ったいくつかのグル−プに分けられます。これらの中でも、人によって効く効かないの差があり、また同じ人でも、続けて使っていると効きが悪くなることがあったり、しばらく休んでからまた使うと再び効果が出るといったこともありますので、まず!ご自身の体質、あるいは関節症の性質等々その時の病状に合った薬を探すことがもっとも大切なことになるかと考えます。
いさお君>(~へ~)う-ん 探すと言ってもわしゃぁ人探しなら得意なんじゃが・・・薬探しはわからんでぇ
診ん太>もちろん、いさお君と担当医がよく話し合うことが前提ですよ。最初は、比較的弱いそし
て副作用の少ない薬から始め、2〜3週間で効果を判定し、無効であったり副作用が
出たりすれば、別のグル−プの薬に変更して行き、いさお君に相性の良いすなわち
効果的で、できるだけ副作用が少ない薬を探せれば理想なのですが・・・
いさお君>昔、「フェニ−ルブタゾン」が効薬と聞いたことがあるんじゃが・・・
診ん太>たしかに、古くは「フェニ−ルブタゾン」が効薬ともされていましたが、これは副作用が強く、
より副作用が少なくて効果も勝るとも劣らない新しい薬がどんどん開発されてきたこともあって、
現在では、ごく限られたケースにしか使われなくなっています。
(たとえば、疼痛や炎症が非常に強い場合とか、他のすべての薬が無効な場合)
☆現在、有効例が多く、良く使われているのは、インドメタシン(商品名:インテバンなど)やアセメタシン(商品名:ランツジールなど)、ジクロフェナック(商品名:ボルタレンなど)、ロキソプロフェン(商品名:ロキソニン)などですが、これらが無効な人もいますし、その他のものでも十分に効果をあげているケースも多々あるそうです。
いさお君>(-o-)/診ん太先生!要するにその人に最も有用な(効果が強く副作用が少ない)ものを使う
ち言うことじゃないんかぇ〜。
診ん太>その通りです。非常に経過が長い病気ですので、薬も長期にわたって飲み続けなければならない
ことが少なくありません。従って、自分の飲んでいる薬の名前は勿論のこと、性質をもよく知っておく
ことが慢性疾患の患者にとっては大切なことと言えます。怪我をした時とか別の病気になった時
(カゼでも)、非ステロイド性坑消炎剤を解熱や消炎の目的で使うことが多いので、その場合には
薬が重複することになり、副作用の危険性が増すので注意が必要です!
日頃から、関節症に対して使っている薬の名前を覚えておいて、怪我や新たな病気の治療に
当たる場合、担当医に必ず申告しなければいけません!!
☆勿論、小児、そして薬を代謝する肝臓や排泄する腎臓の機能が落ちている高齢者では、薬の種類を限定し、量を減らす必要があります。過剰に副作用を恐れる必要もありませんが、副作用チェックは必ず行ってください。
1)数ヶ月に一度の血液や尿の検査を定期的に行うこと
2)1年に一度は症状がなくても胃の検査(レントゲン透視または内視鏡検査)を受けるのも必要
いさお君>わしゃぁ〜、ようならんかったら病院をころころ変えるんじゃが、ようないわな?!
診ん太>理由にもよるでしょうが薬に対する反応その他の事情を良く承知していてもらえるよう、同じ担当医に
ずっと診察をしてもらうことが望ましいと言えます!
<診ん太のまとめ>
要するに、その人に合った非ステロイド性坑消炎剤を適宜、適量、服用することが大切で、受診の都度、担当医に病状を報告し、患者自身が感じる薬の効果について伝えることが大切であり、それにより担当医に薬を加減してもらうべきかも知れません。
突発的な副作用が出たのでない限り、あるいは特に「普段は朝晩1錠ずつ、特に痛む時は4時間あけてもう1錠まで」といったような細かい指示がない限り、自分で勝手に薬を増やしたり減らしたり、止めたりすることは決して勧められることではありません。医師と要相談ですね。
<追記>
乾癬性関節炎に限らずRAでも、ASでも、何十年と非ステロイド性坑消炎剤を飲み続けている人がいます。適切な投与法が行われていれば、ほとんど副作用なしに過ごせることも多く、副作用について過剰に不安を抱くことは良くありません。必要最低限の量を適切に使えばそれほど心配は要らないのでもありますから!!
★非ステロイド性坑消炎剤の種類や、その副作用は
お薬についてのコーナーで簡単に述べています
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