狂言日記
平成13年7月19日in南座
| 1 福部の神
2 新・夷毘沙門
3 仁王 |
南座狂言の会。今回は来洛座遊藝会の企画で行く人は全員浴衣で、そして南座の 桟敷席という豪華なセッティングをしていただきました。会場に行く前にボスの徹さん より団扇を1本取るようにいわれてとるとそこには[来洛座]の文字!!オリジナルの 団扇をつくられたとか。そしてその裏側には[茂山千三郎]のサインが!!! さぶさんのサイン入り団扇をいただいてしまいました(^^)v 茂山家の皆さんに団扇にサインを頂いたとか・・・。さすがは徹さん!! 皆でおそろいの団扇をもって会場の南座へ。そして初めて桟敷席をみてびっくり!! 一般の客席が舞台の正面を向いているに対して、桟敷席は横を向いてるんですね。 そして掘りごたつのように足を入れるところがある・・・。恐ろしく豪華。 狂言は南座の舞台装置を使ったりして今まで観たことのない狂言を観ることが できました。 福部の神では、鉢叩きの声がきれいにそろって踊りを踊る様に思わずみとれて しまった。途中宗彦さんのバチの先が飛んでしまうというハプニングもあり ちょっとヒヤヒヤした場面もありましたが、神様の千作さんが登場すると 幸せ〜な気持ちになりました。 新・夷毘沙門はもともとあるものを千之丞さんがアレンジされたもの。 有徳人が自分の娘がなかなか結婚しないので神様にお願いしたところ、なんと 夷様と毘沙門天様の二人の神様が娘の婿になってやろうと名乗りをあげる・・・。 というお話。 七五三さんが有徳人、娘役に逸平さん!の配役で「自分の娘のことを いうのもなんですが藤原紀香似の美人で〜」にはビックリ!! しかもその逸平さんの娘がまたすごい悪女!! 夷様のことも毘沙門天様のこともよくわからず、お父さんが「夷様の ことを知らないのか?」と聞くと「エビスビールなら毎日飲んでますが」 と返す。「毘沙門天さまのことは?」と聞くと「ポケモンならしっておりますが」 というはちゃめちゃな子(笑) くれぐれもお二人を怒らすではないぞという父の心配にも「怒らせるどころか 喜ばせてみせます」ってゆってましたね・・・。なんて悪い子だ。 二人の神様がお互いにお互いがどれほどすごい神様なのかということを 自慢しても娘には全くわからないらしく「わらわは国語力がないので 全く意味がわかりません」なんてこともゆっておりました。 しまいには「言葉ではいろいろ言っていてもやはり男の人はお金でございます。 私に宝物を下さい。」二人の神様は自分の持っている宝物をあげ、しまいには サマージャンボ宝くじが当たるようにしてあげる、とかTOTOが当たるように してあげるというところまで。最後には娘が地獄の閻魔大王にストーカーに あっているというと、地獄に行って話をつけてくる!と二人して地獄までいって しまいました。 宝物をたくさんもらって娘はニコニコその娘を見て父はビックリ!! 「そのうち一億円も手に入りますぞ」という娘のことばに・・・ 「私の娘は一億円もっている。。。」すばらしいオチでした。 仁王は参詣人のお願い事がいろいろかわるということで楽しみにしておりました。 千五郎さんのばくち打ちが仁王のフリをしてお供え物をいただこうと企むのですが、 仁王の構えのままフルフルしてたのが、非常にコミカル!!そしてその千五郎さん がわざと辛そうなところにお供え物をひっかける茂山家のみなさま・・・意地悪(笑) なにより友子のツボだったのが宗彦さんのお願い! 「漢字ドリルも一生懸命します!絵日記も毎日書きますので・・・夏休みを下さい!!」 やりましたなぁ。しかし、本気のお願いでしょうね。。。 正邦さんのお願いは「子供が授かりますように」茂さんは「お父さんがお酒を少し 控えてくれますように。」童司さんは「狂言が上手になれますように」 七五三さんは「不景気でも自分のブランドは売れますように」あきらさんは「祖父は 人間人間国宝、若手も人気があるが我々は世間で言う中間管理職!どうか我々も よろしく!」千之丞さんは「妻がなくなり、寂しくなってまいりました。髪の毛をはやして いただき、もう一度幸せを・・・」のようなカンジでした(^0^)皆さんジョークを交え 客席は常に爆笑でした!! 最後には足の悪い参詣人の千作さんが登場、足が治りますようにとお願いをするの ですが、そこで仁王がばくち打ちだとバレてしまう。。。狂言らしい終わり方でした。 終演後は茂山一門全員がそろって舞台にでてきてくださり、ご挨拶。 なんとも幸せなひとときを過ごすことができました。絶対来年も参加したいなぁ。 来年も桟敷席で座ることができたならもっと幸せだけど・・・ 今回はちょっと長めのレポでした。 |
平成13年7月13日(金)in京都中央信用金庫
| 1 萩大名 2 二人袴 |
中信宵山狂言会・・・。初めての場所なのでどういう所で狂言をしてくれるのかと 思っていたら・・・。本当に信用金庫のロビーで!! あとあと聞いたら机の上に舞台を作ったとのこと。もう10回以上されてるらしく、 時間前に並ぶお客さんがいっぱいいてました。 当日来られる予定のなかった千作さんが来てくれて、二つの狂言の後見を されていました。すばらしく豪華!! 席に座っていたら、テレビ局の人にインタビューみたいなものをうけました。 「情熱大陸」のスタッフの方々やったらしく、少し質問に答えましたが、きっと 映りはしないでしょう。NGワードもいったし(笑) 今回の狂言会でとても楽しみにしていたのはいっぺさんの二人袴・婿!! 今まで童司くんの婿しかみたことがなかったので嬉しかったです! いっぺさんの登場した瞬間後ろの席の方が「キャー!!」パチパチ。。。 人気者ですねぇ、やっぱり。 それで思ったのですが、やっぱり役者の方によって動きとかは結構違うんですね。 いっぺいさんの婿は表情がとっても豊かで可愛らしかったです〜。 |
平成13年6月24日(日)in京酒房 来洛座 THE MAIN BAR
| 1お食事会 2狂言のお話 3狂言「清水」 |
待ちに待ったBAR言!!実は初参加でした。5時30分開場なのですがその前に お客さんは並んでました。もちろん私も、時間より少し遅れてお店の中に案内されると いつものBARとはちょっと違う雰囲気。そわそわしていると役者の茂山正邦さん、 茂さん、逸平さんが入ってこられました。そして彼らも一緒にお食事。 来洛座はお料理もとってもおいしい!!私はグラタンと、鶏肉をあげたものが お気に入りでした(^0^)ローストビーフとか、湯葉を揚げたものとか出てくるなんて、 さすがただのBARじゃないですね(笑) お食事が終わったら、いよいよ狂言です。誰が「清水」をするのかは全く決めてなかった らしく、その場でジャンケンで決めていました。茂さん曰く、「いかに狂言師がすごいのか みなさんに見ていただこうと思いまして」だそうです。 そのジャンケンの結果、1番負けたの逸平さん。逸平さんは狂言はしなくて、正邦さんと 茂さんが準備をしている間、「清水」についての解説をしてくれました。 「清水」は周りの人がお茶会を披いているのがうらやましくなって、明日自分も披きたい と思う主人(正邦さん)と、その主人にお茶に使う良い水をとってこいと頼まれる 太郎冠者(茂さん) のお話。 夜になって急に水をくんでこいと言われても、今回取りに行ってしまったらまた別の時に またくんでこいと言われるに違いないと思って、どうしたら行かなくてもいいか考えます。 そうして考えたのが「鬼に襲われかけた」ということ。しかし芝居をしてみても主人は 疑っている様子、自ら見に行って来るといってしまいます。びっくりした太郎冠者は鬼の 面をつけて主人を驚かします。一度はビックリした主人も、上手く騙せたと思って調子 にのってきた太郎冠者がどんどんお願いをすることに疑問を感じてきて・・・。 最後にはもちろんバレてしまいました(笑) 失礼な話、狂言をするスペースは本当に狭いんです。だって50人くらいお客さんが いるわけですから。そのスペースをフルに使って、正邦さんと茂さんが演じてくれました。 本当に大きな声の響くこと!!あんなに贅沢な狂言鑑賞はしたことがありません!! 最後に「清水」という名前のイメージでBARのマスター徹さんがカクテルを作って、 その日に1番近いお誕生日の人にプレゼント♪♪とにかくすばらしかったです。 |
平成13年4月22日(日)inラブリーホール
| 1呼声 2二人袴 3新作「平中恋狂」 |
初めて狂言を観るという仕事場の先輩と一緒にいきました。 呼声はテンポがいいし、分かりやすいので好きです。居留守がばれているのに、 それに気づかず、騙せたと思ってる正邦さんの太郎冠者、おちゃめでした(笑) 1番印象に残ったのが二人袴。婿が童司さん、父にあきらさんと本当の 親子共演でした。舅のところへいく自分の息子を心配する父・・・まさに そのままと言う気がしてとても微笑ましかったです。 新作の「平中恋狂」は・・・、狂言のようで狂言ではない(笑)まだ観ていない方も いるかと思いますので、コメントは6月6日過ぎてから・・・。 とにもかくにも、先輩が喜んでくれてよかったです(^0^) |