月の欠片

 

 

いつも見てる 君の涙が

あの月のせいだと知った。

虚空に浮かぶ うつろな月に

あの悲惨な戦いを 重ね合わせているんだね。

 

もう やめて。

月を見て 涙を流すのは。

 

確かに僕はこう言った。

ただ 悲しんでくれればいいと・・・・・

でも

こんな形じゃない。

 

君にだけは 生きていて欲しいと思った。

生きていて欲しい と 願った。

生きて

未来を見て欲しい と

そして僕は誓ったんだ。

自分自身に

君を守り抜くんだ・・・・・と。

 

でも君はその瞳に

罪という意識を持ってしまった。

自分で自分を許せなくて、

傷ついて・・・・・

 

僕はこれで充分だよ

君が 僕のこと こんなにも近くに 憶えていてくれるから。

 

だから

いつまでも、僕は君の側にいるよ。

忘れないで。

 

 

 

月の欠片 振り払えばいい

引きずらないで

これからの 君と 僕の 未来のために

 

 

             碧月孤