こんばんは。TUMOです。

今宵語られる「J」伝説は実に心温まる一編となっております。
そう、それは昨今治安の荒廃が取り沙汰されるラグオルにおいて、
我が身を犠牲にする一人のフォースのヒューマンストーリー…
おっと!前置きはこのくらいにしておきましょう。
少々長いお話になりますが、どうぞ最後までお付き合い下さい。

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ラグオルの地には数々のモンスターが生息していますが、中には
我々冒険者の前になかなかその姿を現さないものもおります。
アル・ラッピー、ナルリリー、プイィスライム……
そう、そして森の蒼き大巨人「ヒルデブルー(以降、青ゴリ)」
もそのようなレアモンスターの中の一種です。

僕はその青ゴリ(以降、青木)に対して、人一倍思い入れが強く、
「いつか青木(やっぱ以降、青ゴリ)に一目会いたい!」
といつしか、心の中で強く思うようになりました。

そしてある日、その思いのたけを伝説のフォースJに相談したの
です。すると、Jは何故か少し困ったような顔をしながらも、僕
の青ゴリ探索の旅に快く同行してくれることになりました。

それからの毎日、僕達は青ゴリを求めて森を探索し続けました…
しかし、相手はその遭遇率の低さではラグオル屈指の青ゴリ…
そう簡単には僕達の前に姿を現してはくれません。連日に渡る森
探索の旅に疲れ果て、いつしか僕は夜、床についても青ゴリの夢
ばかり見るようになってしまいました。

そんなある日…
その日も僕は青ゴリ探しの旅を続けるべく、ラグオルの地に降り
立ったのです。しかし、その日に限っていつも居るはずのJの姿
がどこにも見当たらないのです。
仕方なく僕達はJ不在のまま、パーティを編成し、いつもの様に
青ゴリ探しの旅を始めました。

Jが不在であるため、森での戦闘にも戦力不足の感は否めません。
しかしながら、きっとその日の僕には幸運の神様がついていたので
しょう。パーティはいつにないスピードで敵モンスターを成敗して
いったのです。
そして、探索の旅も終盤に差し掛かった頃…
そう!! ついにその時は訪れたのです!!

僕の目の前には、何度となく夢に見た、あの青ゴリがその雄姿を
現したではありませんか!
僕は感動に震えながらも、無我夢中で武器を振り回し、なんとか
青ゴリを仕留めました。
そして、僕達の目の前には光り輝く「スペシャルウェポン」が!
すっかり有頂天になって、鑑定屋に走りこもうとする僕を、パー
ティメンバーの一人、"駄天使のYuz"が諌めました。
「そのSWはJと一緒に鑑定しようよ」
僕はその言葉に我に返り、そして連日に渡って森探索を共にして
きたJに対する恩義を一瞬でも忘れた自分を恥じました。

翌日、いつもの様にラグオルに現れたJに僕達は前日の青ゴリ発
見の経過を伝えました。Jは目に涙まで浮かべ、僕達の幸運を祝
福してくれたのです。

「うぅ…たった1日休んだだけなのに…」
(著者訳:たった1日休んでいる間に、みんなよくぞそこまで
成長してくれたものだ)

その後、青ゴリ遭遇のコツを会得した(と勘違いした)僕は、また
Jと一緒に、今度は「青ゴリ再会の旅」を始めました。
しかし、その日以降、何度森に足を運んでも青ゴリに再び出会う
事はありませんでした。

そして僕は気づいたのです!
あの日の森の敵の弱さ!(まるで誰かが事前にダメージを与えて
おいたかのような…)
妙に小柄で着ぐるみのようにぎこちなく動いていた青ゴリ!
発見したSWの柄に稚拙に彫ってあった「じぇ」の字!

そうか。そうだったのか。連日に渡って、遭遇することのない青
ゴリ探索の旅に疲れ果てた僕のことを、見るに見かねて…
あぁ…なんと心優しきJ!(号泣)
・・・・・・・・・・・・・・・・・

ふぅ…。ついつい取り乱してしまいましたが、以上が今回の伝説の
全てです。僕たちが出会った青ゴリは一体なんだったのか。なぜJ
と一緒にいると青ゴリは現れてはくれないのか。
賢明な皆様にはもうその答は出ているのではないでしょうか。

では今宵はこれにて。TUMOでした。





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