
無限鏡
明日を叫び、思い出を夢見、今を散りばめていた
時の果実は人に希望と死をもたらし、消えていく
合わせ鏡に写る我が姿
無限に写るその姿は時をも現すのだろうか
未来、過去、そして現在
今私はどこにいるのでしょう
2000年12月1日 8時14分
濁り舞う
平穏
そこは感情と言う生物が静かに暮らす海
海の底とは幾通りもあり、それは浅瀬と呼ばれ海溝と呼ばれる
時には人を漂わすことも、包む事も叶うのだが・・・・・
例えどれほど深い底であろうとも、
何者かが触れたならば、闇の砂が舞い、水が濁り始める
濁った水は全てを覆い隠し、自らをさらに濁らせるだろう
光が照らすまで
・・・・・光よ
2000年11月30日 06時08分
静寂刻
深い・・・深い静けさが彷徨う、闇の刻
夜の王が眠りと夢と言う兄弟を連れ、人々を魅惑し貶める
そこには全てある
何も無いと言う真実を除けば
いつしか、夜も眠りにつくであろう・・・無呼の刻を
2000年11月28日 01時20分32秒
「さよなら」
「さよなら」という言葉は嫌いです。
幼い頃、学校の帰りなんかによく言ったけど、
あの時は毎日が楽しすぎて、言葉の意味を考えようとも思わなかった。
いつだろう?ふと思った。
「さよなら」
妙に悲しい気持ちになって、アイツの背中を眺めてたっけ。
僕は「さよなら」を口にしなくなった。
なぜって、それは永遠の別れのような気がして・・。
言ってしまったら、もう会えないような気がしたんだ。
子供の頃はそんなの気にしなかったのにね。
「さよなら」・・「さよなら」・・・・・「さよなら」
3つの別れ。
僕は少し大人になった分、臆病になってしまったんだ。
失うことを感じてしまったから。
それでもいいから、どうか僕に「さよなら」は言わせないで下さい。
2000年09月16日 07時34分15秒
光
失ったはずの光,それは喜びと悲しみを伴う諸刃の刃。
昔、その輝きを知る前に消えてしまった。
そして、今、その輝きは嵐の中を激しく揺らめくかのように、消えようとしている。
また、気付くことはできなかった。。。いや、気付いてやれないんだ。。。
だって、もう力は残っていないから。力を補給することももはや遅すぎる。
そして、夏の輝く暑さとともにその光も消えてゆくのだろう。
悲しみを残して。。。
2000年08月12日 07時17分07秒
気持ち
わかっていたんだ。いつかはこうなるって。
だって今までもそうだったから。
また、一つ大事なものを失ったような感じがする。
わかっていた。いつかはこうなるって。
でも自分ではどうすることもできない。
いや、頭の奥では多分わかってると思うんだ。どうすればいいか。
ただ、それをしてしまうと、自分が自分でなくなってしまうような気がして。
わかっていた。いつかはこうなるって。
そして心で感じた傷を、僕は心の奥底にしまい込む。まるで隠すかのように。
わかっていた。いつかはこうなるって。
心の傷は癒えるにはあまりに時間がかかる。
しかし時は止まらない、傷を全て背負い込んだまま生きていくには、この世界ではあまりに難しすぎる。
だから、心の階層の奥にそれをしまい込んで、生きていく。
そして、もう時は進んでしまった。まるで当たり前のように。。。。わかっていたんだよ。いつかはこうなるってね。
2000年05月14日 05時07分36秒
MIDI 『夜想曲』(C)AI