BOOKS 
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『きらきらひかる』 江國香織 新潮文庫 私が本を読むのは電車の中だったり、お家でねっころがってだったりするので、重い本は苦手で文庫ばっかり。この本は本屋さんでずっと気になってたんだけど、裏表紙の解説(って言うのかな?)を読んで、合わないかと思ってなかなか買わなかったのね。だけど江國さんの他の作品を読んでいくうちに、やっぱり読んでみたくなって買ってしまった。 アル中の笑子さん、ホモでお医者さんの睦月サン夫婦と、その周りの人たちの日々がだんだん変化していくのが面白くて、読んだら一気にだったな。 私は同じ女性のせいか、笑子さんに感情移入してたかな。なんか最後の方には彼女はすごくいじらしくて、せつなくて泣きそうになってしまった。 笑子さんが観葉植物のユッカエレファンティペス(こんなのあるって知らなかった!)にお水のかわりに紅茶をあげるんだけど、そういう習慣ってなんかいいよね。ホントは樹にはよくないかもしれないけど(笑子さんはこの樹は紅茶党だと信じてるんだよ)。 あと、もし私も結婚してベランダのあるお家に二人で住んだら、夜にはそこからダンナ様と一緒に星を見たいなぁ、と思ったです。 最後に一つ。睦月サンのベッドのシーツに、笑子さんがいつもアイロンがけをするのね。結婚するときに、睦月サンが笑子さんに頼んだ、ただひとつの家事がそれなんだ。でも、睦月サンが笑子さんが鬱になったとき、その仕事をしなくていいよって言ってしまったので、笑子さんはますます落ち込んじゃうのね。実はもう暑くなってきたから、冬の間にしてたアイロンがけはもういいよってことだったんだけど。 夫婦の間に限らず、誰かとの間の関係について、いろいろ考えてしまったシーン。まず相手を認めることの大切さ。それは相手の居場所を作ってあげることだと思う。そしてそうできる心の広さとやさしさ。私もそれらを身につけたいと思う。あと、どうしても誤解が生まれてしまうことのせつなさ。私は大切な人たちと、誤解なく分かり合いたいと心から思う。 |
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『ハチミツとクローバー』 羽海野チカ 集英社 クイーンズコミックス 一度読んだらはまっちゃうだろうナーと思って、気になってたにもかかわらず、長い間手を出さなかった作品。きっかけは『薔薇色のみっちゃん』の中で、「ハチクロ戦争」っていうネタがあったから。 舞台が美大っていうのも、すごくいいなぁ。私はその世界は良くわかんないけど、大学で美術史をやってたから、もしかしたらハチクロメンバーのはしっこにいるような感じかもしれない、とほくそえんでみたり。でも、彼らは作品を作ってるわけだから、普通の大学にいるよりももっとゆっくりと、その人の速度で時間が過ぎていってるみたいに思える。 私が好きなのは森田さん。Going My Wayなトコも、でもほんとはやさしいトコも好きだなぁ。そして、はぐのことをちゃんと分かってあげれるのは、この人かなと思う。先生はやっぱり叔父さんっていうか親の立場だし、竹本君はすっごいすっごいいい人で優しくていうことないんだけど、彼が自分で言ってたみたいに、はぐちゃんを違う世界にいるみたいに見てるとこがあるから。早くはぐと森田さんの二人に、幸せになってほしいな。ちなみにこの森田さんか竹本君かで、ダーと私の間でハチクロ戦争勃発。 もういっこの△関係も気になるところだけど、私の気持ちはいまいち傍観的。でもあゆと真山の間に、野宮さんが出てきたから、ちょっと新展開?みたいなワクワク感。私があゆの立場だったら、きっとあんなに相手を追いかけないと思う。それは私があゆほどの気持ちを持っていないというのではなくて、もっと相手が望んでることの方を応援してあげたいから。って思うんだけど・・・でも、どうなんだろう? 恋愛って、難しい。でも、あゆの恋するパワーはほんとにすごいと感じてる。 みんなが幸せにっていうのは無理なのかもしれないけど、メンバー達がずっと、優しい気持ちで過ごしていってほしいと思う。 |
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