にせととろ青年の事件簿


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さぼり癖丸出しだった私が,久々に習字教室に行った。

教室に入ろうとドアノブを手にした瞬間に先生出現。「こんにちは」と挨拶したら,「今日は5週目でお休みです」と言われた。それからさらに習字教室に行かなくなった。

FILE.2

その習字,小学生の時は二度塗りして金賞を受賞した。

中学生になって二度塗りをしたら,みんなの前で「悪い見本ですね」と先生に言われた。世の中の厳しさを実感した。

FILE.3

自販機の下に10円が転がり込んでしまった。

必死で取ろうとするが取れない。おむすびころりんを思い出した。おじいさんの気持ちが痛切に感じ取れた。

FILE.4

高校生の時,町ゆく選挙カーに手を振った。

選挙カーに乗ってた人が「中学生の皆さん,ありがとうございます」と言った。高校生だったわれわれは激怒した。その立候補者は落選した。世の中の正当性を身をもって感じた。

FILE.5

センター試験の時,隣の人が私の消しゴムを使っていた。

後で見ると,その人の消しゴムも私のと同じ種類のものだった。おかげで数点点数を落とした。

FILE.6

友達がフランス料理を食べさせてくれるというので,その人の家に行った。

出された食事はスパ王だった。

 

 

 

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