其の三
昨日ニュースで、キャスターは「今日は北風ピーピーで、さらに小雨まじりの最低の天気でした。・・・」とまで深刻そうな顔をして言った。ところが、急に彼は笑顔になって「しかし、明日は真っ青な青空と、3月下旬並みの暖かさとなるようでしょう。もちろん、花粉は・・・たっくさん飛びます。」と言った。正直うけた。どの位かって、リンス in シャンプーくらいうけた。今の世の中は単純なギャグが通用しなくなった。友に「電話貸そうか?」って言って、糸電話を貸そうとしたらどつかれた。お泊り保育をキャンプと間違えていった時もどつかれた。彼はカルシウム不足ではないだろうか?昔は「俺、カルビ命なんだ!」そう言ってた彼も、経済力がついた今では「俺、はらみとタン塩しか胃が受け付けないんだ!」そう言っていた。君の胃は四つあるんじゃないか?牛のように・・・地球の温暖化を進めてんじゃないの?そういいたかったがやめた。彼は貪欲だ。いい例として、御飯おかわり自由の時、味噌汁とキムチとそして焼肉のたれだけで胃の飽和状態をゆうに超えるだけの量をたいらげた。そのうち彼は、‘とどのつまり’の‘とど’になってしまうのでは・・・いや、彼の顔からしてセイウチだろう。彼はからすの足跡より眉間のしわの方が多くなったような気がする。近頃、酔った彼が飲み会幹事の私に絡んできた。「生き倒れって生きてんの?死んでるの?」と問われたので、「知らにゃーよ」と答えると、「おまえ幹事だろう?そんなのわかんなくて幹事がつとまるか!」と言った。営業マンが飲まずにはいられない・・・酒に飲まれたいと思う気持ちが分ったような気がした。人生の厳しさ・・・ここに見参。
index