踊り(バイレ)・ギター(トケ)・歌(カンテ)

フラメンコ音楽はスペイン南部のアンダルシア地方で15世紀頃から発達した伝統的な舞踊と舞曲である。 
踊り(バイレ)、ギター(トケ)そして歌(カンテ)の3つの要素が合わさって成り立ち、「カンテ」は踊りのバイレと同様、歌詞やメロディまで含めてほとんど即興で演じられその舞踊は個々の内面を表現するものであるといわれています。
アンダルシアのセビリア、グラナダがフラメンコ音楽の盛んな都市として有名で、フラメンコとはジプシーによってもたらされ、南スペインで開花した芸能です。 
まず歌があり、無伴奏の歌はリズムをとります。
馬、馬車、牛車、放浪のあるいは労働の使役に耐えた動物とひづめ、馬車の刻むリズム。多くのジプシー達が従事した鍛冶の音。
これらがフラメンコのコンパス=リズムとなりました。
基本的にはひとりの踊り手によって演技されることが多く、曲種はコンパス(12拍子を1単位とする)で形成されていて、3拍子・2拍子・4拍子が複雑に絡み合って構成されています。
通常の西洋音楽には存在しないリズムなのではじめて聞くととまどいます。
手拍子(パルマ)だけで踊ることも可能ですが、普通はギター・歌(カンテ)・手拍子に合わせて踊ります。
クラシコエスパニョールという、バレエに近いスペイン舞踊ではオーケストラ音楽で踊ることもあります。
フラメンコは即興性が強いので、ギター・歌・手拍子、踊り手のそのときの気分で振りも曲も変わります。
同じ曲種でも、昨日と今日では、全く雰囲気が違うということもフラメンコではありなのです。

形式
 フラメンコの形式はおよそ50種類あるといわれています。
カンテ・グランテ(大きな歌)、カンテ・チーコ(小さ歌)にまず分ける事ができます。なぜカンテ(歌)と言うかというと、フラメンコの中心はあくまでも歌という事であるからです。
フラメンコのギターソロも歌の形から発展したものです。
上の分類の中間として、カンテ・インテルメディオと言うものも有ります。
<形式分類表>
○カンテ・グランデ シギリーヤス
 ラ・カーニャ  ソレアレス  セラーナス  サエタ ○カンテ・インテルメティオ マラゲーニャス
 グラナィーナス  タランタス  ペテネーラス  ティエントス  タラントス  ブレリアス ○カンテ・チーコ アレグリアス
 ロンディーニャス  ベルデアーレス  セビリャーナス  カンパニリェーラス  ファルーカ  ガロティン  ルンバス  ミロンガス  グァヒーラス  コロンビアーナス  サパテアード

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