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長野県蓼科温泉 グランドホテル滝の湯にて 俳優の永井大さんファンクラブツアー 秋の紅葉温泉〜まさるの湯〜が開催された。 東京からバス3台、埼玉1台、大阪1台、名古屋1台、そして現地集合と総勢300人弱のまちゃるファンが集まった。 すももは東京3号車に独り乗り込み、まちゃるの元へと向かった。 バス内の席は自由、前列が埋まっていたので中程に座る。 バスの中では夜のイベントに使う用紙が配られた。 俳句を書く紙とインスピレーションクイズ、団体写真の申込書の3点だった。 参加者は各自頭をひねらせて、思い思いのことを書いているようだった。 すももの一句 タイトル 羨 望 「来ちゃったよ、とうとう来たよ、まさるの湯」 (字余り) 選ばれなかった事は言うまでもない。 東京3号車にはTBSジャストの密着取材班が乗っていた。 乗客それぞれにインタビューしていく。 すももの番がくるまでに肩の上で天使と悪魔がをすもものそそのかし大会を開ていた。 天 使 「ダメだよ、すももちゃん。すももちゃんの友達とか知り合いにバレちゃうよ!あいついい年して俳優のファンクラブとか入って、追っかけやってるよ。って思われちゃうよ!!恥ずかしいじゃん」 悪 魔「 何言ってるの?大丈夫だよ、すもも。お前テレビに写ってみたいって思ってるだろー?興味深々のくせして。別にたいした事じゃない、誰も見てやしないよ。」 天 使 「お兄さんの目に触れたら何言われるかわかんないよ!!」 注:すももはブラコンで兄に逆らえない 悪 魔「 馬鹿だなぁ、すもも。お前の兄貴は昼間会社行ってるだろう、見てるはずないよ!第一、インタビューに答えたからって採用されるとは限らないだろう?」 すもも 「そーだよねぇ、見てたとしても、みんなまさかすももとは気がつかないだろうし・・・・」 天 使 「すももちゃん、ダメ!!気を確かに持っ・・・」 バシッッ(すももが天使を肩から払った音) 天 使 「いてっ!」 そうこうしているうちにTBSの取材班がすももの前にやってきた。 女子アナ 「こんにちは〜、今日はどちらからいらっしゃったんですか?」 すもも 「埼玉です。」 女子アナ 「お年を伺ってもいいですか?」 すもも 「え〜っと・・・・・」 以下略(内容を書くことにより素性を知られたくないため) 女子アナ 「ありがとうございました。」 すもも 「ふう。なんだか訳のわからないこと言っちゃった。まっ、いっかぁ。」 無事(?)インタビューを終え、一路まちゃるのもとへ向かうすもも。 予定より早く白樺湖に到着。 待ちに待ったまちゃると記念撮影である。 白樺湖畔は紅葉も美しく、天気にも恵まれ絶好のロケーションだった。 バスを降りると、数人の報道陣とスタッフが待ち受けていた。 私たちはきちんと整列させられ、まちゃるの登場を待った。 黒いワゴンの向こう側にヘアメイクさんにお直しをされるまちゃるの姿が見える、でも顔は見えない。 心臓が行進曲を奏で、すももの緊張もピークに達した。 「きゃーっっ!!」 黄色い声とはまさにこの事、と言うような声でみんなが思い思いに叫ぶ。 すももは彼に瞳を据えたまま、まるで動けなくなっていた。 一歩一歩彼が近づいてくる。 人々の視線が一点に集中する。 その先にはもちろんまちゃるの姿が・・・・。 輪の中に入った彼はみんなより頭ひとつ抜きんでていた。 ため息ともつかない声と、38の瞳が彼を包み込む。 大「みんなそんなに見つめないで下さいよ。」 すべてがスローモーションに見えた、彼がみんなをみまわして発した声も私には遠いところから聞こえてくるように感じた。 2回、目があった・・・・そんな・・・・気がした。 無事撮影を終え、後ろ髪引かれながらも次のグループへと席を譲る。 黒いTシャツにまさるの湯と書かれた白いはっぴをはおり、彼は次々と撮影こ なしていた。 始めて見た彼は背が高く、ほっそりとして見えた。 興奮覚めやらぬままバスへ戻る。 「もう、いつ死んでもいい。」 そう思った。 バスは再び走り出し、まちゃると喧騒を残して宿へと向かった。 グランドホテル滝の湯はまさにグランドだった。 紅葉も美しく、ホテルの脇を流れる小川も今回の旅行に彩りを添えていた。 夕食会とアトラクションの席の抽選が行われ、写真の申し込みをしてお土産にするNBDのオリジナルグッズを物色する。 とりあえず、まちゃるせんべいを購入し、残りは冷静な頭で考えようと部屋に向かった。 夕食までの時間を同室の人たちと団欒し、露天風呂につかってリラックスをする。 もう少しで夕食会が始まる。 カメラのフィルムと、デジカメの電池をチェックし、意気揚々と会場へ向かった。 会場前の掲示板には席の番号がかかれていた。 当然ランダムに番号が振ってあると思われたが、左前方から1番2番と順にテーブルが並べられていた。 「これじゃ抽選じゃないじゃん!!」 みな怒りを隠しきれずブーイングをしていた。 横長の会場は結婚式の披露宴を思わせる装飾がされていた。 テーブルの料理の上にかけられた、まちゃるのにがお絵付きの紙が気分を和らげる。 思わず記念撮影をするすもも。 ほどなくまちゃるが現れて乾杯の挨拶をおこなう。 フォーマルな黒のスーツに身を包んだ彼は息を飲むほどかっこよかった。 瞬くフラッシュを浴びた彼は、まるで異国の王子様のように輝き、そして・・・・とても遠い存在に見えた・・・。 そして挨拶を終えると、あっという間に引っ込んでしまった。 夕食は刺身やてんぷらをはじめ、彩り豊かな食材たちが私たちをもてなしてくれた。 女の子には少々量が多く、あと3品減らして3000円安くしてほしいなどと、この場にふさわしくないふらちな考えを横切らせたすももであった。 あらかた食事を終え歓談していると、先ほどと同じスーツ姿で、プレゼントを持参したまちゃるがあらわれた。 歓声のうずである。 ひとりひとりにプレゼントが手渡され、目線ショットで写真が撮れる。 その後、カメラマンにテーブルごとに写真を撮ってもらい、まちゃるはテーブルを移動する。 いよいよ私たちのテーブルにやってくる。 すばやく化粧を直し、カメラを構えて準備する。 ひとり、ひとりと順番にプレゼントが手渡される。 スタッフ「はい、次の人」 すもも「あっ、はい!」 至近距離で見る2度目のまちゃるである。 すもも「あのっ、いつも応援しています。がんばってください。」 大「はい、ありがとうございます。」 この間とても短い間だが、彼と私の手はつながれ、目と目は見つめあっていた・・・。 時間よ止まれ!!! と、願ったところで叶うはずもなく、彼は私にNBDの新しいデザインの黒い小さな袋を手渡し、ひとりひとりの目線ショットに答えるべく場所を移動した。(白樺湖で着ていた黒いTシャツと同じデザインである) テーブルをぐるっと回って再び私の元へ。 目線ショットのリクエストは、恋するハニカミで酒井若菜ちゃんに怒ったポーズをさせたまちゃるのその時の顔である。 彼はおもむろに私に(私のカメラに)向かい、そのポーズをした。 その距離約30cm。 ファインダー越しに彼と目が合う。 ドキッ!! すもも「きゃー、近い!近い!近いと写真がピンボケしゃうー。もうちょっと離れて下さーい。」 大「だって〜、近くでやらないと恥ずかしいんだもん。」 いや〜ん、まちゃるが照れながらすねてる〜♪ かわいい〜♪♪ ガバッと背後から抱きつきたい気持ちを抑えてカメラを変更していると、彼はスタッフにひとつ先の席へと移動させられる。 すもも「えー、まだ、目線ショットもらってないです〜〜!!」 スタッフ「わかってるから、カメラ変えてる間、先にこっちの人ね。」 すもも「はーい。」しゅうぅぅぅん。 ほんとはね、本当はびっくりしちゃったんだ。 まさか彼がそんなに顔を近づけてくるとは思わなかったし、いきなりのことだったし・・・・・。 写真なんていらない・・・・。 カメラ越しじゃなくて、近くで彼を見つめていたい・・・・。 おバカなすもも・・・・でも、一瞬くらい夢見てもいいよね・・・。 そして、彼が三度すももの前に現れた。 すもも「すいません、じゃあ、お願いします。」 パチッ。 こうして、彼の目線ショットは無事にフィルムに収められた。 私は遠ざかる彼の後姿を、切ない気持ちでいつまでもいつまでも見送っていた。 このあと約1時間半(この待ち時間私たちにとっては実に長い)、まちゃるは残りのテーブルを回り続けた。 とても大変だったと思う。 でも彼はいやな顔ひとつせずに私たちに最後まで接してくれた。 他のファンの子が言ってたけど 「待ってる私たちがMAXなんだからさ〜、大はもうMAX超えてるよ〜!!」 そのとおりだと私も思った。 遠くに行ってしまった彼を見ると、残り後5分の1のテーブルの辺りでにこやかに微笑んでいた。 後編 アトラクションへと続く |

