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「お芝居についての個人的意見」 ある時、初対面の人にお芝居をしてるというと、 「仕事じゃなくて勉強してるだけでしょ」 と言われた。 確かに、私は無名で実力もないけど、 私と、私の知ってる役者さんたちが  どんな風に働いてるか知らないのに そんなコト言うのは許せない。 じゃあ、どんな風にがんばってるのかというと― 例えば… 夜中の3時まで稽古して、 家に帰れる手段がある人は、何とか帰って仮眠をとって、 手段が無い人は、そのまま稽古場に泊まって、 朝5時とか6時とかに起きて仕事 に行く日が続いたり… 例えば… 巡回公演をしてる劇団では、 朝5時や6時に家を出て働いて、 (休憩はちょっとだけ) 10時とか11時ならないと帰れない 毎日が休日なしで3ヶ月 続いたり…。 それらの一体どこが、仕事じゃないいんだろう? そうやって身をすり減らして働いてる人たちに対して、 どうして″習い事レベル″扱いする事が出きるんだろう? あと私の芝居観たコトないのに、 お芝居をちゃんと観たコトなくて、分からないくせに、 「君には向いてないから、さっさと辞めて結婚して、 可愛いお嫁さんになった方がいい。」 こんなコトまで言ってこられたら、こう言いたい。 「だったらあなたが性転換手術 でもして、″かわいいお嫁さん″     になればいいでしょ!!」 …言えなかったけど。 誰にも、とは言えないけど、私はお芝居をしてるコトで、 その言葉を吐いた人間には迷惑をかけてないのに― その日は悔しくて、疲れてるのに眠れなかった。 …そんな訳で、ただ怒ってるだけじゃ損だし ″お芝居について 一般の人に知ってもらいたい事″を、 書いてみるコトにしました♪ とは言ったものの… 何から書けば良いか分からないし、的確な事も書けないけど、 まずは誤解を解きたい。 何かというと、″上演中に一言も話したらいけない″ と思ってる人がまだいるみたい。 それは、違うョ。 お芝居は″総合芸術″ と呼ばれてるし、 すばらしい物と思って欲しいと同時に、もっと気楽に観て欲しい。 映画やカラオケやバー(etc) に週末に行く感覚 で来てもらえたらいいな♪ 面白い場面だったら、気が済むまで笑ってOK! つまらないなら、寝られても仕方ないんじゃないかなぁ。 (…嫌だけど) 劇場内の禁止事項と、他のお客さんに迷惑かけない ってコトを守ってくれたら、だいたいOK! 次に、私なりの″お芝居の魅力″について。 お芝居と映画はよく比べられると思う。 アクションや特殊効果などは、基本的に映画にはかなわない。 じゃあ、何がいいかというと、 あなたの目の前で 同じ空間で観れる、 恋愛、友情、人間ドラマ (他いっぱい)がいい。 スクリーンでみる事によって、 物語の世界と一枚遠くなってしまうのは、 いいコトじゃないと思う。 あなたの瞳から何も邪魔する物がなく、観るコトはとても大事。 近ければ近いほど、心に響く事が出来るし、 映画と違って、出演者と観客が ″一体感″を持つ事ができる。 一体感を持つと、映画より真実味が増して、 観る人が、自分の人生を体験してるような、 人の人生を観察してるような感覚をきっと味わえる。 次は、小さい劇団の内容について。 本や歌が、辛い時人々を励ますのと同じで、 劇団や作品のジャンルにもよるけど、 お芝居は観る人に希望なり何なり、を与えてくれる。 表現方法が違うだけで、誰かを支えられる娯楽のひとつ。 小さな劇団だからって、″必ず演技が良くない訳じゃない″し、 チケットが8000円前後で、大劇場でやる 有名人が出てる芝居なら、 必ずおもしろい訳じゃない (体験済み) 大劇場でやるお芝居は、照明や音響や舞台装置が、 お金かかってる分、迫力も増すし、 仮に内容がイマイチでも、それなりに  いいように感じるんじゃないかな。 でも、内容だけで考えると 3000円位のお芝居の方が、感動する 事があるの!! それから情熱の強さ(プロ意識・やる気)について。 上で言ったみたいに、内容もそうだけど、 役者の演技への″情熱の強さ″も値段だけで、判断しないでネ。 情熱の強さは、観客が感動する・しないに、 結構、影響すると思う。(それで上で言ったコトが起こるのかも) だから、お芝居や有名じゃない(テレビに出てない) 劇団や役者に対して、 あまり偏見を持たないで下さいネ。 最後に。 この文を読んでくれて、ありがとう♪ これからは、お芝居でいろんな人生を体験したり、 目撃者になって欲しいです。 たかが娯楽だけど、人生で目をそらす事の出来ない感情を、 目の前で観る事によって、 あなたの人生が、変わるかもしれない! だって、 本物の人間が目の前で、 心をぶつけてるから…。                    戻る