第6回ユース・フォー・ザ・ネイションズ

ブレイクスルーが預言的賛美を通して起こる

CFNJ聖書学院主催の若者対象のキャンプである「第6回ユース・フォー・ザ・ネイションズ(YFN)/ヤングファイヤー2002」が、5月2日から4日にかけて、北海道札幌市の滝野で開かれた。今年のテーマは「ブレイクスルー(霊的打ち破り)」で、北海道内から、遠くは関東、関西から総勢170人が参加した。毎年行われているこのキャンプは北海道における単なるいちイベントではなく、霊的覚醒のムーブメントとして、また有力なリバイバルの為の原動力として用いられているのが感じられる。分科会やコンサート、ジンギスカンなど、多彩なプログラムのもと、預言的な賛美のうねりのなかで、参加者はブレイクスルーを体験していった。

ゲストは大阪から金沢泰裕師(弟子教会牧師)とアメリカのダラスからマルコ・バリエントス師(CFNI講師)の2名。3日間で聖会は5回行われ、2回を金沢師が担当した。同師は、クリスチャンホームで育ったにも関わらず、ヤクザの道に足を入れてしまうが、父親の熱心なとりなしの祈りで救いに導かれたことを証した。その後、タイプの全く異なる2つの神学校に通い、神様に仕える者として品性においても整えられ、謙遜と柔和を身につけた経緯を語り、牧会者、伝道者として、大きな寺院や警察での講演会をとおして、世にインパクトを与えて働ける祝福を語られた。また、どのような罪人も赦されることを熱く語って救いの招きをし、同時にクリスチャンには、さらに深いレベルの献身をチャレンジした。

分科会では、「生きる希望」をマルコ・バリエントス師が担当した。神にあって親を超すことができ、それが親孝行になるというメッセージが語られた。「ユースミニストリー」は金沢師が担当。参加した一人の神学生は神学校には3年いくようにというチャレンジを受けたという。「MEBIG」は内越努師(愛燐チャペルキリスト教会)で、「お友達伝道」と呼ばれる児童伝道の楽しさを、からだで体験していた。「賛美」はルイス・バリエントス師が担当した。希望を失うことなく歩んでいくことの大切さを語った。

また、札幌市内の教会が中心になって活動しているユースミニストリーの「グローイングアップ」のコンサートが持たれた。3月にリリースした新しいCD中心の選曲で、ラップやファンクなどビートの強い躍動感あふれるサウンドに、会衆も一体となって、飛び跳ねて賛美をしていた。そのなかで、一人の青年が「教団教派でなくて、イエス様に目をとめて、成長していこう」と語ると、会場が沸き立った。そして主のまえにひざまずいて、主に献身を祈る時も持たれた。なお、グローイングアップは6月に大通り公園でストリートライブをしようと準備している。

残りの3回の聖会をマルコ・バリエントス師が担当した。同師はラテンアメリカでは、国際的に用いられている預言的な賛美の器であり、アメリカのダラスにあるクライスト・フォー・ザ・ネイションズという聖書学院の講師でもある。同師は初来日がかなった喜びを日本語で伝え、預言的な賛美の教えをした上で、実践的に歌い出せるようにと導いていった。「新しい歌を歌うには、ただ、口をひらいて待っているだけでなくて実際に信仰をもって口を開き、新しい歌を歌わなければならない。上手に歌えないから歌わないのでなく、歌わないから上手に歌えないのだと指摘。自己訓練が大切である。あなたが、信仰をもって口を大きく開いた時に、神様が自由にしてくださり、歌を与えてくださる」と語った。その後実際に預言的な賛美をするように会衆を導いていった。参加者の大半は、預言的な賛美をうたったことはなかった。最初は、単純なメロディを師に合わせて歌っていたが、口を開き始めると、聖霊の臨在の中で、日本語での新しい歌が次々と流れはじめた。新しい主への預言的な賛美が生まれ出した。

また、今回印象的だったのは、同師が、私たちも賛美を捧げるが、それと同時に神様も人間に対して愛の歌を会衆に歌っていると語ったことである。最後の夜の聖会では、神様がどれほど人間ひとりひとりを愛しておられるかという預言的な歌が、賛美リーダーを通して歌われた時に、会場は預言の霊で満ち溢れ、講師、スタッフが参加者一人一人のために手を置いて祈る時となった。励ましの預言が賛美の歌により歌われて、泣き崩れていたり、いやしの祈りを求めている人も多くいた。そこには、霊の領域から魂の領域にかけての霊的な打ち破りが起こっていた。会衆全体のレベルで、預言的な賛美の臨在に引き上げられ、それにより、個々人がたてあげられ、ブレイクスルーが起った。

なお、来年にも、このキャンプはゴールデンウィーク中に持たれる予定である。

この記事は(リバイバル新聞から転載いたしました。