October

10/28 −小さな世界−
 バイト先での喫煙所での一コマ。先にいた数人の会話。
A『お前さ〜100億円手にしたらどうする?』
B『1億くらい空からばらまいてみたいね。』
C『え〜、どこ?渋谷?やっぱり新宿?』
D『お前ら小さいな〜。他にないの?でっかい買い物とかさ〜。』
A『ジェット機とかいいな〜。』
B『100億あったら小さい国とか買えるんじゃね〜?』
C『さだまさしも島持ってるしな。さだ島?』
D『でもさ〜、寿命とか考慮しないと使い切れ無くない?』
B『そりゃ、そうだよな。銀行にいれる?』
D『銀行って言っても、1000万までしか保証してくれないぜ。いくつ作りゃいいんだよ?』
A『スイス銀行かな。それともでっかいビルでも建てるか?』
B『全然テナント入んなくて不良債権になるんだろ?』
全員『ははははは。』※小学生の会話ではありません。大人の会話です。もちろん作り話ではありません。
 俺は一生懸命仕事をし、休憩時間を利用して喫煙所に来ていた。少しでも自分の気を紛らすために。 それなのに、なぜくだらない人間のくだらない会話を聞かされ、余計なストレスをためられなければならないのか? 彼等の会話はまだ続いていたがどうにも我慢ができず、俺は喫煙所を後にした。

10/24 −早朝ドラマ−
 俺の住むアパート隣りには男子学生が住んでいて、おそらく半同棲をしていると思う。 アパートなので当然音が響く。学生と言うこともあって朝まで起きていることが多い。 だから・・・うるさい。機嫌がいいときは我慢することが出来るか、その前に寝付いてしまう。
 自慢じゃないが俺は気が短い。うるさい時の7割ほどは頭に来る。この前はあまりに 限界だったので、壁を蹴ってみた。予想以上に大きな音が鳴って逆にびっくりした。 しかし、静かになったので安心して眠ることが出来た。
 なかなか寝付けず昨夜は朝方まで起きていて(前日・前々日朝まで飲んでいたことが 原因)、いざ寝るとなって部屋の電気を全て消しテレビを切ったときすでに隣はうるさかった。 『またか・・・。』とは思ったが、昨夜は比較的機嫌が良かったのでしばらく様子を見ることにした。
 やはりうるさい。数分我慢してみて腹が立ったら苦情に行こうかと思っていた。 隣の住人の会話が何となく耳に入ってきて、どうにも楽しそうじゃない。
 隣の男の子自体は割と静かだが、同棲している女の子がいつも俺を苛立たせる。 昨夜もうるさいのは女の子のほうで何やら興奮気味。ケンカだ・・・朝方5時頃に。 『早く。早く。』といらだち気味に女。一番苛立っているのは俺ですから・・・残念。とか思っていたが、 男の子の声は特に聞こえない。その後も女の子は男の子に対し何かを要求するのだが、 男の子の声が聞こえてこないので、状況はあくまで俺の想像の範囲内。 だんだん寝ることよりも苦情に行くことよりも隣の動向が気になりだした俺。次の瞬間何のケンカか分かった。
 『別れてあげるから』と女の子。・・・別れ話だ
 こうなったら俺の思考回路は隣の会話にしか集中していない。苛立っていた女の子も終いには 『言ってよ。はっきり言ってよ』と泣きながら男の子に訴えかけていたがおそらく男の子は無反応。 TVドラマみたいな光景が壁を挟んだ向こう側で実際に行われている。まるでラジオドラマみたいに。
 俺の憶測では、男に好きな女ができたかもしくは浮気がばれた。その話し合いが昨夜行われ、 結局女側から別れを切り出した。吹っ切れるために『私をふってよ』とのこと。 しかし、男は無反応。冒頭で『早く』と言っていたのは5時という時間から考えると 『(始発が出ているので)最後くらい駅まで見送ってよ』とのことだ と俺は考える。(朝方に何を想像しているのだという考えは俺には全くなかった) 二人のやりとりを目をつぶって聞いていた(最初はあくまで寝ようとしていたから)ので、 何分くらいそのやりとりをしていたのかは分からなかったが結局最後は女の子一人で部屋を 後にした。苦情を言いに行って会話を遮っていたら、二人の終焉は少しだけ先延ばしに出来たのかも しれないなと起きてから思った。ともあれしばらく安眠が保証されるのは俺にとっては有り難い。

10/20
 先週購入した洗濯機が届いた。プラモデルを作るようなワクワク感を久しぶりに味わった。 朝食のような昼食を取った。メニューはトースト。先月購入した電子レンジで作った。 美味かったが口の中を噛んで、軽く憂鬱な気分になった。 台風が来た。休みの日なのに。引きこもることにした。 トリビアを観た。思わず「へ〜」と感嘆する自分に気が付いた。テンション上がった。
 俺はテレビっ子だ。イエローキャブのタレントは皆同じくらい無理だ。 得意になる必要もないのでこれからもこのまま。
 今日の一日を簡単に振り返った。これだけだった。・・・・・・。

10/15 −生活快適化計画 2−
 待ちに待った給料日この日のために退屈な生活にも耐えることが出来るのだ。 決して裕福ではないものの、最低限の生活は出来る。・・・ようやく。
 金のあるうちに揃えるべきものを買い揃えようと思い、先月から自分の中で 『生活快適化計画』を始めているわけで今月はその第2弾。『洗濯機』の獲得。
 大学時代は金があった。むしろ余っていた。今は少しでも無駄を減らそうと日々努力 している。そのため性格もかなり「ケチ」になった。だからこそ迷った。コインランドリーで 我慢を通せば、その分の金を自由に使えることになるのだから。
 しかし俺は決断した。ここを逃せば年単位で購入しないかもしれないと思ったので。 電子レンジ購入時と同じ、近くの家電量販店へ。数千円の品物ならそうでもないのに、さすがに 万単位の買い物とあって多少緊張しながら。この日獲得した洗濯機は2万円でおつりがくる上に さらに送料無料・5.0キロ選択可能でしかも小型。何も言うこと無いので即購入。大満足の俺は その足で心のオアシス松屋へ。せっかくの給料日と言うことで牛めしセットを腹にねじ込む。 久しぶりに充実した一日を過ごせた・・・そんな気がした。

10/02 −スポーツいろいろ−
 ここ最近体験したこと無いくらいの筋肉痛におそわれている。運動の必要性を改めて実感。
 昨夜、俺の地元名古屋の中日ドラゴンズが5年ぶりの優勝を決めた。オレ流・オレ竜などと言われて マジック対象チームのヤクルトが巨人に敗れたため優勝!という最後まで「オレ流」を貫き通した。 加藤○彦に勝るとも劣らない竜党を自負する俺でさえ「優勝」は頭になかった。良くてAクラスまでと。 それがあれよあれよという間に勝ち星を重ねて、前回優勝から5年で再びセ界制覇となった。 5年前の優勝時は繁華街まで出向いて街のビールかけに参加していた。意味もなく見ず知らずの人と 抱擁してみたり、木や噴水によじ登っている人をあおってみたり。(噴水から飛び降りて骨折している人 もいました)それだけ喜べたのは地元にいたからで、今こうして“外”から優勝をみると意外と冷静なものだ。 プロ野球を観に行こうと思ってから早3年。来シーズンこそは球場に足を運びたいものだ。
 愛知県の有名人と言えばなんと言っても「イチロー」。ついにメジャー新記録を樹立。 イチローの地元愛知県豊山町は、近い訳じゃないが自転車で行ける距離にあり、イチローが通ったという バッティングセンターにも行ったことがある。通っていたことが分かるのは店の前にイチロー選手が 通ったバッティングセンターというでかい看板が掲げてあるから・・・。
 地元を人一倍愛し、地元でサラリーマンをすることが俺の周りの人間の見方だった。 実際俺もそう思っていた。どこで道を踏み間違えてこんな生活をしているのだろうか? スポーツもいろいろだが、人生もまたいろいろって事なんだなってしみじみ思う今日でした。

10/01 −生活快適化計画−
 普通の家電が我が家にはない。アイロン・洗濯機・電子レンジ・掃除機 (小型のはあるものの使いにくさこの上なし)。
 俺は楽器屋や電気屋でウィンドウショッピングをするのが好きだ。 (アキバ系では残念ながらありません。)バスケットをやっていた頃はスポーツ店の シューズコーナーなんかにもよく行ったものだ。それはさておき、家電というものは 自分が思っているよりも安価で手に入る。コーヒーメーカーなんて根拠無く 高価なものと思いこんでいたのだが、安いものなら2〜3000円で購入できる。 コーヒー好きの俺にはかなり気になるアイテムである。
 そんな俺が最近獲得に乗り出しているのが、電子レンジと洗濯機。 両者は即戦力としての活躍が期待されるいわば当然あるものの部類に属する。 これまで購入に至らなかったのは、言わなくても分かるであろう事なのでここでは あえて触れない。休日を利用して近所にある家電量販店へ獲得交渉に出かけた。 洗濯機はこれまでコインランドリーを利用しており、それほど苦に感じていなかったのだが、 時間に限りがあることと、コインランドリーまで出かけるのが面倒と言うことで 獲得に乗り出す決心をした。利用頻度や獲得費用のかねあいからまだ先の予定だが。
 というわけで本日は「電子レンジ」の獲得へ。15000までの獲得限度額を財布に 詰め込み、いざ出陣。品定めをしていて分かったのだが、とにかく「安い」! 機能やデザインにこだわらなければ、最安のものは6000代で手に入る。 機能にもいろいろあって、加熱・解凍はもちろんトーストを焼けるものまである。 (おそらくかなり一般的なのだろうが。)朝食を摂る人間ではないものの、 なぜかこの「トースター機能」が気に入りこの機能が付いているもので、 俺のこだわりでぐるりと回して時間などを設定するタイプのいわゆる「アナログ」なものは嫌で、 全てボタンで設定できる「デジタル(といえるかどうか分からないが)」なもので、 獲得限度額内におさまるものというあれこれ条件に当てはまるタイプが見つかったので、そいつを獲得。
 量販店は近いので自分で持ち帰るつもりだったのだが、これが大きな間違いだった。 徒歩で10分くらいの距離だったのだが、電子レンジの重さは約15キロ。持ち上げるだけでは 大したこと無いとタカをくくったのが、2つ目の間違い。いざ抱えて歩くとやけに重く感じる。 数10メートル歩いては休み、また数10メートル歩くを繰り返さないととてもじゃないがもたない。 量販店は俺の家からは下り坂。ということは帰りは当然上り坂なわけで・・・。普段運動していない 事も重なって、辛くて仕方がない。10分くらいの道のりも1時間以上に感じるのは決して言いすぎではない。
 「快適さを手に入れるにはこれくらいの苦労が必要だ」とか自分に言い聞かせながら 死ぬ思いで我が家へ到着。これから俺の生活は間違いなく快適になるが、それと同時に明日俺の腕が 上がらなくなることも間違いない。

2004/Jun.Feb.Mar.Apl.MayJunJulAugSep