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菱沼さんとの出会い 高校生の頃、友人から貸してもらった漫画のひとつに「動物のお医者さん」が有りました。「大学ってこういうものなのかな、まぁ、物語だから・・・」と当時はあまり信じていません。とりあえず、「こんな威圧的な教授に当たりませんように」とだけ祈って。 衝撃の指摘 大学1年生の時でした。学科のI先生に質問に行ったところ、別れ際に「菱沼さんに似てるよね」。・・・それは私がとろいってことか?否定できない自分にトラウマが出来た事は間違い有りません。 それにしてもI先生(勿論男性、現在40歳くらい?)、「動物のお医者さん」は少女漫画なのによく知ってたよな(後で大学生協で立ち読みしていたと聞きましたが・・・。でも・・・。) 大学教授って・・・ 漆原教授みたいな個性的な先生、少なからずいるんですね〜。物語ほど理不尽でなかったのは救いかな?2、3、そして4年生と年月を重ねるごとに見えてくる先生たちの個性に漫画の登場人物を重ねずにはいられなかったのは自分だけでしょうか? 研究室の生活 研究室決めは一大行事、お泊まりもある、夏休みは(短くしか)ない、学園祭なのに実験しなきゃいけない、そして最後は卒論、修論に生活を奪われる、見事に漫画の世界の通りの生活をしていた。他研究室であったが論文に苦悩するドクターの姿は菱沼さんそのものであった。作者ってよく見ているなと感心せずにはいられなかった。逆に漫画から教わった事の方が多いかもしれない。 そして自分も菱沼さんのようなとろさを露呈していることをひしひしと感じたのもこの時期であった。 そして現在・・・菱沼さん化への道 これまでやっていた高分子合成の道から遺伝子工学へ、180度と言わないまでのかなりの方向転換となった。まず、気付いたのは扱う器具が違う事。坂口フラスコ(これで大腸菌を培養する)、吸光度をはかるキュベット、耐圧瓶(培地や緩衝液を入れる)、遠心分離器、オートクレーブ・・・初めて生物実験室に導かれた自分は漫画の絵を思い出した。そのころ借り物を読んだだけで自分では持っていなかったため、古本屋で買って来た。・・・見事に漫画に書かれているではないか!酵素は本当に高かった、制限酵素でベクターを切断してたんぱく質を作らせる図までご丁寧に書いてある、そして間違ってない!作者の取材力に驚きを隠せなかったのはこの時であった。 そして現在・・・菱沼さん(のような遺伝子工学の人)になるべく日々奮闘中。とろいのも菱沼さん譲りと思って我慢してね>生物実験室のみなさま
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