The PHANTOM of the OPERA


2001年9月3日(月)観劇 at MAJESTIC THEATRE, NY ( 44th st and Broadway )

<story>
このストーリーは有名なので敢えて説明する必要はないですね。
以下、ガイドブック地球の歩き方のあらすじから抜粋。
1860年代、パリのオペラ座の地下に住む怪人、ファントムは歌手クリスティンに惹かれる。
愛するがゆえに彼女を地下室に閉じ込めるが、彼女に自分への愛が生まれることを望み、地上へ戻す。
しかし、彼女は婚約者のラウルに、地下室の出来事を話してしまう。
怒ったファントムは・・・。
そして2人の恋の行方は・・・。


<reiko's 感想>

恥ずかしながら、私はこの有名なオペラ座の怪人を、今まで一度も見た事がなかった+あらすじもよく知りませんでした。
デンバーで、昔の映画を夜中にテレビでやっていたことがあって、それを見たくらい。
それでも今回このミュージカルを見ようと思ったのは、
やはり
「オペラ座の怪人=ミュージカルの王道」というイメージが自分の中にあったからだと思います。
でもはっきり言ってこの試みは
失敗でした・・・
日本でビデオで見るなり、四季のミュージカルを見るなりしてから行くべきだった。
というのは、
話がよくわからなかったのです。
ミュージカルを見るうえでストーリーがよくわからない、というのは致命的。
予備知識なしで初めてブロードウェイミュージカルを見ても、今まで不思議となんとか理解していました。
部分部分では?というシーンはあっても、ミュージカル自体はちゃんと理解し、話についていっていた。
The Music Man 等にいたっては、予備知識ゼロで行ったにも関わらず、話に引き込まれ100%エンジョイできた。
だから、「なんとかなるや」と甘く見てみたのかもしれません。

ではなぜオペラ座に限ってこんなにストーリーがつかめなかったのか。
私が思うに、
ミュージカルナンバーが全てオペラ的すぎた、のだと思います。
高い声で、ものすごい声量で、まさにオペラそのもの、と思われるような歌。
そんな声で英語を歌われたので、歌を歌っているときはほとんど歌の内容を理解できなかった。歌詞を聞き取れなかった。
歌と歌の合間の台詞のときになんとか話の筋を理解しようと耳をそばだてるしか私には方法がありませんでした。
きっとものすごくいいミュージカルに違いないのに、(ずっとロングラン公演してるし)
もったいないことをしたなあ、と思います。

ま、そんな理由で話の筋についての感想は書けないので、それ以外のところで。

まずチケットですが、これはほぼ毎日半額チケットが出ているのでTKTSで買えます。
ただし半額チケットならおそらく$40前後。
TKTSに並ぶというのは、時間があるときはいいのですが昼間は観光を楽しみたいときにはムリです。
で、私はまず初日にnformation centerに行ったときにそこにある
割引クーポンを全部もらってきました(クーポンなので無料)
で、日にちや曜日が限られるのですが、自分の都合に会えばTKTSにならぶよりこのクーポン利用のほうが安くなるときもある。
このときはクーポン利用で$35でした。
で、9月4日月曜のチケットを買おうと思い、Majestic Theatreのbox office に行ったところ、
壁に 料金表がかかっており、なんだか細かく料金設定されている模様。
料金設定表と自分の持っているクーポンを比べたところ、なんと
定価で$20という素晴らしい席があるではありませんか!
ま、一番後ろの端っこだったけど。
実は月曜の夜というのは公演をお休みする舞台が多く、他に見たい舞台で月曜もやっているところがなかった、
オペラ座自体にそんなに執着心がなかった、
等の理由から、座席にはこだわらず、「安ければ安いほどいい、その浮いたお金でもうひとつ他の舞台を見たい」と思った私は、
クーポンは使わず$20の定価でチケットを購入。
クーポン使うより$15も浮いちゃった!とちょっとウキウキでした。
クーポンは右手に持ったままブースで定価チケットを買い終えた私は、
後ろに並んでいた何人か不明のお兄ちゃんに「ソレワリビキケン?ツカワナイナラクレマセンカ?」くらいのつたない英語で話しかけられ、
「SURE〜(どうぞどうぞ)」とクーポンをあげ、喜ばれました。
それにしても世界のブロードウェイで$20(¥2400)の定価でチケットが買えるなんてすごいと思いません?
日本でだって1万はしますよ。まあ安いのもあるけど。
でもレベルが違うのに。場所も。やはり日本は高すぎだと思います。
もっと良心的な料金設定にしてくれれば日本での観劇もしやすくなると思うのに。

ま、それはさておき。

まず劇場に行って思ったこと、それは「他のミュージカルとなんとなく客層が違う」ということ。
大抵の劇場はラフな格好で行ってもそんなに浮きませんが、ここはちょっと「しまった」って感じが。
ま、どうせジーパンしか持って来てなかったから仕方がないけど。
ドレスアップしてる人や、スーツ姿の人が多かった。
しかも若者や見るからに観光客より、地元の人っぽい人が多かったかな。
きれいに着飾ってオペラ座を見に来るのが一種のステイタスなのかも。
年齢層も高めでした。
舞台自体もかなり豪華。
$10のパンフでさえなんだかゴージャ〜スって雰囲気です。

話は前述の通り感想を書くのは控えますが、代わりに印象が残ったところを。
全体的に
舞台が凝っている、そして舞台装置が大掛かり
だから見ているとなんともゴウジャスな気分になってきます。
シャンデリアが落ちてきたり、
限られた舞台上のスペースなのに船をこいでいるシーンが絶妙だったり、
人が川に飛び込んだり、
すごかったです。
一番後ろの一番はじっこの席でしたが、ちゃんと見えました。
前のほうの席だったら臨場感がものすごいんだろうなあ、と思わずにはいられなかった。
あと、失恋したファントムが I love you, I love youと悲痛に叫んで嘆くシーンは胸にぐっとくるものがありました。
きっとすごい演技力なのでしょう。

ダンスはすくなく、ストーリー重視。
歌のみでなく歌+台詞で舞台が進み、歌はオペラチックです。
英語に自信がない人はあらすじをきちんと研究してから行くことをオススメします。




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