NEW YORK

                 1999.12.15〜28にかけて、NYへの一人旅。
                  目的は、NYのCHRISTMASを堪能する事! 


 1999.12.15〜27にかけて、ニューヨークへ旅行に行きました。当時私は大学3年生で、気ままな大学生とはいえ、一応授業やサークルで忙しかったのです。それでもこの旅行を決行したのにはそれなりの訳があります。それは、「ニューヨークのクリスマスをもう一度じっくり楽しみたかった」この一言に尽きます。以前アメリカに暮らしていた時に何度も訪れたNYのクリスマス。日本とは比べ物にならないほど、賑やかで、大人も子供も、町全体で浮かれているシーズン。あの雰囲気をどうしてももう一度感じたくて、実行に移したのでした。就職活動を目前に控え、「今しかない!」と思ったのも理由の一つでしょうね。私が出発した12/15というのは、まだ大学も冬休みに入っていなくて、まだいくつか授業も残っていたのですが、余裕で切りましたね(笑)。授業よりNYの方が大事だったんです。授業が終わってからだと、世間的にも休みの時期に入ってしまって、航空費が跳ね上がったんです、たしか。同じ場所に同じルートで行くのに、貧乏学生が3万も4万も無駄に出来るか!と12/15に強行出発。たしか一回乗り換えありでしたけど、往復で6万くらいでした。それでは日記形式でNY旅行を振り返ってみたいと思います。

12/15(水) 出発

いよいよ出発。
成田空港には出発の2時間前に到着。
best timeかな。
でもすでに搭乗手続きは始まっていて、
窓側の席はゲットできなかった。残念。
ところが飛行機に実際に乗ってみるとこれが思ったよりいい席。
まずその区切られた空間の中の一番前だったので、足元が広い。
そして一番前なので、前の人の椅子が傾いてくる事もない。
荷物も足元に置けるし、足も組める。
すごく細かい事だけど、NYまでの長い道のりなんだから
スペースが広い事はとてもありがたい事なのである。

飛行機の中ではほとんど寝ていたらしい。
毎回の事だが、旅行の準備というものを私は直前にするので、
前日はたいてい寝不足である。
そうすると、必然的に成田エクスプレスから飛行機まで、熟睡できるのだ。
狙ってるわけじゃないんだけど・・・ 
長時間座って映画を見たりするのも最初はいいけど、
時間が経つとかなり苦痛になってくる。
その点私の「飛行機でも熟睡できる」タイプは幸せなのかもね。
そして食事の時間にはちゃんと目がさめるから不思議。
熟睡してても嗅覚は働くのかな。
いつも自分の番の直前に目覚める。

ところで今回は初めて乗り換えがあった。
乗り換え時間は結構少なくて、
しかもなぜか到着時間が30分くらい遅れていて、
私はかなり焦った。
ちゃんと乗り換えられるのか不安だったんだけど、
なんとかなるもんだ。
このフライトはたったの2時間半なので、
現地時間に合わせるためにももう寝ないで起きてようと思ってたのに、
また寝たらしい。
つくづくよく寝る奴だ。
我ながら少しあきれてしまう。

New Ark空港着。
到着が夜だったので、日系のリムジンを予約していたのだが、
荷物を受け取る前にドライバーの人と会えたのでひと安心。
しかも日本人の方だった。重ねて安心。
でも値段がとっても高かった。
まあ安心料だと思えば仕方がないのかしら。

日本を発つこと16時間
今回は乗換えがあったから、今までで一番の長旅だ。
さすがに疲れた。
ホテルに着いたのは21:00頃だったのだが、
とにかくおなかがすいていた。
何か食べようにも何もないし、
こんな時間からホテルのレストランに行く気もしないし、
その日はなんと自動販売機でポテトチップスとクッキーと水を買って
夕食代わりにしたのだった。
初日なのになんとも寂しかった。
さて今日はもう寝るだけ!
明日から13日間、楽しむぞ!

 

12/16(木) 買い物三昧

目覚ましが鳴る前に目覚める。
久々のNYで興奮しているのか、時差なのか、はたまた機内で寝すぎか(笑)。
どちらにしろ早起きはいい事だ。うん。
ところで私の泊まったホテルには、
“コンチネンタルブレックファスト”が付いていた。
大層な名前だけど、要するにパンとコーヒーの軽食。
でも普段から朝はトーストの私にはありがたい。
breakfast 7:00〜10:00という説明を前日受けていたので、早速7:00に階下へ。
並んでいたのは、超bigなマフィンの数々。
マフィン一つと、オレンジジュースとコーヒーを頂いた。
甘かった・・・

このホテルには以前にも泊まった事がある。
ホテルの隣に、
bloomingdale'sというアメリカでは有名なデパートがあるので
とても気に入っている。
しかもこのデパートには以前暮らしていたときに
毎週のように買い物に来ていたという思い出深いデパートなのである。

デパートオープンの9時を狙って、早速隣のbloomingdale'sへ。
巨大なデパートなのに、気が焦ってなんだか早歩きになってしまう。
デパート自体はオープンしても、
中の個々の専門店は10時オープンがほとんどなので、
まずはデパート内を一周してみた。
なんだか懐かしくてどうしても顔がにやけてしまう。
ひとりでニヤニヤしながら歩いてて、
傍から見ればさぞかし変な人だったに違いない・・・ 
でもしょうがないじゃん懐かしくて嬉しくて仕方がないんだってば。

ようやくお店がオープンし出した。
The Limited
に1時間半くらいいたかなあ。
かなり試着しまくった。手当たり次第って感じかしら。
だって安いんだもん。
安いのに、sale品があちこちに。
結局服を2着とピアスを2個お買い上げ。
うーん買い物って楽しいわ。

長いようで短い旅行である。
なにしろ行きたいところがいっぱいあるのだ。
時間は無駄にはできない。
bloomingdale'sはまだまだ見所盛りだくさんなんだけど、
ホテルの隣だしまた来れると思って午後は違う場所に行く事に。
とりあえずホテルに戻って荷物を置いた後、
ホテルのフロントの人にbus mapをもらって今度は
Macy'sというデパートへ。
bloomingdale's よりMacy's のほうがどちらかというと庶民的かな。
ちょっとだけだけど。

まずおどろくのは、入り口にメリーゴーランドがあることだ。
普通デパート内にメリーゴーランドなんかないよね。
天井もむちゃくちゃ高いし、とにかく横にもでかいので、
メリーゴーランドがあってもちっとも圧迫感がないのが不思議である。
そして
超特大クリスマスツリーもあった。
クリスマスツリーはデパート内のいたることにあるんだけど、
やっぱりメイン玄関のところには一番立派なのを置いてある。
そして隣はサンタの庭みたいになっていて、
サンタさんと写真を撮るスペースになっていて、
子供たちがわんさか並んでいる。
そんな光景を横目にデパート内散策。
アメリカのデパートっていうのは、大抵 Mall と呼ばれる。
だだっぴろいスペースに、2つか3つのデパートが入っていて、
そのデパート同士を結ぶ通路の両側に
専門店がわんさか並んでいるのである。
GAP とか The Limited とか BANANA REPUBLIC とかね。
そして food court 。
いわゆる日本のデパートの上の階の方にあるレストラン街だ。
food court のいいところは、いろんなお店がぐるっと一周並んでいて、
真中に凄い数のテーブルとイスが並んでいるところ。
つまりみんな好きな食べ物を買ってきて真中で食べる事が出来るのだ。
並ばなくていいし、家族で行っても自分の好きなものを食べられるし、つくづく合理的だ。
そして私の今日の夕食もここでお世話になったのだった。
ごちそうさまです。

20:00発でバスに乗る予定だったので19:45にはバス停にいた。
意外と心配性な自分がいる。
しかしバスはなかなか来ない。
結局30分も待っちゃったよ。寒かった・・・。
時刻表変ったんなら新時刻表貼っといてよー。
それとも単に遅れただけ?
どっちにしろかなり正確な日本の交通事情の素晴らしさに改めて敬意を表したい。
アメリカではこんな事、日常茶飯事なんだ。

 

12/17(金) Woodbury Common Premium Outlets→迷子に。

今日はWoodburyに行くために早起きをした。
Woodburyというのは、NY郊外にある超巨大アウトレットである。
その大きさや本当に巨大としか言いようがなく、1周するのも一苦労なほど。
お店も何軒入ってるのわかりゃしない。
さらに驚くべき事にはこのアウトレットモールは今も少しづつ大きくなってるって事。
そういえば前行ったときも工事してた。
アウトレットとは、季節はずれなものや、そのシーズンの売れ残り、
または多少難ありの商品を通常より安い値段で売っている店のことである。
元々日本よりもかなり物価が安く、買い物をしやすいのに、
それよりさらに安くなっているのだから来ない訳には行かない。
というわけで早起き。

なぜ早起きかと言うと、
NYのPort Authority Bus Terminal という大きなバスターミナルから、
Woodbury 行きのバスが一日に何度か出ているんだけど、その最も早い分に乗る為だ。
最も早い分はガイドブックによると8:15。
ターミナル内で迷う事と、そこで朝食を取る計算をして
余裕を持って、7:30にターミナル着を狙って、
ホテルから徒歩10分のバス停から、
6:45発のターミナルへの快速バスに乗る事にする。
となると6:30にホテルを出なくてはならない。
というわけで5:45起き。
つまり、

起床→ホテル出発→local bus 出発→NY Port〜ターミナル着→woodbury への直通バス発
5:45  6:30      6:45       7:20              8:15

広いターミナル内で迷うも、ようやくチケット売り場に到着。
朝早いからか売り場のオバサンは無愛想。
NYだからか。
出発まであと30分強。
ということで朝食を食べにAu Bon Pain パン屋へ。
かなりのチェーン店らしく、どこでも見かける店だ。
パンとアイスティーを飲みながら、
バスチケットを買ったときについてきたクーポンと地図を見ながらどう回るか戦略を練る。
適当にふらふらしてたら目的のお店にたどり着く前に時間切れだ。
それにしてもアメリカのパンっていうのはなんでこんなに甘いんだ。
普通のトーストが食べたい。

さて無事バスにも乗れ、またまたバス内で寝てたらすぐ着いた。(そりゃそうだ)
私が立ち寄った主なお店をリストアップしてみよう。
GAP, Reebok, Tinberland, GUESS, BANANA REPUBLIC,
COACH, Polo Ralph Lauren, Levise, Liz Claibone, Nike, Benetton,
Esprit, Nine West, Lacoste, Fila, Nautica, Keneth Cole, Palo jeans,
Dooney&Bourke, Godiva, Quick Silver ・・・。こんなもんか。
書き出してみると傾向が見えてくる。
どうもスポーツ洋品店やカジュアル店しか入ってないような気が・・・
グッチとかフェラガモとかもあったんだけどね。
店内に入りもしなかったよ。まあ学生だしね。うん。
一番のお買い得品は、やっぱりDooney&Bourkeのバッグかしら。
元々$250くらいのバッグが、アウトレットプライスで$199。
ところが期間限定セールで、
店内のアイボリーカラー(くすんだ白みたいな色)の商品は
どれも全部60%オフというから驚き。
$199の60%オフは、$79.60。$1=120として¥9552。
安いでしょう?ちゃんとしたブランド品だし。
まあ多少持ち手がはげてたり傷があったりしたけど。
というわけで母親へのお土産が旅行2日目にしてゲットできたのでありました。

さてこの日の帰りが大事件なのでした。
Woodbury17:40発のバスに乗ってまずNYのPort Authority Bus Terminal へ。
その後 NJへのlocal bus へ乗り換え。
NJのバスっていうのは不親切(?)で、日本のように車内アナウンスがないのです。
自分が降りるバス停は自分で窓の外の景色で判断しなければならないという訳なのです。
朝、バスに乗ってから一生懸命外を見て、
周りの家の感じとか何か目印になるものを決めていたので、
多分その近辺になったら分かるだろう、と考えていたのですが、これが甘かった。
時刻はすでに20:00頃で、真冬なので外は真っ暗。
目を皿のようにして景色を見ていたのに、自分の降りるところがどこかわからず、
いつの間にか車内はドライバーと私の二人だけになっていた。

と、ドライバーが、「終点だよ」というので、
持っていたチケットを見せたら、「ここはとっくに通り過ぎたよ」とのお答え。
「なんで降りなかったんだ。」と言われて、
なんだか怒られているような気がしてちょっと泣きそうになりながら
「どこで降りたらいいのかわからなかった」と私。
「場所を教えてあげたのになんであらかじめ言わなかったんだ。」とドライバー。
体格のいい黒人のドライバーで、つっけんどんに言うもんだから
私はなんだか悲しくなってなぜか「sorry」。
しょうがないから、ここで降りてタクシーつかまえて、
ホテルまで行ってもらおうと考えていると、
ドライバーが、「とりあえず降りて、そこの小屋で待ってろ。
また同じルートでNYに戻るから連れてってやるよ。」 
なんだ、優しい人だったのね。相変わらず口調は怖いけど。
で、お言葉に甘えてまたバスに乗り込む。
しっかりとドライバーのすぐ後ろに座らされた。
20分後、「Yo, ここがHackensackだよ。そこに君のホテルの看板があるから。
そこまっすぐ行って右ね。」と声をかけられたが、
そこは私が朝使ったバス停ではないバス停だったのだ。
でもとりあえずお礼を行ってバスを降り、言われたとおりに歩いてみた。
歩いてみたって言っても、そこは思いっきり車道。
人っ子一人歩いていない。
歩いても歩いても右に曲がる道なんて出て気やしないし、
看板が出てるのは事実だからホテルは近いんだろうけど、でも道が分からない。
しかもあたりは真っ暗で、私は買い物袋をいっぱい下げてるし、
誰かに襲われやしないか、とビクビク。

と、そこにファーストフード店が見えたので、
とりあえずそこに行って、ホテルの場所を聞いてみた。
そうしたらなんと「そんなホテルは知らない。」とのお答え。
え〜近いんじゃないの!?
真っ青になってもうこれはタクシーを呼んでもらうしかない、と考えていると、
私と店員さんの会話を聞いていたお客さんが、
そのホテルなら、私知ってるわよ、と声をかけてくれ、細かく道を教えてくれた。
「車で2〜3分だから。」とその女性。
私は慌てて、「車ではなくて歩いてでも行けますか?」尋ねたら、
「歩いてここまで来たの!?歩いてなんて到底無理無理!
私たちこれからそこを通って家に帰るから乗せていってあげましょうか?」 
そのときの私にとって、その女性の言葉は天使の言葉のように聞こえました。
疑う気持ちなど一切無く、思わず「really?」と聞き返した私に、
その女性はにっこり笑って本当に私をホテルまで送ってくれたのでした。
車内には、だんなさんと男の子が二人乗っていて、
突然の私の出現に驚いていたようだったけど、
日本から来たの?日本ってここからどれくらいかかるの?と気軽に話し掛けてくれ、
飛行機で12〜3時間だよって答えると、
そんなにかかるの!と本気で驚いていた。
よくよくお礼をいい、ホテルの入り口で別れたのだった。

後から思い返すと、なんとも危険な事をしたなあ、と思う。
知らない人の車に乗ってしまったんだらね。
いい人だったから良かったものの、
いい人ぶってそのままどっかに連れて行かれて身ぐるみはがされる、
なんて話、珍しくも何とも無いアメリカ。
でもそんな人ばっかりじゃない。
頭から疑ってかかることは失礼である。
必要なのはその場の状況で判断できるかどうか。
甘すぎる話には乗らない事。
全てを拒否していたら、アメリカのいい面は全く見えてこない。

 

12/18(土) Miss Saigon

NY3日目。そろそろ疲れがたまってきたようだ。
昨日も一昨日もフルに時間を活用したからなあ。
とりあえず今日は一日のんびり過ごして体力の回復を図ろう、
と決めて朝もゆっくり起きる。
ゆっくり朝食を取り、とりあえずマンハッタンに向かう。
10:30頃マンハッタン着。
今日はミュージカルを見ることにする。
以前来たときは、どうしてもMiss Saigon が見たくて、
日本からチケットを予約して行ったのだった。
日本語の通じるところで予約したので、手数料などがかかり、
後から正規の値段よりはるかに高い請求書が来た。
それでも席は最高の席だったし、
絶対見たかったミュージカルだったので、それでも満足していた。
でもその後、もっと安い方法でチケットを入手する方法を知った。
予約と言う形ではなく当日ゲットするものだから、
必ず見たいものが見れるという保証は無いが、
その分料金がずいぶん安いのだという。
よし、今回は滞在も長いし、当日券ゲット作戦に切り替えよう、と思って、
日本からはミュージカルのチケットの手配はせずに来た。

ミュージカル等の、売れ残り券や当日キャンセル券が、
タイムズスクエアTKTSというところで売っているらしいので、
とりあえずそこに行ってみた。
場所が分かるかどうか不安だったが、そんな不安もすぐに解消。
この寒い中、長蛇の列が。これに違いない。
とりあえず並んでみる。15分くらいで順番が回ってきた。
窓口のすぐそばに電光掲示板で、その日売っているチケットがリストアップされている。
そうしたらなんと
Miss Saigon発見
なんとも運がいい。
迷わずそれを買う。
結局
元値の半額+手数料で、$42.50也。
安いものだ。

私はマンハッタンのホテルに泊まっているわけではないので、
マンハッタンで遊んだ後はバスでNJまで帰らなければならない。
そうすると必然的にミュージカルはマチネしか見れない。
マチネは大体14時ごろから始まるので、
チケット入手済みの今日は、半端に時間が余ってしまった。
そんなに遠くまで行けないので、
とりあえず5th Avenueを冷やかしてみる事にした。
ブラブラとウィンドーショッピンをして高級感に浸り、
sony plaza の pubric space で vegetalian sandwich というものをお昼に食べて、
Miss Saigonに向けていざ出陣。

開演の30分前に着くも、劇場前はすでに超満員。
$10でパンフレットを売るお兄さんが駆けずり回っている。
大声をあげてお兄さんを呼んでパンフを買ったら、
以前買ったものと同じモノだった。
あちゃー。
まあいいか。
記念記念。
席に案内されてびっくり!
一番端っこで多少舞台が見にくくはあるが、
なんと
前から5列目という最高の位置
舞台上の役者さんの表情が一つ一つ読み取れるので、
後方で見るより何倍も迫力があるのである。
なんというラッキー。
おそらく、2枚つづりとかじゃなくて、一人分で買ったから、
微妙な場所のチケットが余ってたんだなあ、とひとりで納得。

ミュージカルそのものはやはり最高であった。
前回(約2年前)見たときに、
劇中の全てのナンバーが収録されているCDを買って帰って、
日本で何百回と聞いた効果か、
今回は話の筋がほとんど分かるのである。
セリフもほとんど聞き取れる。
感動も迫力も倍増!!
配役は、以前と全く変っていた。
Chrisの迫力が凄いのなんのって。
Kimが押されて見えるほどだった。
Engineerも前とは違っていて、
今回は小太りのアジア系の人だったのだがこの人がもうまた最高!
表情の一つ一つが道化師みたいで、ユニークで、間の取り方が抜群!
十分に笑わせていただきました。
観客と一緒になって笑えたのも自分的には嬉しかったかな、やっぱり。
やはりストーリーをあまり知らずに見るのと、知ってから見るのとでは、
その場での理解度が全然違うのだ、という事を実感した。
ブロードウェイでロングランの作品でも、日々努力して、
少しづつ改善しているのが伺えた事も、とても良かった点だ。
舞台装置などはもちろん、使用曲も2年前とは多少変更していた。
さすがブロードウェイだ。

満ち足りた気分で、今日は夕方5時半くらいにはバスに乗る。
自分が降りるべきバス停も今回はちゃんとわかってひと安心(笑)。
ホテルの隣のスーパーで夕食調達。
買ったものはプレーンのbagle、ヨーグルト、
そして飲み物に、snapple(←瓶詰めのアイスティー。いろんな種類があっておもしろい)
一人旅で寂しくなるときはやっぱり食事時かな。
ファーストフード店くらいにしか入れない。
でもこうやってスーパーで適当に調達して
ホテルでテレビを見ながらのんびりっていうのもなかなかいいんだけどね。

とにかく疲れててご飯を食べながらうとうとしてる位だった。
早々に準備して12時就寝。
おやすみなさい。

 

12/19(日) Les Miserables

今日もミュージカルを見ることにした。
日曜日だからマチネがやっているのである。
マチネっていうのは毎日あるわけではない。
大抵は水曜と日曜。
火曜、土曜もマチネがあるミュージカルもある。
というわけで昨日と同じルートでまたまたタイムズスクエアへ。
昨日より列が長い気がした。やっぱり日曜日だからか。
今日の目当ては、オペラ座の怪人だったのだが、
あいにくチケットは売られていなかったので、
レ・ミゼラブルを買った。
レミゼは以前帝劇で見たことがあったので、
これなら昨日と同じようにストーリーがわかるだろう、と思ったのだ。

無事チケットはゲットしたのだが、
長時間外にじ〜っと並んでいたせいでかなり体が冷えていた。
なにか温かいものを飲みたくなって、
スターバックスに入ってみた。
スタバは日本でも急激に店舗数を増やしているけど、
NYでもまだまだ人気上昇中みたいだ。
だって以前はこんなにあちこちスタバを見かけなかった。
2〜3ブロック行くと必ずスタバがあるのだ。
お見事。
my favoriteのカフェモカを注文。
そうしたらなぜか名前を聞かれた。
なんで??と思いつつもReikoと答えておいた。
で、ちょっと待ってたら随分奥から“リエーコー”と呼ぶ声が。
もしや!?と思って言ってみたら、
案の定“Rieko”と書かれたカップを持ってお姉さんが叫んでいたのだった。
こちらではカップにお客さんの名前を書くらしい。
なるほど、そうしたら順番が前後しちゃった、なんて間違いは生まれないわけか。
ところでレイコとはどうも聞き取りにくいようで、いつもリエコになる。
似たようなもんだから別にどっちでもいいんだけどさ。
でもやっぱりちゃんとした名前で呼ばれたいって言うのが人間よね?

ここに来て今回の旅行で初めてロックフェラーセンターに行ってみた。
あの超巨大クリスマスツリーが冬のトレードマークになっている場所である。
昨日は5th Avenueを冷やかしすぎて、時間的にここまでたどりつけなかったのだ。
ここここ!ここを見るために今回NYに来たと言っても過言ではないかもしれない。
どうしてもどうしても生で見たかったロックフェラーのツリー。
やっぱり大きくて、飾りもきれいで、いつまで見ていても飽きない。
ポケーとツリーを眺めて、いろんな角度から写真を撮って、
また来るからね、ととりあえず今日のところは退散。
目の前にある
Radio City Music Hall
有名なクリスマスのshow,
CHRISTMAS SPECTACULAR のチケットを買ってから
ブロードウェイへ戻る。

Pizza Hutでお昼をそそくさと食べてから、レミゼの会場へ。
ほぼ満席で、私の席は2階の前のほうの、やっぱり端っこだった。
見ているうちにだんだんとストーリーを思い出してきた。
同じ「ミュージカル」でも、Miss Saigonとはかなり違ったものだった。
どちらかというとレミゼはどことなくオペラ的で、
歌を歌うときも、「舞台の真中で一人で立って歌う」という形式が多く、
踊りながら、また会話をしながら歌っていたMiss Saigonとは違う印象を受けた。
でもその分、歌唱力は抜群で、ダンスがない分おとなしく感じるけど、
歌を堪能したい人にはこのようなタイプの方がいいかもしれない。
小さい男の子(名前忘れちゃった)の歌がまたすごくて、
とてもこんな小さい子供が歌っているとは考えられなかった。
歌唱力ももちろん、声や仕草が堂々としていて自信たっぷりなんだ。
そりゃブロードウェイにあんな子供のときから出ているんだから当然と言えば当然だ。
終わった後は観客総立ちで、ずっと拍手が止み終わらなくて、すごかった。
期待していたよりもずっと良いものを見た気がして、なんだか得をした気分だった。

 

12/20(月) Ms Pとの再会。

私は昔アメリカに住んでいた事がある。
その3年強の間、私はずっと日本人学校に通っていたので、
英語力がつくはずもない。
日本人学校に通っているとはいっても、
住んでいる国はアメリカなわけで、
その国の言葉はやはり必要となってくる。
そんな訳で我が家は毎週一回、家庭教師の先生をお呼びしていた。
彼女は公立小学校で、
ESL(英語を母国語としない子供たちのための英語授業)を担当している
現役の教師だった。
彼女は本当に良い人で、私たち家族の面倒を本当に良く見てくれた。
私たちは彼女を信頼しきっていて、
ただの家庭教師ではなく私たち家族にとってかけがえの無い人だった。
私たちが帰国するときには泣いて別れを惜しみ、
またいつかきっと遊びに来るように、と何度も何度も言われたものだ。
その言葉に嘘はなく、実際2年前にアメリカに来た時も
久々の再会だったにもかかわらず、
彼女は旅行中の私の世話を良く焼いてくれた。
実は今回の旅行は急に決めたものだったので、
私は彼女にアメリカに来る事を連絡せぬままここNJに到着してしまっていたので、
到着した最初の晩、彼女に「今NJに来ている」と連絡したときは、
本当に驚いているようだった。
そして、今日の夜一緒に食事をしようと誘われていたのだった。

そこであまり遠出はできないので、今日の午前中はNJを散策する事に決めた。
ホテルから、バスを乗り継ぐと私が昔住んでいた場所まで行けるので、
散歩がてらのんびり町並みを楽しもうかなと思ったのである。
ホテルのbigで甘いマフィンにはそろそろ飽きていたので、
昔よく通ったパン屋さんで朝食を取る事にし、8時過ぎにホテルを出た。
9時半ごろようやくそのパン屋に到着、遅い朝食を一人で取る。
昔の好物がそのまま並んでいて、
あれもこれも、と買っていたらえらい量になってしまった・・・まっいいか。
唯一の心名残は、大好物だったクラムチャウダーのスープが売ってなかった事。
たまたま今日無かっただけなのか、それとも販売自体が中止になってしまったのか・・・
どちらにしても残念。
またの機会にチャレンジしてみよう。

ゆっくりと朝食を取って、
さあ今から散歩だ,と張り切って外に出たらなんと雨が降っているではないか!
傘など持ってきていないし、
しかも雨のせいか、気温まで下がってむちゃくちゃ寒い。
私が取ろうとしていた散歩のコースは、
パン屋から、歩いて昔住んでた家まで行って、
そのあと我が家の冷蔵庫の中身だった(?)スーパーまで行って、
そこからバスでホテルに戻る、というものだった。
文字にすると近いように思われるかもしれないが、そこは車社会のアメリカ。
このコース、スーパー到着まで悠に2時間はかかる。
この天候の中それだけの散歩は無理だと判断。
急遽ホテルに戻る事にした。
さっき降りたバス停の反対側に立っているとバスはすぐ来た。
乗ると、来たときと同じドライバーで、
「あれ、君の事覚えてるよ!またまた僕のバスでラッキーだね」と言われてしまった。
なんともノリのいい運ちゃんだ。
おじさんだったんだけどね。
というわけで私はわざわざパン屋で朝ご飯を食べる為だけに
バスに往復2時間も揺られる事になったのだった。
まあたまにはこんなんもアリか。
帰りはバスから、各家々の凝ったクリスマスの飾り付けを堪能した。
ああ歩いてじっくり観察して、写真とかも取りたかったんだけどなあ。
残念だ。

というわけで午前中のうちにホテルまで帰ってきてしまった。
仕方が無いのでホテルの隣のスーパーで、
食料品などのお土産を買ってしまうことにした。
アメリカのスーパーっていうのはおもしろい。
まずデカい。店もデカいし、並んでいる品物もデカい。
最初はきゅうりなんてお化けかと思ったし、
またそんなお化けのようなデカい野菜が凄い数でまとめ売りされていて、
そしてその値段が安いのだ!
その値段を日本円にいちいち換算して、
安〜いと心の中で叫びながら一人でスーパーをウロウロするのも悪くない。
ミネラルウォーターでもジュースでも牛乳でも、
日本のように500mlとか1リットルとかいう可愛いサイズなんて置いてるわけが無いし、
マヨネーズは瓶詰めだし、コーンフレークだけで30種類くらいあるし、
とにかく飽きない。
観光地だけを見ていたのではわからないアメリカの日常が、
スーパーに来たら見れる。かなり楽しい。
近頃は日本でもソニプラなどでアメリカのお菓子などを扱っているが、
それがいかにぼったくりか、なども分かるし(笑)、
またそういうのはお土産にも最適なのです。

そして夕方、2年ぶりにMs P と再会する。
彼女はちっとも変わっていなくて、気軽に話す事が出来た。
私が何もリクエストしていないのに、
彼女は私の前の家まで車で連れて行ってくれた。
私がどこに行きたがってるのかよ〜く知ってるんだなあ、と感激。
3年強、家庭教師ー生徒として付き合っていたのは、
もう8年も前のことなのに・・・。本気で感動してしまった。
彼女の家にはもうだんなさんも息子さんも帰っていた。
息子さんはもう中学生になっていたんだけど、まだ幼さの残る可愛い子で、
「あれ、前来た時と髪の毛の色が違うね」とあっさり言われた。
髪の毛が痛みすぎて金髪っぽい茶色になっていた髪の毛を
私は一応気にしてたのに・・・ズバリでした(笑)。

私はキッチンのカウンターに座って、
彼女は料理をしながら、私たちは久々のおしゃべり。
手伝うよ、と言ってもあなたは今日は私のゲストなんだから座ってなさいと跳ね返される(笑)。
クリスマス用の、柊のついた可愛い食器セットで、彼女の手作りの料理を頂いた。
サラダ、パン、野菜ソースのかかったステーキ、マッシュドポテト。
デザートはショートブレッドとコーヒー。とてもおいしかった。
何より手作りでもてなしてくれたのが嬉しかった。
(アメリカの主婦は、日本の主婦ほど料理をしない。してもとても簡単なものが多い。)
帰り際、「レイコは前に来たときの方がよく英語をしゃべっていたね。」と言われてしまった。
確かにそうなので、ちょっとショック。
さすが教師。
もっと勉強しなきゃダメだわ。


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