「悪魔」ちゃん事件を覚えておられるだろうか。父親自らが自分の子供に「悪魔」と名づけ、役所に申請したあの事件である。
結局市長が名前を「誤記」として処理し再命名することになったが、命名に関して今後に問題を残すことになった。そして今回の事件はこの問題をあざ笑うかのように起きた。
「戻川 Xマティーニ」
24日に東京都東村山市役所に提出された出生届である。命名は父親の戻川
仁さん(32)。理由は仁さんの好きなカクテルの名前からとか。
マティーニ社(伊)よりの抗議の結果、当初の「戻川
マティーニ」に一字加えての申請となった。「Xを加えればフリー扱いだ」と戻川さん。
「そもそも「悪魔ちゃん」事件の時点で今回の状況は予想できたものです。これは行政側の怠慢ですね」とは参議院議員砂川
均氏(63)。
「数年後、われわれはXマンハッタンちゃんやXドライマンハッタンちゃん、はたまたXギムレットオンザロックスちゃんが小学校に入学するニュースを聞くだろう」と顔に似合わずカクテルについて造詣が深いことを披露した。
現在のところ子供の命名に関して特に有効な法律は存在しない。しかし対応すべきはわれわれかもしれない。両親の愛を受けXマティーニちゃんが健全に育ってくれるのなら、どんな名前であれXマティーニちゃんは幸せといえるのではなかろうか。
Xマティーニちゃんは今日も仁さんと母親Xドライベルモットさんの間で元気にはしゃいでいるに違いない。 |