伊香保 (2000年10月22日)


群馬県の伊香保に行って来た。

初めて行ったのは、今年の六月。
その時は、知り合いと初めて会うために、行った。
「知り合い」と「初めて会う」というのは、可笑しな表現だが、正確に言うと、メール で知り合った人と、初めて実際に会った、ということだ。
その日は、その人と渋川駅で待ち合わせて、榛名湖まで行った。そこで食事をして、 少し下ったところで、しばらく車の中で話をした。

今回は、温泉に行った。またしても(?)仕事で行ったのだが、泊まったのは、「小暮」というホテルだ。皇室の方を中心に有名人が数多く泊まっていることで有名であるよう だ。
夕食の席に置かれた、ホテルの「由来記」によれば、歴史も相当に古く、垂仁天皇の 時代にすでにこの地に温泉があり、万葉集にも歌われているそうだから、かなりのも のである。もっとも、垂仁天皇は、神話の時代の人なので、真偽の程は定かではないが、 万葉集に数多く歌われているのは確かだ。

ホテルに行く前に、再度、榛名湖まで行った。
榛名山という山のうえにあるので、急カーブの連続である。
木々が、すでに少し紅葉し始めていた。鮮やかな赤や黄色が美しい。
坂を登りきって、少し下りのまっすぐな道をゆくと、開けたところに出て湖が眼前に 広がり、その向こうに、榛名富士といわれる一三九二メートルの山の美しい姿が現れる。
その場所の手前には、オートキャンプ場もある。
ただ、六月に行った時に、車を止めて知り合いと話した場所が、なぜか、どうしても わからなかった。

温泉街は、急な坂の途中にある。わたしは見なかったが、伊香保は、長い石段でも有名 なところだ。
また、伊香保を語る際に忘れてはならないのが、竹久夢二だろう。
壮年期にこの地に長く留まり、美術館のようなものを建設しようとまで考えていたら しい。
それは今、竹久夢二記念館などとなって実現している。
わたしは、竹久夢二が好きなわけではないし、時間もなかったので、記念館には入らな かった。

温泉の湯は、すべて温めで、長く入るには適している。
露天風呂もあって、先にそちらに行った。少し肌寒く、肩まで湯に浸かって手足を伸ば した。湯は、やや茶色く濁っている。
屋内の大浴場は、熱い湯かと思ったが、こちらも温い。
翌日の昼くらいまで、体が暖まったままだった。

伊香保は、東京からも近く、それがまた、人気のある理由のひとつだろうか。
ただ、翌日のゴルフの成績がよくなかったので、伊香保カントリーには、もう行かない でおこう。






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