衣装  〜ウエディングドレス〜


 「一生に一回しか着れないから・・・」と私の友達は結婚するときにドレスへの意気込みを熱く語っていた。
私はそれを聞きながら、そんなものかなぁ〜くらいしか思っていなかった。
彼女はどうしても「エリ松居」のドレスが着たいということで、とにかく探しまくり、どうしても気に入ったのがなかったので、オーダーレンタルをしたのだった。聞くと、ちょっとびっくりするような値段だったので、ああ・・・結婚式はお金がかかるんだ、という感想くらいだったのだが、実際自分のこととなると、やっぱり色々あるものです。


貸衣装

 多くの人は花嫁衣裳関係はもちろんレンタルにする。だから貸衣装店というのは、たくさんあるのだと思う。実際ドレスを作ったとしても、結婚式後どうしようもないし、金額的にも作るよりは安いレンタルを利用する。私ももちろんそうでした。気をつけないといけないのは焦りです。焦らなくてもきっといいものがあるんです。納得がいくまで粘るべきだと私は思います。漠然とでも着てみたいというドレスのイメージを持つことも大切です。そのために前もって雑誌なんかで下見をしておくこともいいでしょう。特にない・・・と思っていても、実はイメージがあったりする場合もありますから。

ドレス選び

 ドレスをレンタルするにしても、まずお店で試着を勧められます。まあ着てみないとわからないというのもあるが、ドレスを着るのは結構大変だったりする。普通のワンピースを着るようにはいかない。ドレス用の下着をつけて、パニエというスカートの部分を膨らます下着も着ないといけない。面倒だな・・・と思ってもこの際なので着まくることをお勧めする。ちょっと下品な話をすれば、こういう時しか着れないから着れるものは着た方がいい。そして忘れず値段のチェックも必要です。
 あれやこれやと着ていると、まあ、よっぽどでも「お似合いですよ〜」と言われる。これはあかんわぁ〜と自分で思っていても、店員さんは満面の笑みで「いいですね〜」とか言われる。気に入らないものは気に入らないとはっきり言うのも大切です。そして試着が終わると、契約ということになって来ます。「このドレスは人気があるから」とか「とりあえず抑えておいてください」とか言う話で仮契約を迫られます。「とりあえずこのドレスを抑えていただくと変更は自由ですから・・・」なんていうのもあります。でも、よっぽど迷ったとき意外はこれをしないほうがいいかも。1週間以内のキャンセルはキャンセル料がかからない場合が多いですが、それ以降は20%とかのキャンセル料が発生したりします。ドレス選びをはじめるのが大体半年くらい前からですから、もう式が近いとか、余裕がない場合は別として無理やり契約する必要はないのです。私も焦って契約しましたが、結局気に入るのがなくてキャンセル料が発生したりして鬱陶しい思いをしました。あらかた3ヶ月くらい前には決まっていないと、他の準備にも支障がでますが、それまではゆったり焦らず選びましょう。
 オーダーの場合は3ヶ月前くらいまでに最終的な決断をしないと間に合いません。半年前がベストみたいですが・・・
オーダーはキャンセルなんかが効かないので、キャンセル=全額支払と考えてもいいと思います。だからしっかり考えてしたほうがいいです。あと、レンタルと違ってサイズをぴったり作ってくるので、体型維持も必要になります。結婚前の半年って案外体型がかわったりするものなんです。色々な意味でレンタルよりはオーダーの方がドレス合わせなんかもありますし、手間はかかるかもしれません。

ドレスを作る

 結局気に入るのが無くて、最終的にどうするのか・・・選択肢は2つあると思います。一つは貸衣装で自分の思っているものに近いので妥協する。2つ目は気に入ったものを作る。後半を選んだ場合はお金と時間とそして労力がかかることになります。まずレンタルと違う点はキャンセルです。オーダーメイドなので、キャンセルは1週間以上過ぎると大体半分くらい取られ、2週間過ぎると全額というところも少なくないでしょう。ドレスを作ってしまうのですから、それも仕方ないかもしれません。だから自分の中で思い切ってドレスを作らなければいません。
 ドレスをオーダーすると採寸です。これをもとにドレスを作られるわけです。大体半年くらい前にオーダーするのが普通ですから、その日から体系の維持に努めなければなりません。そして最低2回は仮縫いや仮合わせで行かないといけませんし、その他に小物合わせというのもあります。この小物がまた曲者で、レンタルでは一式ついていたりするのですが、オーダーするとドレスだけになるので、靴からそろえなければいけないんです。あれやこれやとお金もかさみます。あとドレスの下に着るパニエというペチコートは買取またはレンタルということにもなるんです。ああ・・・やっぱりお金がかかるんだ・・・と思い知らされるんですが、でもオーダードレスはそれゆえすばらしいです。
レンタルだと新品のを着れれば一番ですが、普通は何度か着られたものをレンタルします。なんとなくくすんでいたりするものもあります。しかし、それはオーダーにはありません。私もオーダーして知ったんですが、レンタルでは少ない素材がオーダーでは使えます。たとえばサテン。貸衣装屋さんで見ていただければわかりますが、上半身がレースをあしらっているというのが、とても多いです。全体サテン地というのはめったにお目にかかれません。理由はクリーニングにあるようです。レンタルは着まわしが基本ですから2〜3回でドレスが弱ってくるサテン地なんかは向いていないようなんです。特にシルクサテンとなると厳しいみたいです。私の場合はどうしてもサテン地のみのドレスが着たかったのでオーダーしてお気に入りのが見つかりました。レンタルであるようなドレスと、無いドレス・・・どちらを選ぶかは価値観ですけど、何度も着るものではないので後悔だけはしないようにしないとだめですね。

小物

 
ドレスには色々な小物が必要である。頭にティアラをつけるか、はたまた花をつけるか、クラウン、ボンネ色々とあります。その中で何を選択するかということですが、自分がこうしたいと思うものをつけるというのが一番ですが、人の意見を聞く事も大切ですし、写真に収めて写真写りのチェックなんかをすることを忘れてはいけません。私の場合ウエディングドレスで頭に花をつけようかと考えていたのですが、あまりにも頭が重く感じられるという担当していただいたメイクの方の意見でボンネにしました。事実写真写りもすっきりと、後になってやっぱりこれでよかったと思ったものです。
その他に手袋やネックレス、イヤリング・ピアスと色々とあります。衣装をレンタルするとそれについてくるということもありますが、あまり本物の真珠をつけたり、すごく高価なものをレンタルしたりしてもつけている時間が短いので自己満足でつける分はいいのですが、人に見ていただきその価値を理解してもらおうなんて考えても無理かもしれません。私もレンタル衣装屋さんで、ネックレスとティアラ10万円セットというのをすすめられて凍りました。それは本真珠で買うとものすごい値段のものらしいのですが、10万円というのに納得できませんでした。こういう機会だからそれをつけてみたいと思えばそれが一番いいかもしれませんが、納得できなければイミテーションでも問題ないんじゃないかと私は思いました。
さらにドレスの下着があります。これは下着なのでレンタルでもオーダーでも買取となります。この下着は後で着るという概念は捨てたほうがいいかもしれません。ドレス用下着なんで、普段につけるようなものじゃないからです。だから、あまり高すぎるセットを購入する必要もありません。それなりじゃないと、やっぱりドレスのラインの関係もあるので、専用なのはもちろん必要ですがデパートなんかで有名メーカーの下着売り場で売ってる20000万円前後ので十分すぎるくらい十分だと思います。ここぞとばかりセット物ですすめられますが、それに乗る必要はまったくありません。いらないものはいらないといえる強い意志も必要です。


「結婚」に戻る