花粉症???

 大学時代、教授が「僕も今年から花粉症になりまして・・・」と講義で話していた記憶がある。
もちろんその頃は私には関係はないと、全然気にもしていないことであった。
周りにはそういう人もあまりいなかったし、まあ花粉症がちょっと出始めた頃だったので、
ああ・・・そういうなのがあるんだなぐらいの感じであった。
 そんなことも忘れて、就職して1年目。
ハウスダストか何かの影響か・・・顔全体に赤いぽつぽつの湿疹が広がる。
Y皮膚科へ行くと、何かに負けたんじゃない?といわれて、そのまま気に求めず終る。
それが続いたわけじゃなかったんで、それからさらに3年ぐらいは忘れていた。

 やってきた〜

 転職して職場が変わったということもあるが、またまた顔に湿疹が出来た。
赤いぽつぽつが顔全体に広がった。痒くて痒くて・・・
とりあえず、目の周りも痒くて、ずっとこすっていたために、朝目が開かなかったということも・・・
 とりあえずH皮膚科へ行く。
「何かに接触して皮膚炎を起こしているのでしょう」ということで、リンデロン軟膏を薄めたものと飲み薬(トリルダン)を処方された。
医療事務をしている関係で、ちょっとお薬の事がわかったので、リンデロンを薄めてあるとはいえ、顔に塗るのは・・・と思い、勝手に止める。
 しかし、痒いので総合病院の内科の先生に相談。
「蕁麻疹?」といわれたが、一応知り合いの皮膚科の先生に紹介される。
内科の先生は顔にステロイド系のお薬を処方するのは怖いので、専門の先生にしてもらってくださいと、言われた。
 紹介されたY皮膚科へ。
ここでもやはり接触性皮膚炎じゃないかという話になった。
小さい頃アレルギー性皮膚炎でずっと悩まされていたので、アトピーか?と勝手に心配にもなっていた。
しかし、この先生いわく、子供の頃にアトピーになっていなければ、大人になってアトピー性皮膚炎が発症することはないとのこと。
ちょっとこれでアトピーじゃないとわかり安心。
とりあえず、顔に髪がかからないようにしたり、ハイネックのセーターなどを着ない等痒くならないようにすることを言われた。お薬はロコイド軟膏と飲み薬を処方された。(ポララミンとニポラジン)。ただしロコイド軟膏は夜薄く塗るように指導される。弱いとはいえステロイドなので、気をつけるようにという配慮だった。
ロコイド軟膏のお陰で、かなり顔の湿疹もよくなり、夏の前ぐらいにはすっかり治った。
 ここで思い出してみると・・・湿疹が出始めたのは2月中旬、そして終ったのは梅雨であった。

 ブツブツお肌

 顔の湿疹との戦いは化粧品のかぶれにもつながり、その年から化粧品は敏感肌用に切り替える。
なにを使っても大丈夫!しかも自慢?のベビースキンだった私は、ぶつぶつでかさかさの肌はショックだった。
敏感用化粧品は各メーカー出している。しかし、敏感用だから大丈夫とも限らないということを知る。
私自身3社の敏感肌化粧品を使ってみたが、大丈夫だったのは1つだけだった。
化粧品は必ずサンプルをもらって、大丈夫なことを確認してから購入するようにもなった。
あと、いくら敏感肌用であっても、つけて痒くなったり、ほてったり、赤くなったら、すぐ使用を止めることが大切である。
まずは肌に負担をかけないこと、これが大切である。

 それが花粉症だったとは・・・
 
 忘れていた顔の湿疹は次の年にもきっちりやってきた。
う〜ん、これは何なんだ!と思いつつ、同じように皮膚科へ通う。
そんな時、風邪で訪れたS内科の先生に、それは花粉症じゃないかと言われる。
ここらあたりの記憶がさだかじゃないが・・・採血するとここでばっちりスギが出ていたのである。
ああ・・・そうだったのかとちょっとモヤモヤしていたものがなくなったような感じだった。
その年顔が腫れるぐらい湿疹がひどかったので、ステロイド入りの点滴をする。
その点滴のお陰で、湿疹と腫れも引き、顔の痒みからちょっと開放される。
そこで、S先生にちゃんとコントロールして、花粉症を抑えれば注射をする必要もないといわれた。
それから抗アレルギー剤を飲んで、花粉症の時期を過ごし、湿疹もひどくなることなくその年は無事終った。
たまたま風邪で見てもらった先生と、ずっと長いお付き合いになるとは・・・そのときは思っていなかったのだが、縁というのはわからないものである。

 花粉症と向かい合う

 自分は花粉症ではない・・・と、多くの人が1年目は認めないらしい。
花粉症もだんだんメジャーな病気になってきている。
私も自分が花粉症であるとわかってからは、春が嫌いになった。
顔の湿疹と戦う春。
花粉症とわかってからは、湿疹は2月中盤から出るということがわかった。
しかし、病院へ行くときは湿疹が出てから。
次の年も顔が痒くてS内科へ。そして腫れていたので点滴。
去年もそういえば、この時期に湿疹が出てたね〜といわれる。
顔が痒いと、やはり仕事にも支障がでる。まず見た目。
「どうしたの?」といわれるほど、赤く、そして腫れてしまう。化粧もままならないし、コンタクトも痒くって出来ないから。
お薬を飲んでコントロールすれば、点滴しないでもいいんだよと言われ、ああ・・・私って去年もそういえばそういうことを言われて学習しないやつだな〜と改めて思い知らされる。
 次の年は顔が痒くなるとすぐにS内科へ。
ちょっとこのぐらいから、顔の痒み+鼻水という感じにもなっていた。
腫れる前にお薬を飲んだんで、これぐらいからは点滴なしでシーズンを越せた。
スギ花粉だけだと思っていたが、梅雨までぐずぐず言っているのは・・・実はヒノキ花粉とダブルだからだということもこの年に知る。
さらに、どの薬が効くかどうか、お薬を試すということもした。(レポートにこの経験が生かされている)
ヒノキの数値もかなりアップしてきている。スギだけじゃなくて、ヒノキも悲惨だな・・・と思い始めた。
 2000年は薬を1月下旬から飲み始める。抗アレルギー剤はシーズン2週間前から飲み始めるといいという話を前の年に聞いていたからだ。
準備万端で花粉症シーズン。この年花粉量が多いとは言われていたが、思っていた以上であった。
この年、両鼻詰まりをはじめて経験。ずっと内科で治療してきたが、鼻が詰まり寝られないので、G耳鼻科へ行く。
ジルテックとニポラジンを飲んでいたのだが、さらに耳鼻科でアゼプチン、アレロック、セレスタミンを処方される。
はじめていったときの鼻汁からの培養検査でかなりアレルギー値があったようで、「本当にお薬のんでるんですか?」といわれたことが衝撃だった。飲んでいてこれか・・・といわれた値は、飲んでない花粉症の人並みだったようだ。
耳鼻科へ行っても、特にこれといった即効性の治療法や治療薬はなく、お薬が増えたということだった。
もちろん、S内科へも通院していた。
この年は本当にひどく、この先どうなるのか・・・と不安になるぐらいだった。
耳鼻科の先生は「一つ飲んでも効かない人が多いので、何種類か組み合わせてカクテル療法みたいにするんです」とこの薬の多さを説明される。
S先生にこのことも、もちろんお話する。やはりお薬が多いのはちょっといいことだとは思わないけど・・・症状がひどいので仕方ないのかな・・・と。次の年からはひどくなったら、この療法で行くか・・・と言われていたが、やっぱり根本的な治療法を考えないとダメだなとシーズン終盤に検査結果をみながらお話された。

 信頼できる先生

 私が花粉症でお世話になっているS先生は、本当に信頼できる先生だと私は思っている。
先生にとってはわがままな患者かもしれないが、色々相談できて病気に対する不安はなく診療を受けることができる。
とにかく疑問は全部ぶつけられるし、お薬でも検査でも、どんなものなのかを聞けて、さらに最終的には自分で選ぶことも出来るから。
薬が効かなければ「これはダメだと思う」といえるので、色々と試すことが出来たし、それなりに合う薬がわかるようになったということもある。だからお薬レポートも書けた。
お薬は個人差があって、人によって効くとか、効かないはあるように思う。何種類も飲んだからこそわかることです。
 今年(2002年)花粉症の治療スタートの初回診察にびっくりすることがあった。
「久しぶりだな」とか、「そろそろ来る頃かと思った」というのはいつものことだったが、今年は「花粉症のホームページにお薬レポートをしてただろう〜」と言われたときには血の気が引いた。
まさにそのレポートは私が書いていたから。もちろん匿名であったし、なぜわかったのかはわからないが、読んでいるうちに絶対に私だ!と確信されたらしい。ちなみにそのHPはぽてこママが管理されている「あつまれ花粉症の仲間たち」で私のレポートはこちらです。
世間は狭いな〜と思う瞬間だった。
 今年から減感作療法をする予定なのだが、面倒な治療・・・というか根性がいる治療であるので、正直どうしようかな・・・とも思ったが、先生とこれからのことを話していて、やってみる価値もあるかなと思えたから決心もできたのかもしれない。

 花粉症と戦う!

 2001年花粉シーズンもスタートした。
1月21日に花粉症の治療スタート。
久しぶりに治療に行く。(去年の5月の終わり以来)
「今年は、考えていることがある」と切り出されたのは、『減感作療法』。
内心・・・ええ〜〜〜〜マジ?と瞬時に思う。
減感作療法とは、時間も根性も要る。
しかし、やっぱり根本的に治していかないと、薬もそのうち効かなくなるだろうし、体へのことも考えないとだめかなと思うとS先生から言われ、納得。
花粉症シーズン終盤からスタートすることを決める。
ただし、スギだけの花粉症の場合はかなりの効果が期待できるらしいのだが、私はヒノキとダブルだから、効き目がすっきりでるとは限らないらしいが・・・
とりあえず、今年からは花粉症と戦う決意を決めた。

 私の花粉症データ

検査項目 2000 2001 2002
総IgE
測定値        268 92
単位 IU/ml IU/ml IU/ml
基準 280以下 280以下 280以下
●シングルアレルゲン
スギ クラス
測定値 61.26 85.90 25.00
単位 UA/ml UA/ml UA/ml
基準 0.34以下 0.34以下 0.34以下
ヒノキ クラス
測定値 3.21 9.91 3.19
単位 UA/ml UA/ml UA/ml
基準 0.34以下 0.34以下 0.34以下






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