お薬レポート


花粉症になり、本当に色々なお薬を飲みました。
私の個人的見解でのレポートですので、あくまで参考にということで、お願いします。

処方されたお薬等のことなどは「お薬110番」や「発掘!やくやく大事典」などのwebで参考になります。
私のお薬の分類も上記のwebでいたしました。

内服薬


※  ●がついているものが、実際に服用したお薬です。

分  類 商品名
ケミカルメディエーター受容体拮抗薬 ヒスタミン拮抗薬
(抗ヒスタミン薬)
第1世代 ● ポララミン
レクリカ
タベジール
ヒスタベリン
第2世代 ● アゼプチン
● アレロック
● アレジオン
● アレグラ
● ザジテン
● ジルテック
● セルテクト
● トリルダン
● ニポラジン
ゼスラン
ダレン
レミカット
ヒスマナール
エバステル
タリオン
ロイコトリエン拮抗薬(抗ロイコトリエン薬) ● オノン
ステロイド薬 経口用 ● セレスタミン 
漢方薬  ● 小青竜湯

 
外用薬

軟膏 ● ロコイド軟膏
点眼薬 ● ノスラン点眼液  
● ペミラストン点眼液
● フルオメゾロン点眼液 
鼻用噴霧材 コールタイジンスプレー
● フルナーゼ点鼻液 





薬剤の特徴

ケミカルメディエーター受容体拮抗薬
 第一世代・・・抗ヒスタミン薬は、くしゃみ・鼻漏に速効性あるが、鼻閉には効果が劣る、
          効果持続時間が短く、眠気・口渇といった中枢鎮静作用や抗こりん作用などの副作用が強い。
 第二世代・・・第一世代抗ヒスタミン薬に比べ、鼻閉に対する効果があがり、連用により改善率が上昇する。
          副作用も改善されたが、効果がマイルドなためやや遅効性の薬剤である。
 ロイコトリエン受容体拮抗薬・・・抗ヒスタミン薬に比べて鼻閉に対する改善が期待される薬剤ではある。
                     しかし、市販されて間もないため、今後の臨床評価が待たれる。
ステロイド薬
 くしゃみ・鼻漏・鼻閉の三症状に鼻局所に直接投与した場合、著しく効果がある。
 特に抗アレルギー薬による鼻閉改善がされない場合は効果的でもある。
 副作用を考慮して連用・長期投与は避けるべき薬剤である。

漢方薬(花粉症で処方されることが多いもの)
 小青竜湯 (ショウセイリュウトウ)
    一番花粉症で処方されるメジャーな漢方薬。
    水のような鼻汁がとめどなく出て、くしゃみを頻発し、全身が寒い症状なら、試す価値がある。
    漢方薬の中でも西洋医学的な立場から、客観的分析・評価が行われた数少ない製剤の一つ。
    注意すべき点は、麻黄にはエフェドリンという興奮作用をもつ成分が多く含まれており、
    エフェドリンは交感神経を刺激し、動悸、頻脈、不眠、発汗過多を起こすことがある。
 苓甘姜味辛夏仁湯
    体力が低下した冷え性の人で、水様性の鼻汁または痰のある人。
 麻黄附子細辛湯(マオウブシサイシントウ)
    顔色が悪く、体力が低下し、痩せ型で激しい悪寒があり無気力で微熱のある人で、
    水様性の鼻汁または痰のある人。
 葛根湯(カツコントウ)
    体質的に比較的強壮で、胃腸の丈夫な人が感冒などで発熱して、頭痛や肩こりの強いときに用いられます。
 葛根湯加川キュウ辛夷(カツコントウカセンキュウシンイ)
    花粉症でも体力中等度以上の人で鼻水より鼻詰まりの症状が強いときに適している。
 超婢加朮湯(エツビカジュツトウ)
    体力中等度以上で、咳、口の渇き、多汗傾向、むくみや尿量の少ない人に用いる。



お薬レポート


内服薬編

アレグラ  Allegra
(アベンティス)
―錠:60mg
これは「トリルダン」の後のお薬です。トリルダンに重篤な副作用があるということで、あまり投与されなったことは、ご存知のことと思います。
今年から(2001年)のお目見えになるんですが、これは朝夕2回の服用で、効き目はまあまあです。悪くもなく、良くもなくという感じがします。
ジルテックが一世風靡した後、これが最近は多いかもしれない。
良い点としては、眠気が出ない点で、アメリカではこのアレグラのみがパイロットの人が飲んでもいいと認定されているとか。それぐらい眠くらないということである。


アレロック  Allelock
(協和醗酵)
―錠:2.5mg, 5mg
カクテル療法で飲んでいたお薬なんで、効き目は単独ではわかりません。
それなりに効いていたのではないかとは思う。
発売は後発組みらしいが・・・


ジルテック  Zyrtec
(第一製薬)
―錠:5mg, 10mg
これを飲むと強烈に眠くなるので、寝る前1回服用です。
眠さがどうも飲み始めが残るのが難点です。慣れてみると大丈夫なんですけど、はじめの2週間が厳しいかも。
何年かはこれでずいぶん効いたのですが。。。去年はそれを上回る花粉だったようです。
個人的には結構このお薬は好きで、合っていると思っています
。寝る前に飲むだけで、あまり忘れないですし、良く眠れます。このお薬大ヒットみたいで、結構私が知っている病院でも出てました。


セレスタミン  Celestamine
(シェリング・プラウ)
―錠:1錠中d-マレイン酸クロルフェニラミン2mg
ベタメタゾン0.25mg
―シロップ:1mL中各0.4mg, 0.05mg
ちょっとステロイドが入ったお薬です。よく効きます。両方の鼻が詰まったときは、これしか効かなかったですね。
飲むのを当初はためらったんですが、両鼻詰まりの苦しみにはかないませんでした・・・
よく効きますし、症状もす〜っと治まります。
このお薬は使い方をきっちりすれば、いいお薬なので、先生の指示にきっりちしたがって飲むことが大切です。
ステロイド系なので、だらだら飲むのはお勧めしません。短期間で炎症を抑えて、あとは抗アレルギー剤なんかでコントロールするほうがいいと思います。
これも、ものすごく眠くなります。このお薬を飲んでいるときは、お酒を控えたほうがいいです。


ニポラジン  Nipolazin
(日本商事)
―錠:3mg
私は痒みがひどいときや、ちょっと症状がきついときに使っています。
比較的早く効くので、症状が出てしまってからはこのようなお薬を飲むしかないかも。
でも眠くなりますので、日中の服用は厳しいものがあるかもしれません。
あと、これは私だけかもしれませんが、このお薬を飲むと食欲が旺盛になり(何でもおいしくなる)太ってしまいます。
花粉症で辛いのに、もりもり食べて太ってしまう・・・なんだかな〜という感じですよね。
お薬のせいにしてはいけませんけどね(笑)


ポララミン  Polaramine
(高田,シェリング・プラウ)
―散:1g中10mg
―ドライシロップ:1g中2mg
―錠:2mg
―シロップ:1mL中0.4mg
―注:1mL中5mg
皮膚科で処方されたお薬。錠剤を飲んでいました。
眠くなりますから気をつけてくださいね〜といわれた。
効き目は比較的よくて、痒みも取れた記憶があります。


アゼプチン Azeptin
(エーザイ)
―顆粒:1g中2mg
―錠:0.5mg, 1mg
このお薬は、効いた〜という感覚はあまりありません。だけど、あまり問題も起こらないところがいいお薬らしいです。
私も錠剤を1年くらい飲んでいましたが・・・
眠気も強くでなかったし、あまり副作用もなくすごせました。
カクテル療法中にもこれが処方されました。
私には比較的合っていたお薬かも。


アレジオン  Alesion
(日本ベーリンガーインゲルハイム,三共)
―錠:10mg, 20mg
あまり眠くならないお薬として画期的だった記憶があるのですが。。。
お薬を飲んでいても感じられる効き目がいまいちでした。
やっぱり眠くないと効かないのかな・・・と教えられたお薬です。


ザジテン Zaditen
(三共-ノバルティス)
―カプセル:1mg
―シロップ:1mL中0.2mg
―ドライシロップ:1g中1mg
結構メジャーなお薬ですが、これも効き目は普通です。
カプセルを処方されて私は飲んでいました。
切れとか、即効性もあまりないみたいですが、WHOでも承認されているような優等生なお薬と先生に聞いた記憶が・・・(間違いだったらすみません)


セルテクト Celtect
(協和発酵)
―ドライシロップ:1g中20mg
―錠:30mg
ジルテックを飲むまでは、これ錠剤を飲んでいて、比較的効いていました。
まあ、効いているかなぁ〜という感じです。
ただ、これもやっぱりちょっと眠くなる感じもします。
花粉症のお薬は眠気との戦いか???


トリルダン Triludan
(HMR)
―錠:60mg
皮膚科で接触性皮膚炎として診断されていたときに飲んでいました。
このお薬は一時代を築くくらいだったのに、アメリカで副作用のために死亡したということが出てから、一挙に引き上げられた感がありますね。
最近はあまり処方されていないのではないでしょうか。
切れはよかった。。。という話は聞きますが・・・
私的には可もなく不可もなく、普通のお薬でした。


オノン Onon
(小野)
―カプセル:112.5mg
あまりにも鼻詰まりがひどいのと、喘息のような咳が出たのでこれを処方されたようです。
結果はまあよかったと思いますが。。。
これを飲み始めてすぐに風邪を引いてしまい、お薬が効いていたかどうかがあまりわかりませんでした。
去年はもうステロイド系じゃないと効かなかったんで、これを処方するまで行かなかった。。。と先生に言われました。


小青竜湯(ショウセイリュウトウ)
―散〜KTS
―細粒〜カネボウ,コタロー
―顆粒〜オースギ,太虎堂,ツムラ,本草
―錠〜オースギ,カネボウ,本草
一度漢方をやってみようと進められて、これを飲みました。
漢方の味は最悪です。オブラートで飲まないとえらいことになります。
口に残って、もう気分も悪くなりました。しかし、鼻詰まりのほうが強いので、
背に腹はかえられないということで、やったんですが・・・
私は体質にあわなかったらしく、ものすごい頻尿になり、1週間で2キロ痩せてしまいました。それで、即刻中止となりました。
漢方は合えば、ものすごくいい結果がでるそうなんですが・・・残念でした。
漢方は決して薔薇色な薬ではありません。個人の体質にも大きく左右されるので、合う、合わないがあるので、注意されたほうがいいかもしれませんね。


外用薬編

ロコイド軟膏 Locoid
(鳥居)
―軟膏:0.1%, ワセリン基剤
―クリーム:0.1%, 親水性(o/w)基剤
これは子供にも使うほどで、弱いステロイドです。
私は顔に使うので、あまり強いものをつけたくありません。
ステロイドには強いものから弱いものまで色々ありますから、
使用するときは、使う部位を参考にして使うほうがいいですね。
長期に使いつづけると、黒ずんできたりしますので、気をつけないといけません。
ステロイド系のお薬は即効性があります。
これを塗ると、あっという間に治るので、便利なんですが・・・
その反面すぐ治るほどのお薬ということは、怖いんですけどね。


ノスラン点眼液
(科研)
100mg5ml
結構効きます。目薬はさすのとささないのでは、違います。
痒くなったら目をかくと良くないので、目薬をさして目をいたわらなければなりません。
痒みはかなり改善されています。


ペミラストン点眼液
(ブリストル)
5mg5ml
1日2回でいい目薬。効き目が長く効くので便利です。
私は使い捨てコンタクトなので、目薬をさすことにナーバスではないのですが、使い捨てじゃない場合は、こういう目薬が便利かも。


フルオメソロン0.1%点眼液
日本点眼薬)
0.1%1ml

ちょっとステロイドが入った目薬です。
炎症がひどくって、もう目が痒い!というときはこれに頼るしかないかもしれません。
これで大部改善しました。


コールタイジンスプレー
テイカ製薬)
私も点鼻薬には正直抵抗が大きかったのですが、鼻詰まりにはやっぱりかなわず、今年初めて使用しました。
意外と手軽で、あまり厳しいものでもなかったですね。
鼻詰まりにはよく効きます。鼻の気道を広げる効果があるのか、いい感じに使えました。


フルナーゼ点鼻液
(グラクソ・スミスクライン株式会社)
ヒノキのシーズンには鼻詰まりに悩まされるので、点鼻薬を利用することになります。コールタイジンと効能はあまり変わらないと思うのですが、処方されるところによって違うのかな・・・ぐらいのものだと思います。
これも鼻の気道を広げる効果があるので、鼻詰まりが楽になります。夜寝る前は特に有効かも・・・
鼻詰まりで夜目覚めるのがもったいないので。




参考文献:『ここまで進んだ花粉症治療法』岩波アクティブ新書14 (岩波書店)
        著者  佐橋紀男  NPO花粉情報協会
        2002年2月5日発行




 
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