サンフランシスコ第3日目

 3日目は市内でショッピング。特に欲しいものはないんですが,夜のメジャーリーグ観戦に備えて,防寒着を用意しておこうと思い,いろいろまわりながら再び,今までいっていないストリートにも足をのばしてみました。サンフランシスコは街がこじんまりしているのですごくショッピングがしやすいまちです。嫁さんはフリース,私は皮ジャンを購入して夜に備えます。

 メイシーズ前の喫煙所に白いポロシャツとオレンジのシャツを重ね着したかっこいい黒人さんがいて,見ていたら目があったので挨拶して,ちょっとお話した。それから,ぶらぶら防寒着をさがしていたら,さっきの黒人さんはポロラルフローレンの店員さんでした。んーやっぱりかっこいいなと思いつつ,みていたらこっちに気づいて,よってきて,「何かさがしてるのか?」とかとてもフレンドリーに話してくる。「その重ね着がかっこいいと思って。」とかほめたら,うれしかったのか,わざわざすべてのアイテムを用意して,「これとこれとこれなんだ。」と説明してくれました。何かいろいろもりあがってると,嫁さんが合流して許可がでたのでジャンバーを購入。少し高いけどこれから寒くなるし,長くきれるし,まっいいか。 その後,嫁さんが「あの人は絶対ゲイだ。」というのでびっくり。そういえば試着する時の身体のよせ方が異常に近かったような。愛想のよさといい
思いあたるふしはあります。SFのドレスショップの店員さんの半分以上はそうだといいますから。でもこの仕事にはむいてると思います。あの親切で気がきく対応はなかなかできないです。

 防寒対策もばっちりとなったところでパックベルパークに。昨日,慣れたしまった油断もあったのか,ちがったからのったからか何と方向をまちがってモントゴメリーからパウエルに逆もどり。まっ早く気づいてよかった。パックベルパークは2000年4月にオープンしたSFジャイアンツの本拠地。あの松井の尊敬するスーパースター,バリーボンズがいます。ライトスタンドへの場外ホームランは太平洋に直接飛び込むので「スプラッシュヒット」とよばれています。でも実際,球場にいってみるとライトスタンドは極端に低くつくられていて,右へのちっと大きいあたりは場外にとびこむような設計になっています。バリーボンズのホームランをより華やかにするための演出かな〜と思います。
 試合開始まで,名物の「ガーリックポテト」とホットドックとビールで腹ごしらえ。だんだん人が集まってきます。レフト側の高い位置の席だったので
選手は遠いのですが,太平洋が遠くにひろがり最高の景色です。スプラッシュヒットをみるには最高の位置でしょう。それにしても風が強いので寒い。ほとんど冬のかっこをしていますが,いるな〜半袖Tシュツでビール飲んでるアメリカ人も。
 メンバー発表のあと,恒例のアメリカ国歌斉唱が。黒人女性三人組による「Star-Spangled Banner」 のものすごい歌声に感動。いよいよプレイボール。あっというまにバリーボンズの第1打席目。快音とともに舞い上がった打球はきれいな弧を描いて,ライトスタンドを超えて見えなくなってしまいました。見事なスプラッシュヒット。初回からSFファンは最高潮にもりあがります。試合はSFペースですすみ,7回を迎えます。ここでおなじみの「私を野球場につれてって(Take Me To A Ball Park )」の合唱があります。ん〜伝統だな〜。風船とばすのもいいけど。話はかわりますが,スタンドへのファウルボール
をプレゼントするイベントは早く日本でもとりいれないでしょうか。子どもたちがグラブをもって野球場にきてキャッチボールをしている,そんな風景は
やはりいいなと思うのですが。(子どもはいいけど,大のおとなが試合中にひまになるとスタンドでキャッチボールを始めるのには参りましたけど。)
 
 3対1で試合は決まりとよんで,帰りの混雑をさけて,ミュニの駅へ。それでも激コミ。アメリカ人は身体をくっつけるのを極端にきらうので満員電車はさけると聞いていたが,そんなことはないですね。ぎゅーぎゅーの電車で出発。でもモントゴメリーあたりからすいてきました。

 旅の最後の夜はバリーボンズのホームランによって思い出深いものになりました。