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オレはかつてある仕事をする為にある会社に入社した。そしてオレの上司が決まり、最初の数週間はごく普通に事が進んだが、時が経つにつれてその上司は段々といいかげんになってきた。それはバカ上司がオレに対して超いいかげんな対応ばかり言うようになってきた事だ。そのバカ上司、オレにウソばかり教えるようになってきた。そう、仕事をするのに遠回りになるやり方をわざと教えているのだ。上司がこんなことするなんて信じられない。ちなみにその仕事は厚生大臣認定の国家試験に合格し、登録を行わなければその仕事をすることは出来ないのである。免許を持つものだけの独占業務なのである。つまり、資格をもっていなければその仕事はやってはいけない。無資格者がこの仕事を行えば、刑事問題になること間違いないのである。法律的には「懲役」になってしまうのである。後でわかったことだが、そのバカ上司、なんと、その免許を持っていなかったのである。これは明らかに犯罪である。しかも無免許でその仕事を長年やっていたようだ。これには正直がっかりだ。上司が無免許だなんていくらなんでもそれはないでしょう。どおりでウソばかり教えるわけだ。確かに仕事は出来る奴だが、いくら仕事が出来ても無免許の奴を上司とは認めたくない。つまり、オレはウソの技術を身に付けさせられてのである。ちなみにオレはその免許をちゃんと持っている。こんな上司の下でやっていてもウソの技術が身につくばかり。将来、オレが後輩を指導することになったとしたら、その後輩にウソを教えることになってしまう。ちなみに断っておくが、オレはそのバカ上司に恨みを売るようなマネは決してしていない。
約1年後、そのバカ上司は独立するらしく、会社を辞めた。辞めて良かった。だってそのバカ上司の下にいつまでもいたらその分ウソを吸収させられてしまうからだ。しかし、無免許で独立とはアホな奴だ。オレが訴えれば即営業停止の即逮捕の即刑務所入り。訴えてやりたい所だが、いつかの楽しみに取っておくとするか。余談だが、バカ上司が結婚するという話を聞き、バカ上司が会社を去った後、俺も含めて社員全員へ結婚式へ招待された。だが当然、オレは式には参加しなかった。当たり前だ。ウソつきバカ上司に金なんかくれてやるもんか。ちなみにバカ上司婦人は超ブス。ある意味バカ上司とお似合いだ。
これでやっと幸せが訪れるかと思ったが、そうはいかなかった。実はその辞めたバカ上司をはるかに超えるスーパーバカ上司がいるのである。そのスーパーバカ上司はとにかくオレをいじめることを生きがいとしている。オレをしかる時には皆の見ている前で恰もオレが恥さらしになるようにわざと大げさに説教する。とにかくオレをからかう事がそのスーパーバカ上司の目的のようだ。しかし、そのスーパーバカ上司、いつもはうるさいやつだけど、資格はちゃんと持っており、仕事上のウソは絶対につかないし、仕事は確かに出来る奴なんである意味、最初のウソつきバカ上司より少しはマシな部分があるかもしれない。けど総合的に見ればやっぱりやな奴であることには違いない。仕事の量を調整しているのはそのスーパーバカ上司だからあんまり文句を言うと仕事の量を増やされるだろうからこっちも文句は言えない。そして仕事以外でもこのスーパーバカ上司は嫌味な奴だ。この会社は場所柄、電車通勤が出来なく、車を使わざるを得ない。つまり社員全員が車通勤なのである。スーパーバカ上司、オレの車が出にくいようにわざと自分の車でとおせんぼするのである。何とかギリギリ出ることが出来ると、スーパーバカ上司は後で必ず「おい、ぶつかりそうだったぞ」と言ってくる。ということはわざわざ見ていたということだ。そりゃ、ギリギリに停めてあったのだからぶつかりそうに見えて当たり前だと思うのだけど。そして飲み会などがあると、スーパーバカ上司、必ずオレの車を使わせようとする。オレに酒を飲ませて飲酒運転させて事故らせようとしているのだ。非常識にも程がある。
それにしてもこの会社、超最悪だ。なんでも「皆勤手当」というものが設けられているのである。皆勤手当というのは遅刻、欠勤、早退のいずれかを一回でもしなければ支給される手当てのことである。ということはその月に遅刻、欠勤、早退のいずれかを一回でもしてしまうと当然、皆勤手当がなくなる。つまり、給料が減るのである。ちなみにその皆勤手当ては給料の一部になっている。給料とは別途支給されるわけではないのだ。ちなみにこの会社の皆勤手当ては「10000円」となっている。ということは遅刻を一回でもすればその月の給料は通常より10000円少なくなってしまう。それも事前に分かってしまうのである。皆勤手当が多ければ多いほど遅刻、欠勤、早退をするとよりダメージが大きくなってしまう。そりゃ社会人たる者が遅刻、欠勤、早退は確かに良くない行為ではあるかもしれないが、たった一分の遅刻でも10000円がなくなってしまうというのはないんじゃないのかな。しかもそれだけではない。皆勤手当以外にも一度でも遅刻、欠勤、早退のいずれかをすると「欠勤控除」というものが発生するのである。これは簡単に言えば「罰則」みたいなものである。一回当たり約7000円、二回目以降は8000円、9000円というように遅刻、欠勤、早退の回数が多くなるほど段々と増えていくのである。つまり事実上、一度でも遅刻、欠勤、早退のいずれかをすると20000円近く給料が減ってしまうのである。ただでさえ給料が低いのにそこまでして金をくれたくないのであろうか。それともう1つ致命的な手当てがある。それは「残業手当」だ。この会社、残業手当が高いのである。「残業手当が高いのなら残業すれば給料がたくさん入るじゃないか」とお思いのこのページを見ているあなた。ちょっと待ってくれないか。この会社は残業手当が高い代わりに「基本給」が低いのである。つまり、残業をしなければその分給料が低くなってしまうのである。この会社は定時は17時30分だがどういう訳だか社長命令で「19時30分まで社内にいろ」というのである。つまり、一日最低2時間、強制残業をさせられているのである。ちなみにその2時間分、きっちり仕事はあるし、というか最低でも19時30分まで仕事をしなければその日のノルマを達成できないのである。そのように仕事の量を調整されている。しかも19時30分というのはあくまでも最低でも居なければならない時間であり、当然、仕事の量によってはそれ以上居なくては仕事が終わらないのである。つまり、月に最低でも100時間は強制残業させられているのである。午前様なんて当然だし、家に帰れないことも珍しくない。休日だって異常に少ない。これは明らかに「労働基準法」に反している。深夜まで残業をしまくっている会社が存在するのはよくあることだが、そういう会社は給料が多いとか、仕事自体が楽しい人とか、つまり何らかの報酬があるからそこまで続けられるのだろう。だがこの会社にはそんな利点は一つもない。全ては社長の金儲けの為。社員のことなど全く気にしていないのである。全ては自分がよければそれでいいということだ。
ある日、オレはそんな会社がイヤで会社を辞めることに決めた。嫌がる社長を何とか説得しながらも俺は社長に会社を辞めることを伝えた。ところが、それからすぐにスーパーバカ上司がオレのことを別室へ呼び出し、一対一でオレを辞めさせないように必死に説得するではないか。それもいつもは絶対に見せることのない超親切ぶりな態度。おそらくオレが辞めたらいじめる人が居なくなるもんだから焦ってるんじゃないのか。それにしてもスーパーバカ上司、オレを辞めさせないように超必死に説得しまくる。しかし、そんなことは関係ない。誰がなんと言おうとも最後に決めるのはこのオレ。会社がどうなろうと、そんなことはオレの知ったことではない。そして約一年半後、オレはついにこの会社を辞めたのである。これでやっとあのスーパーバカ上司から逃れることが出来た。
会社を辞めて約3ヶ月後、再び同じ職種の仕事についた。この会社の社長は前の職場の社長とは違って皆勤手当とかそういう制約は一切せず、どこにでもいそうなごく普通の社長である。この社長ならついていけるかも。前の会社で最悪だったからこれでやり直せるかと思ったのもつかの間。その会社には超スーパーバカ上司が登場したのである。その超スーパーバカ上司はとにかくオレのことをひどく嫌っている。最初は何ともなかったのだが、時が経つにつれて段々とひどくなる一方だ。それにしてもこの超スーパーバカ上司、資格は持っており、仕事は出来る人間なのだが、やり方が超隠見なのだ。この会社では仕事は基本的に分担作業になっており、ある程度は自分の好きな仕事を選択することが出来る。その仕事の選択で超スーパーバカ上司は簡単な仕事ばかり取っていくのである。ちなみにこの会社では、難しい仕事を選択したからといって給料が増えるわけではない。そしてオレがその難しい、時間のかかる仕事を避けると超スーパーバカ上司はオレに対してひどく怒るのである。そうそう、言い忘れたが、この会社では分担作業である以上、全員の仕事が終わらなければ帰る事が出来ないのである。つまり、一人でも仕事の途中であればその人の仕事が終わるか次の日の分の準備でもしてとにかく全員が終わらなければならないのである。そういうやり方なんで一人が遅れると他の人に迷惑がかかってしまうのである。しかも選択する仕事の種類によってすぐに出来るものとどうしても時間がかかるものがある。そして一度手にした仕事はその人一人で最後までやらなければならない。つまり、他の人が手伝うことは絶対に許されないのである。超スーパーバカ上司、遅れるのがやなもんだからわざと時間のかかる仕事を避けるのである。それだけではない。その超スーパーバカ上司、オレの後に入ってきた後輩にオレの悪い噂を植え付けるのである。つまり、後輩が俺のことを嫌うように超スーパーバカ上司が後輩を洗脳しているのである。こんな事ってあっていいのであろうか。普通では考えられないことだ。実際、その後輩はオレに対して態度が悪い。しかもオレが後輩にあれこれ言うと、仕事上の理由であっても、超スーパーバカ上司はオレをしかる。後輩をかばうのだ。こんな調子がずっと続いたのである。これでは今後入社してくる後輩全員が超スーパーバカ上司によって洗脳され続けていくのである。超スーパーバカ上司、ホント最悪だ。入社2年目にして早くも辞めたくなってきた。しかし、この不況の中、今ここを出てってもすぐに次の就職先が見つかるとは限らない。もう少しだけ様子を見ようとなんだかんだであっという間に6年が過ぎようとしていた。そして6年が過ぎても相変わらず超スーパーバカ上司の性格は変わらない。
そしてある日、オレはこの会社を辞めることになった。理由としては超スーパーバカ上司の下で働くのはもう勘弁してほしかったのと、昔からそうだったのだが、会社の経営状況がヤバくなってきたことである。そう、大幅減給されたのである。だけど一番の理由はなんと言っても超スーパーバカ上司の下で働くのがイヤになったからである。他の社員も超スーパーバカ上司も辞めるといっている。けどオレは超スーパーバカ上司よりも一ヶ月先に辞めることにした。
そしてついに長かった約6年間の勤め先をついに辞めることが出来、超スーパーバカ上司から逃れる事が出来た。しかし、これで全てが終わったわけではない。そう、この先超スーパーバカ上司を超える奴が現れるかもしれない。けどオレにとっては超スーパーバカ上司を超える奴はいないと思う。いや、現われないことを祈るばかりだ。
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