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「タッチパネル」が「立ってパネル」に?!
 1月明け早々から始まった当初の確申期は、2ヶ月を経過し、職員もアルバイトさんも、もうヘトヘトの状態になっています。
 押し寄せる納税者に対し、タッチパネルがフル回転状態です。
 ところで、2月27日から長テーブルに下駄を履かせ、その上にタッチパネルを載せ、操作をする納税者も、指導する職員、アルバイトも立ったままで作業することになりました。
 立ち作業は効率がよいということで、大企業や一部の郵便局で導入され、労働者からは腰痛などの職業病なったとか、逆に効率が悪くなったとの声があがっているものです。
 「巡回指導」もそうですが、本来仕事は座ってするものです。
 「誰がこんな馬鹿なこと考えたのか?」、「労働強化だ」との声もあがっており、納税者からも「立っていないで座って話をしてください」と労わられている状況です。

調整手当て切れに何の対策もない配転強行!
 柏署で2年目を向かえた職員の調整手当ては、すでに4月から8割にカットされています。
 今回の異動では、ここに救済の発令が期待されましたが、実際には無視され、該当者の2割ほどに発令という状況でした。
 残った職員は、来年4月から3%と大幅な減収ということになります。
 今回、柏署に転入して来た職員もこの問題では、大きな不安と不満を抱えています。
 配転という当局の都合で、大幅な減収という処分を受けると同様なことは、到底納得・受け入れることはできません。

来年の確定申告、いくつかの税務署で署外の会場を模索!?
 来年の確定申告に向けて、いくつかの署ではプレハブでは対応できないということで、署外の広い場所に申告会場を求めるるという動きがあるようです。
 幹部を中心に会場を見学するという動きもあるようです。
 来年は課税強化された年金所得者や、改悪された消費税の課税事業者の増大が見込まれ、その対策として考えられているようです。
 広い会場に来署者はすべて「流し込み方式」、職員は肩越し指導ということになりますが10数人が相手ということになり、とても親切な指導ができる筈はありません。
 ある会場では、広い駐車場がありますが、駐車料金が900円かかるとか、税金を申告に来て駐車料金を取られるということに納税者の不満を呼ぶことになるのではないでしょうか?
 また、その駐車料金を署が負担するということだと相当の負担となり、費用のかかるプレハブを止める意味がなくなります。
 来署した納税者にも対応せざるを得ないということですから、職員にとっては労働強化、納税者から大ブーイングとなることが懸念されています。

税務署でも、アウトソーシング化(外注化)が進められようとしています。
 今年の確申期では、今までのアルバイトさんの一部が、派遣社員に置き換えられるとのことです。
 主に入力事務を担当し、当面は単価換算(アルバイトさんより派遣社員のほうが時給が高いので人員減)はしないため、人の数は減らないとのことである。
 これは、政府の規制改革・民間開放推進会議が進めている、財界にもうけ口を提供するため行政サービスを競争入札にかける「市場化テスト」が目指す方向と一致します。
 すでに、徴収事務ではこのことが提起されており、国税庁は反対しているようですが、入札に手を上げた企業が数社あるとのことです。
 この方向は、正規職員を減らし、雇用の不安定な派遣社員で置き換えるということで、本来なら、率先して労働条件の維持・改善を図らなければならない国の機関で、このようなことが進められるのは問題です。

公務員バッシングに負けず、マイナスの連鎖を断ち切ろう!
 「公務員にも賃下げが」、「降格人事が始まった」、「確定申告期には日曜出勤が強行された」などと話すと、民間はとっくにやっていると返されます。
 確かに、身の回りを見ても、リストラや、青年の就職難など大変な状況があります。
 その様な状況の中で、公務員バッシングが強められています。
 キャリアの自己保身(そのくせ、キャリア自身の利益はしっかり守る)ともいえる公務員改革、原因を作ったのはキャリア自身じゃないかといいたくなります。
 
 民間の状況が悪くなり、それを理由に公務の職場が切り下げられる。
 そのことを理由に、また、民間の職場の切り下げが行われる。
 このマイナスの連鎖を断ち切らなければなりません。
 ある日、突然、誰かが解決してくれるなどということはありません。
 労働者一人一人がそのことを意識し、切り開く立場に変わっていかなければなりません。
 以前言われた「国民春闘」、公務の職場と民間の職場が、協力共同して勤務条件を改善する闘いを再組織していかなければなりません。
 たとえ遠回りのように見えても、そのことが、今、重要なのではないでしょうか。

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