流 氷 へ の 想 い

   

皆さんが、お待ちかねの流氷を自分と一緒に、指折り数えながら四方山話をして、楽しく過ごしましょう。
自分で映したモノではありません、全部借り物です。

あなたへの今日の言葉

「あせることは何の役にも立たない。
  後悔はなおさら役に立たない。
  前者は過ちを増し、後者は新しい後悔をつくる」

                                            ゲーテ


申し訳有りません、表示にかなりの時間がかかります。
もう少し時間を頂ければ、サムネイル表示が出来ると、思われますので、今しばらくのご容赦を!

ようこそ、昭和の小漁師””流氷の頁へ””上のカウントダウンを指折り数えながら、想いを馳せる事にしましょうね、画像は今友人に交渉しておりますので上手く行けば、もっと多くの流氷に逢えるかも??

  

 

 

流氷を思う                                       この欄の記事は借り物です。

○ オホーツク海

 北緯62度から44度にわたる南北にやや長い海で、その長径は約2,000q  にも及ぶ。シベリア大陸、千島列島、北海道、サハリンに囲まれた太平洋の縁海で  あり、大陸棚の発達により平均水深は800mと浅い。  面積は、日本の約1.5倍、北海道の約16倍に当たり、海面のほぼ80%は、  冬期間結氷する。オホーツク海の最南端、北海道の海域でも1月中旬から3月下旬  までの間はほとんど流氷で覆われ、流氷が見られる海としては、地球上で最も赤道  に近い海(北半球では最も南の海)である。

○ オホーツク海の名称  

 「オホーツク海」は、ロシア語で、「オホーツコエ(オホーツクの)・モーリエ  (海)」という。サハリンの北方、シベリア大陸沿岸のオホタ川河口に「オホーツ  ク」という町がある。オホタ川の名は少数民族・エベン族の「川」を表す言葉「オ  カタ」からきていると思われる。「オホタ川の町」という意味で「オホーツク」と  いう町の名ができる。オホーツク海の名はここからきていると思われる。   ところで、ロシア語で「オホタ」と発音される言葉には「狩猟」という意味があ  る。オホーツク海は比較的浅い海で、海棲動物の成育に適し、アムール川から大量  の淡水と養分が含まれた土砂が注がれ、古来、魚類と海獣の宝庫として知られてい  た。テンやラッコの毛皮を求めてシベリアを越えてきたロシア人にとって、この海  はまさに「狩猟の海」だった。

○ 海が凍る   

 塩分を含む水は結氷温度が0℃以下に下がる。これを氷点降下と呼んでいるが、  下がり方は塩分の多いほど大きい。海の水は塩分量がほぼ3.3%(1000gの  海水中に33gの塩分がとけている)で、その結氷温度は−1.8℃である。 海が凍るときは、池の氷のように一枚の氷が初めからできるのではない。まず初  めに、小さい氷の結晶が海の表面近くにたくさんできる。この氷、つまり「氷晶」  は、降ってくる雪の結晶と同じ形で、六角花、針状、角板状などである。波がなけ  ればこれらの氷晶は静かに成長し、互いにからまり合って薄い氷板をつくる。 波の動きがあると、それにゆられているうちに、氷晶の集まりは波の波長のほぼ  半分の大きさに分割されていく。揺れ動く間に互いにぶつかりあって、ふちが少し  まくれた丸い形になる。この氷を「蓮葉氷」という。これは氷といっても小さい氷  晶の集合体なので、やわらかく、指で押すとすぐに穴があくほどである。蓮葉氷の 大きさは直径50cmにもなることがある。 波の方は、この蓮葉氷のため静められる。蓮葉氷と蓮葉氷との間にも氷ができ、  やがて固い厚い氷板へと成長する。

○ 海氷とブライン

 海水が凍るときには、海水のなかの真水の部分だけが凍る。残った塩分はそのた  めに濃縮され、鉛直に細長い管状または細胞状になって海氷の中に閉じこめられ、  取り残される。これをブライン細胞(濃縮塩細胞)と呼んでいる。   できたばかりの海氷では、ブラインの体積は、海氷全体の30%にも達する。こ  のときのブラインの温度は、海水の結氷温度−1.8℃である。ブライン内の塩分  濃度も海水と同じ3.3%である。ということは、海水の真水部分がまず凍り、そ  の中に海水がそのまま閉じこめられてしまうということである。   さらに温度が下がり海氷が厚くなっていくと、ブライン内の温度も下がり、ブラ  インの中から新しい氷が折出される。それによってさらにブライン内の塩分が濃縮  される。はじめ30%の体積を占めていたブラインは、−2℃になると24%に、  −5℃で10%、−10℃で5%というように、温度が低くなるにつれブラインは  縮小し塩分は濃縮されていく。高い塩分濃度のために、ブラインが完全に固化する  のは−54℃である。こんな低い温度になることは自然界にはないので、海氷・流  氷の中には、多少とも液体のブラインが入っていると考えてよい。

○ オホーツクの流氷を調べる  

 日本では北海道のオホーツク海岸だけで、北の方から流氷が押し寄せてくる。   オホーツク海で冬の最初に凍るのは、北緯55度線上の西の端にあるシャンタル  諸島周辺、およびそこから北東にのびる海岸沿いで、11月には結氷する。12月  初めには拡大してサハリン島の北東海岸に及ぶ。また北部の海岸線に沿って、最北  端のペンジンスキー湾も凍りはじめる。その後流氷域はサハリン島東岸に沿って南  に伸びるとともに、オホーツク海中央部に拡張する。1月初めには、サハリン島南  端に達し、北海道沿岸への接近の機会をうかがう。   北海道沿岸への流氷の襲来は、ほぼ1月の中旬である。2月の初めには流氷は千  島列島の南端に達して、その一部は太平洋に流出を始める。3月の初めか中旬には、  流氷域が最大となって、オホーツク海の80%を覆ってしまう。4月中旬には流氷  は、オホーツク沿岸から去っていき、5月下旬にはオホーツク海から完全に氷がな  くなる。   氷の厚さは、計算上、北海道沿岸では40〜50cm、サハリン島北部で100〜  120cm、オホーツク海北部で150cmほどの厚さである。   ちなみに、地球上の最極寒地アラスカ北部では200cmの厚さになる。 以上は静かに凍った場合であるが、風や海流によって流される流氷の場合には、  内部応力のため亀裂が入り、氷板群となる。これらが互いにぶつかり合い、重なり  合うため、高さ2m以上の氷丘ができることもある。 オホーツク海の面積は153×10の4乗平方キロメートルであるから、80%  が厚さ70〜80cmの海水に覆われるとなると、その量は、9×10の11乗立方  メートルもの大量になる。毎冬これだけの氷を融かすのに必要な熱量は、日本の原  油輸入量の25年分にも相当する。

○ 流氷の動き  

 流氷の状況の変化は早い。特に春の解氷期に著しい。1日のうちに見渡す限りの  流氷原が流れ去ってしまったり、逆に青海原が1日のうちに流氷で覆い隠されてし  まうことはめずらしくない。流氷の中では波がない。したがって流氷が動くときは  上下に揺れることはない。流氷の動きは速くても1時間に1kmか2kmくらいである  (風速の2〜3%で動くと言われている)。