埼玉の神楽展(説明文は展示してある説明文を使用しました)
平成16年9月11日〜10月30日まで

  鷲宮町立郷土資料館にて撮影(2004年10月10日)

鷲宮町立図書館、郷土資料館の玄関口

 猿田彦神
(鷲宮催馬楽神楽)

 天弧面・地弧面
 鷲宮催馬楽神楽(鷲宮町)

「外 天津国津狐之舞」で使用する面です。左が天弧、右が地弧になります。狐は食べ物を司る稲荷の使い(または化身とされており食べ物に関する曲目にしばしば登場します。
                     天弧             地弧

ヒョットコ面
鷲宮催馬楽神楽

「外 天津国津狐之舞」で使用する面です。ヒョットコは火男が訛った呼び方とされており、火を起こす時に口をすぼめて息をふいている様を表しています。この曲目では農夫の役所となっています

金山彦命面
秩父神社神楽(秩父市)

「第10座 剣鍛」の座で使われる面です金山彦命はイザナミから生まれた神で、金工の技術などを司っています。

随神面
秩父神社神楽(秩父市)

秩父神社神楽には3面の随神面があります。随神は神の使いとして7つの座に登場し、神の行う様々な作業の手伝いをします。どの面もおどけた表情をし、手伝いをしても失敗をと愛嬌のある存在です

※この面は「第10座 剣鍛」では使用しません

事代主命面
萩日吉神社神楽(都幾川村)

「事代主命面」の座で使用する面です。事代主命は、出雲国を中心に葦原中国(日本のこと)を治めていた大国主命の子供です。大国主命が天の神から地を明け渡すように言われた際、事代主命は大国主命に明け渡した方が良いと助言をしています。事代主命は海を司る神で、俗に恵比寿様と呼ばれます。

稲荷保食命面
秩父神社神楽(秩父市)

「第15座 稲作」の座で使われる面です。稲荷は日本全国で信仰されていますが、特定の神を指した呼び名ではなく、保食命や倉稲魂命など食べ物を司る神々の呼び名です。秩父神社の稲荷は保食命を指していますが、保食命はイザナギ、イザナミの2神の子供で、五穀を司っています。

おかめ面
玉敷神社神楽(騎西町)

お亀・阿亀とも書き、お多福・お福ともいいます。福を招く相とされ、太々神楽の天の岩戸の演目では、天鈿女命の役柄にこの面が多く使用されます。

戸隠面
玉敷神社神楽(騎西町)

天の岩戸を押し開いたタジカラオが、岩戸を落としてできた山を戸隠山といいます。タジカラオを戸隠と呼ぶのはこれによります。長野県北部の戸隠山にはタジカラオを祭神とする戸隠神社が鎮座しています。

翁面
鷲宮催馬楽神楽(鷲宮町)

鷲宮催馬楽神楽の「磐戸照開緒神大喜之舞」で使用します。翁は手力雄命もしくは天太玉命を表すとされます。天の岩戸が開かれた喜びを静かにゆったりと表現します。

手力男命面
萩日吉神社神楽(都幾川村)

手の力の強い男を意味する神です。日の神復活に功のあつた神で、岩屋の戸を細く開けたアマテラスの手を引き出しました。また伝説では、投げ放った天岩屋戸の扉が信濃国戸隠山に落ちたといわれています。これにより戸隠神社の主祭神となっています。

天太玉命面
萩日吉神社神楽(都幾川村)

祭祀をつかさどる神です。天の岩戸の前では玉・鏡・青白の和幣つけた賢木を太御幣として手に取り持ち、アメノコヤネとともにアマテラスの出現を祈願しました。

天児屋根命
秩父神社神楽(秩父市)

祭祀をつかさどる神です。天の岩戸の前では祝詞を奏す役を受け持ちました。『日本書紀』の一書にはアマテラスがその美辞を賞でたとあります。

思兼命面
萩日吉神社神楽(都幾川村)

「思兼とは、数多くの人々の知恵と思慮を一人で兼ねもつほど、知謀にたけた神という意味です。アマテラスを岩戸から引き出す策を考えました。

猿田彦神面
鷲宮催楽神楽(鷲宮町)

猿田彦命面
萩日吉神社神楽(都幾川村)

鈿女命面
鷲宮催馬楽神楽(鷲宮町)

天鈿女命面
萩日吉神社神楽(都幾川村)

猿田彦の座で使用する採物
鷲宮催馬楽神楽の「降臨御先猿田彦鈿女之舞」(通称猿田彦)で使用する採物です。猿田彦の採物には鉾と鈴があります。猿田彦の持つ鉾は、山道の雲や霧をはらうだけでなく邪悪なものも祓い除ける力があるとされます。鳥かぶとはサルタヒコが頭にかぶる被り物で、格好が取りの頭に似ていることからこの名前があります。鈿女命の採物には赤幣・扇・鈴があります。鈿女命持つ赤幣は神への捧げ物の意味を持つ幣帛の一種で、御幣・幣束とも呼ばれ、浄めの力をもつ神の依代しての意味もあります。
左から・鳥かぶと・鉾・扇・鈴・天冠です
鷲宮町催楽神楽(鷲宮町)*複製
鳥かぶと (拡大写真)

鉾 (拡大写真) (斜めになっている物です)

扇 (拡大写真)

鈴 (拡大写真)

天冠 (拡大写真)

天の岩戸絵馬
鷲宮神社蔵
天の岩戸神話を題材とした絵馬です。アマテラスが神々の祈りや舞いに誘われて天の岩戸から出現した場面を描いています

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