あしあと・あしおと


今週の一言

本棚の一冊

食卓の一品

邂逅の一齣

書一筆

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今週の一言

「有田憂田 有宅憂宅」

 田があれば田に憂い 宅があれば宅に憂う

 〇〇があれば〇〇に憂い、△△があれば△△に憂う

 

 ある人いわく、「妻あれば妻に憂い、夫あれば夫に憂う」

 また、ある人いわく、「貯金あれば貯金に憂い、株あれば株に憂う」

「一生懸命生きて、どこか悲しいのが人生なんよ。分かるかい?」

 飼い猫に尋ねたら「ミャーオー」と甘い声を出して擦り寄ってきた。

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本棚の一冊

『時の行者』(横山光輝)コミック本

 一人の少年が時を旅する。未来からやってきた少年は、尋ね人を探し

 て江戸時代にタイムスリップする。不思議な力を持つ少年は、艱難辛

 苦して生きる江戸時代の人々に事前に将来起こることをそれとなく告

 げる。しかし、歴史は結局、歴史どおりの結末を迎える。

 テレビゲームでリセットボタンを押すように、人生のリセットボタン

 を押すことができたなら………。それが、儚い妄想であることを少年

 が教えてくれる。

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食卓の一品
  どこから買ってきたのか、知人が大量のトン足をお土産に持ってきた。

  ポリ袋を逆さにすると、20本分の足が出てきた。いささか、残酷な

  有様ながら、大なべに入れてグツグツ煮る。沸騰してから30分位た

  ったところで、湯を全部捨てる。さらに煮ること1時間。一二本取り

  出して水気をとり、粗塩を振りかけてレンジでチンして頂くのも乙で

  ある。まだ、骨と身が十分離れないので、ハイエナみたいにかぶりつ

 く。

 3時間以上煮込むと、骨と身がホロリと取れるようになる。その

 ような状態になったときスープを取り出して、中華調味料(ペースト)

 を入れる。このペーストの加減がうまくいけば、ビックリ仰天の味の

 トンコツスープができる。あとは、ラーメン麺と具を取り合わせるだ

 けである。おためしあれ

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邂逅の一齣

  京都のある銭湯でのこと。浴場のふちに腰掛けて、天井を見上げてい

  たら、不意に左足の太ももを思いっきり「ばちーん」と叩かれた。叩

  く時に、「やーひさしぶり」と男は言った。思わずその男を見たとた

  ん、彼もこちらをまじまじと見て言った。「すみません、人違いでし

  た。」叩き返すわけにもいかず、つい「どーいたしまして」と応じて

  しまった。どちらも、どっこいどっこい(五十歩百歩)である。

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書一筆

 二畳だったか、三畳だったか。いずれにしても狭い間に延べられた床に

身を沈めると、扁額に「枕流亭」の文字があった。

「枕流」とは水流に枕することで、「負け惜しみの強い」ことだそうな。

出所は、『晉書』で、晉の孫楚が王濟に言った言葉で、枕石漱流と言う

のを間違えて、枕流漱石と言ったので、濟が詰ったところ、楚は、流れ

を枕にするのは耳を洗うためである、石に漱ぐというのは歯をみがくた

めであると答えた故事によるそうだ。


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最終更新日 : 日付