
就職活動体験談
今回は就職活動体験談として、2名の会員の執筆を掲載します。
この記載内容は『プラザだより』の2002年11月号、2003年2月号に掲載されます。
本人の了解を得て、原文のまま掲載いたします。
『生きてゆくこと』
5期 会員番号528番 柴山 滋(49歳)
今年7月17日からキャリア交流プラザでセミナーを受講し、8月初旬から約2ヶ月の間で6社に応募しました。そのうち4社で面接を行い、2社から2次面接の機会をいただくことができました。その結果、ほぼ同時期に2社の採用が決まりました。そこで、今までの職歴を生かせ、やりがいのある1社に就職することを決めました。
私は上司との折り合いが悪くなり体調を崩し、現職中に求職活動もせず6月20日まで通常どおり働き、次の日に退職しました。資格らしい資格は何もなく、運転免許証しか持っていなくて、退職してみて厳しい求人状況と再就職先の難しさに後悔とあせりが重く心にのしかかってくる毎日をすごしていました。
しかしキャリア交流プラザに来て、職歴だけではなく人生の棚卸をして自分を見つめ直すことができました。仲間と就職活動を通して人間の暖かさを感じることができました。これからの人生をどう生きてゆけば良いのか、道しるべと考える時間をいただくことができました。
棚卸には苦労しました。でも自分の仕事人生を表現するのはここが入り口です。とても重要なポイントになると思い、再三書き直してコーディネーターの指導を受けました。職務経歴書は具体的に、わかり易い言葉で書くように心がけました。読む側にたって箇条書きと具体的内容を混ぜた書式にしました。
求職活動は、求人票をファイルにしていつも持ち歩き、ハローワークと人材銀行相談室、交流プラザをセットと考えて1週間に3回は行く様にしました。応募候補をじっくり探し出し、人材銀行相談室やプラザのコーディネーターと相談を繰り返しました。ともかくダメもとで、図々しく「数うちゃあたる」で応募しましょう。面接までこぎつければしめたものです。
面接は会社別に経過をメモし、パソコンに打ち込みました。応募日、面接日、面接官氏名、役職、相手からの質問内容、返答に困った質問、次回の想定質問、こちらからの要望などを進捗状況が判る様に箇条書きにまとめました。前日にはプラザでいただいた面接チェックリストに目を通すことも忘れませんでした。面接官への対応は、小手先で誤魔化したり、嘘はつかないように心がけました。でもちょっぴりホラは吹きましたけど・・・。
何回か面接を繰り返していくと、場慣れして落ち着いてくるものです。余裕も出てきて定石の質問にはスラスラと答えることができるようになりました。本当の自分を見てもらい「採用されないのならこちらから願い下げだ」くらいの開き直りと、薄く猫の皮を被っていったほうが良いのではないかと思います。
また今後も末永くプラザの仲間たちと付き合える方法はないかと考え、ホームページ作成を思いつきました。提案した仲間に支持され、支援され、できた時には喜んでもらえたことが大きな自信にもなりました。時間を自由に使える今だからこそ可能だったと思います。
プラザのセミナーでは休憩時間のタイミングが良く、大変助かりました。しかしパソコンの講義は本人の経験でクラス分けをしてはどうでしょうか?せっかくの機会ですからもう少し工夫していただきたかったと思いました。
人材銀行相談室の篠原さん、小林さんお世話になりました。頻繁に行って名前も覚えていただき、嫌な顔もせず話を聞いていただきました。
またプラザの池田コーディネーターには親身になってご指導していただき、本当にありがとうございました。
最後に私の一番の収穫は一生の友達と出会えたことです。生きてゆくことはなんて素晴らしいことなのでしょう。今まで何十年も一生懸命働いてきたのですから、すこしくらいサボっていいじゃないですか、罰は当たりませんよ。
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平成14年11月12日
再就職へのプロローグ
私が再就職先を探すために札幌人材銀行を訪れたのは6月の事でした。そして、北海道キャリア交流プラザ「再就職活動支援セミナー」の入会を勧められ7月から受講開始!二十一年余勤めた会社を辞めたものの、想像以上の厳しい現実にこの先どうしょうかと考えていた時だったので、何かのきっかけになればという期待感を持っての参加となったわけです。
再就職活動する為の心構えに始まり、経験・能力などのキャリアの掘り起こし、自己PRの表現方法と検証、職務経歴書の書き方とパターン、面接での印象度アップのロールプレーイング、中小企業の実情、人材紹介会社の利用方法などタイムリーなセミナー情報ガイダンスのプログラムは、こと細かく親切な内容のプログラムを非常に集中して受講することができました。ことさら車の免許以外に資格など全くない自分のキャリアを文章化することの難しさを痛感させられた次第でありますがそんな苦労も、これまでの活動に大いに役立ち力強い味方となったことは言うまでもありません。
就職活動は、セミナー終了後の8月中旬から再就職が決まった11月8日までの期間で応募会社総数も数えてみれば17社にのぼりますが、私の場合、年齢が高く特に45歳以上になると募集条件がとても厳しい現実があります。資格云々でなければ年齢条件にとらわれることなく積極的に挑戦していく気持ちを持つ事で、成果をあげる為に非常に大切であり、それに伴った行動力が良い結果を生むのだと確信しました。そして人材銀行の紹介2社のみが二次面接の機会をいただく結果となり、自分のキャリアを生かせる事と面接した社長の人柄に共感した会社に決め12月新しい職場からの再スタートです。ここに至るまでを振り返って見れば、正直、なんとなく勧められるままに入会した感の強いセミナーだったはずが回数を重ねるごとに同じような境遇におかれているということもあってか徐々に仲間の和が広がり良い情報交換の場となっていたような気がします。誘い合せてのプラザでのおしゃべりで飽き足らず、喫茶店に場所を移して何時間も話したりした事もありました。厳しい状況の中、ともすれば落ち込みそうになる気持ちもここの仲間に支えられていた部分も大きいと感じています。私の場合、仕事と友人をいっぺんに得たような気がします。今後とも末永く交流を続けて行きたいと思っておりますし全員が適職につけることを心より願っております。また、人材銀行の相談室の担当者とのコミュニケーションを得る為、一週間に2度でも3度でも顔を出し名前を憶えてもらうくらい就職相談に行き「ここは本来プラザ会員を紹介する所で就職相談は、5階なんですよ!」と言いながらも笑顔で対応して下さった相談室の方々に心から感謝したいと思っております。
同プラザの檜皮室長をはじめコーディネーターの方々に暖かい励ましの言葉を幾度となく掛けて頂きました。特に印象に残っている事として、コーディネーターのI氏に能力開発訓練受講のことで相談した時に「今、大事なのは就職活動を続けることではありませんか!」との言葉に自分は今何をすべきか真摯に受け取る事ができ、これからの就職活動計画を立てるきっかけとなりました。本当にありがとうございました。
最後にこれまでの経験を生かせるよう新たなるプロローグとして楽しく有意義なものにして行こうと考えております。