9、コンピュータとおばあちゃん
「なあ、インターネットってなんじゃ?」
ババァが聞いてきた。
相手は齢70、強敵だ。
使える言葉は限られる、短ければそれだけ良い。
「電話線を世界中に引いたその成れの果てだて。」
「どこの誰とでもその世界電話線を使えば簡単にお話できるんだて。」
あえてコンピュータの名は出さない。
インターネットを支配する肝心なもんだけど、ババアには身近ではない。
なんだってそう、身近なものほど受け入れやすい。
どんな問題も、身近なレベルに落として考えれば意外と道は開けたりする。
無理して背伸びしなくていいんじゃないかな。
ババアはいつもの2軒先を見るような遠い目で「ほー」と一言言った。
これは「なんとなくわかった」のサイン。合格点はもらえたようです。
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