わたしのフランス語ノート
Takako


 最近、フランス語の授業で映画を見ている。映画は表現の宝庫である。でも、ただ一人で見ているだけでは、聞き逃したり、早すぎて聞き取れないフレーズも多かった。授業で映画を扱うようになってから、今までいかに聞き取れていなかったかを、再認識した感がある。
 教科書には出てこない、日常生活で使われている言葉(langage familier)の多いこと、多いこと・・・。langage familierは、英語のスラングのイメージほど汚くなく、くだけた日常生活の言葉なので、聞き取るだけでなく、是非とも使いこなしたいものだ。これから、折に触れ取り上げていくつもりだ。
 フランス語の授業の復習も兼ねて、このコーナーを進めていく予定である。

 さて、今回は、Le déjeuner sur l'herbe(「草の上の昼食」1595年・監督ジャン・ルノワール)のから、食べ物関連の単語を見てみる。

Donnez-moi un peu de maigre. (脂身の少ないところを少し下さい。)

 maigreは脂身の少ないお肉。形容詞(痩せた、脂肪分のない)も同じ形。脂身のところは、gras。同じシーンに、肉の焼き具合、レア、ウエルダン、の単語も出てくる。

Donnez-moi un peu de gras. (脂身のところを少し下さい。 )
Donnez-moi un peu de bien cuit. (ウエルダンのところを少し下さい。)
Donnez-moi un peu de saignant. (レアのところを少し下さい。)
Donnez-moi un peu de jus. (グレービーソースを少し下さい。)

 saignantは、血がしたたるという意味の形容詞で、動詞はsaigner(出血する)。
cuit(焼けた)の動詞はcuireで、焼く、炒める、煮るにはこれを使う。
C'est pas encore cuit. (まだ焼けていない。できていない。)
Les carottes sont cuites.(直訳するとニンジンが煮えた)は「もうおしまいだ。」という意味。その他にも、Va te faire cuire un œuf. (自分で卵を焼きに行け)が、「出ていけ」という意味になるなど、cuire 関連の成句にも面白いものが多い。

 同じシーンに、boufferという動詞が出てくる。食べるmangerのくだけた言い方で、フランス映画を見ているとよく聞こえてくる単語だ。
 食いしん坊の私としては、食に関わるフレーズは、どんどん覚えていきたいところ。

C'est une tartine. ※タルティーヌはジャムやバターなどを塗ったパンのこと
Excusez-nous, c'est de l'ordinaire. (すみません、 安いワインで・・・)
Pas de légume, ça fait engraisser. (野菜はいらない、太るから。)
Je suis au régime. (ダイエット中だ)
Elle garde la ligne admirable. (彼女はすごくスタイルがいい)

 最後にもう一つ。「お腹がすごくすいた」というと、わたしはJ'ai très faim. しか知らなかったが、かなりのバリエーションがあるようなので、今回は以下のものを紹介する。

Je meur de faim. (お腹すいて死にそう!)
J'ai une faim de loup. (オオカミの食欲を持っている)
J'ai la dent. ※dentは歯


TOPJack Language School 今夜もフランス映画に夢中チョットFrench
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チョットつまみ食いワンショット