私の心の「光」は…?

それは「偶然」だった…。

この日の私はどうしても「海」に行きたかった。「何か」を探しに。
具体的には表現できない「何か」を…。
入院中の私は外出許可をもらい、買ったばかりのデジタルカメラをもって出かけた。

そこは海の近くにつくられた運動公園。
12月になったというのに、その日は晴れ。半そでで十分過ごせる気温。
休日の午後とあってあちらこちらで「家族連れの楽しそうな声」が聞こえる。
そんな中で私は一人、「泣き出しそうな心」を抱えてさまよっていた。

最初はデジタルカメラを持って、歩きまわっていた。
何をしていいのかわからず、ただぼんやりと…。

その間も襲う「孤独」「哀しさ」…。

それを振り払いたくて、とにかくやみくもに「海の色」「空の雲」を撮っていた。
その時は写ったのもを確認しないで、30分もしないうちにその場を離れた…。
その中に私が「ずっと撮りたかったもの」をとらえた写真があったことを確認したのは、
病室に戻ってからのこと…。

2000年12月某日 某公園にて


あの場所で、自分の眼ではわからなかったけれど、こんなにも近くに「光」があったのだ。
私の思い出の中の「あの光」が…。なぜもっと早く気付かなかったのだろう?

でも私の心は…その場所で「光」を受け止めることができなかった。

私の心がその「光」を受け止める事ができる日は来るのだろうか?
それは誰にも…私自身にもわからない。
ただ現在の私にできることは「何も考えず」に心を休めること…。

これも「ゲーム」なんでしょうか?
私自身を追い込むための「ゲーム」の一つでしかないのでしょうか?



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