第一章 赴任

4.ホテル

 夜も大分更けたところで、始めてホテルの部屋へ・・・・。
 歓迎会を開いてくれた皆さんに、お礼を言い部屋へと行くのだが、ガードマンに引き止められチェク・イン・カードに記入を催促された。それは、そうだ、荷物を預けていただけなんだから・・・。でも、荷物は、私が泊まる部屋に既に運ばれていた。しかし、カードに記入したのは、名前だけ・・・。会社の住所や電話番号は、この時点では私は知る余地もなしに・・・。
 皆さんは、この後、またまた、違う店に・・・・・!?
 やっとの思いでキーを貰って、3階の荷物が運ばれている部屋に案内をされた。直ぐに、熱いシャワーを浴びて寝仕度を終えて見ると、なんと、目覚まし時計が無いでは無いか・・・。確か、夜中の1時位だったと思う。
 慌てて服を着替えて目覚し時計を探しに・・・。目覚まし時計を探し歩いている時に、偶然にも、田中さんと山羽さんに会ってしまった。
「こんな時間に何遣ってんの???」
と言われてしまった。誰だって、そう思いますよね。赴任して来た日に・・・。
「目覚まし時計を探しています。」
と言ったけど、ホテルに連行されました。(爆)
 本当に目覚まし時計を探していたんだけど、信じて貰っていません。彼等は、私が飲みに歩いているとでも思った事でしょう。この件は、工事が終了するまで言われていましたからね・・・・・。 後で、思ったのだが、見知らぬ所で日本円しか持っていなくて、真夜中に歩くか、目覚まし時計が売っていても日本円では売ってくれないのにね。異国の地にいても日本感覚で行動してしまいました。それに、ホテルのモーニング・コールを使えばいいのに・・・。MASAPは、おちょこちょいです。馬鹿ですね〜。
 連れ戻されたので、目覚まし時計は諦めて寝ようとした所、ガガァガ〜、ゴトゴト、ギャシャン〜〜、今度は、煩くて寝られない・・・。部屋の窓を開けて見ると、目の前で夜間工事をしているではないか、先程は、気が付かなかったけど・・・。
煩いし、仕事や言葉の事を考えながら、ウツラウツラしていると腕時計は、7時を指しているではないか。この日は、殆ど、寝ていませんよ。


 そろそろ、出勤しなくては・・・・。



   もう一息、がんばって・・・