セナが走っていた頃

 

にくらしいほど速かったセナ

僕がF1にはまったのは90年くらいから、ナニーニが飛行機事故で腕を切断した

衝撃のニュースの週、鈴木亜久里は日本人初の表彰台にのぼった。

同時にセナの2年連続ワールドチャンピオンが決まった。

当時はものすごいF1ブームでF1見てない人でも

セナ、プロストの対決は耳に入ってきたはずだ。

しかし、日本ではプロストではなくセナだったような気がする。

当時のセナは強すぎてにくらしかった。

ウィリアムズ・ルノーに乗るリカルド・パトレーゼのファンだった僕は

パトレーゼが予選でセナを上回るだけでうれしかった。

天にかけのぼった音速の貴公子

数年後、F1界に衝撃が走った。

セナ事故死・・・

そのレースを僕はみることができなかった。

友達から聞かされた僕は前日前に十数年ぶりに死者が出た(ラッツェンバーガー)

報道を聞き間違えたんだと逆に友達を説得していた。

だから、新聞に「セナ事故死」の文字を見て数分僕の中で時間が止まった。

そして、その瞬間僕の中にあったF1が無くなった。

今、みてるF1はもう違うスポーツとしかみることのできない自分がいて

それがとても悲しい。

僕にとってはあのにくらしい速さこそがF1だった。