2002年秋 オランダ〜フランス〜スイスの旅(前編)

 

1日目 アムステルダム

運河の街

今回の旅行はオランダは運河の街、アムステルダムからはじまった。

上空から見たアムステルダムは運河が街を縦横無尽に走っており

なかなかの風情を漂わせていた。

オランダ・スキポール空港から電車でアムステルダム中央駅に移動。

このアムステルダム中央駅は東京駅のモデルとなったらしい。

またこの際、ユーロをはじめて使用する事となった。

街についてみると運河を縫うように走るトラムが目を引いた。

早速ビデオを取り出し撮影開始、ファインダーをのぞくと

もうすすずはいない。

彼女ははやる気持ちを抑えられられずはるか前方を歩いていた。

「待ってくれ〜、ひとりで歩くとあぶないぞ〜」

僕の心配をよそにすすずの歩みは速度を増していく。

そんなに速く動かれるとビデオぶれるやんか!

アムステルダム国立博物館

アムステルダムはとにかく街並みが綺麗で本当に落ち着く。

長いフライトの疲れも忘れ次々に名所をまわっていった。

アンネ・フランクの家、レンブラントの家、シナゴーグ、

そしてアムステルダム国立博物館についたとき

すすずが猛然とラッシュをかけた。

次々と絵画を写真に納め出したのである。

ここでも彼女のはやる気持ちはおさえられない。

「おいおい、この後ルーヴルやオルセーがひかえてんねんで」

「うーん・・・パシャ・・・わかってるぅ・・・パシャ」

誰か彼女を止めてくれ(汗)

 

2日目 ルーヴル〜シャンゼリゼ通り〜凱旋門

ルーヴル美術館

パリに移動した2日目、ヴェルサイユ宮殿からまわるつもりだった。

郊外にあって遠いし、何よりすすずの一番のお楽しみでもあったからだ。

しかしこの日はあいにくの雨。

予定を変更して雨でも影響のないルーヴル美術館に行く事にした。

ルーヴルに入ったとたん早速すすずのカバンからカメラがとりだされた。

はちきれんばかりの笑顔でシャッターをおしまくる妻・すすず。

おいおいこんな笑顔結婚以来見たことないぞ!?

どうやら僕は苦労をかけているようです・・・。

「ミロのヴィーナス」「サモトラケのニケ」ラファエロの聖母子画など

次々と目にする有名作品に僕らの気持ちも頂点に達する。

そして僕自身、最高傑作と信じて疑わない「モナリザ」が(美術の部屋参照)

我々の前に姿をあらわした。感動がよみがえる、と隣ですすずが一言

「小さいなあ」

そんな言葉にまとめないように。

シャンゼリゼをゆく

ルーヴル鑑賞を終え外に出てみるとさっきまでの雨がやみ

晴れ間がのぞいていたのでそのまま凱旋門まで歩く事に決めた。

コンコルド広場を越えシャンゼリゼ通りに入ると

再び陽気な気持ちが高まってくる。

「おーシャンゼリゼー、おーシャンゼリゼー♪」

天真爛漫な日本人2人がシャンゼリゼを闊歩する。

美しき(?)混声合唱がパリの街に響き渡る。

地元フランス人にとっては迷惑この上ない。

「おーシャンゼリゼー、おーシャンゼリゼー♪」

と、この歌声が単音に変わった!?

やばい!すすずが疲れたようだ。

シャンゼリゼ通りは6駅分くらいの距離があるのだ。

すすずの機嫌もみるみる曇っていく。

そして天気までみるみる曇っていく。

凱旋門についたときすすずの口はへの字に曲がり

頭上からは雨が舞い落ちてきた。

しかしせっかく凱旋門まで来たのだ

のぼらないわけにはいかない。

しぶるすすずを説得して長い階段をのぼりつめた。

そこに待っていたのは・・・

雨と霧で何も見えないパリの街だった、ガーン(@_@)