はじめての外出体験(その2)

 

ぼんやりと聞いていた大阪のお店は、比較的簡単にみつかりました。

お店は、新大阪にありました。名前は、皆さんご存じだと思いますので

省略しますね。

さて、そこで、女装をしてもらいました。メークをしてもらい、そこには

別人の私がいました。メークは、自分でも経験が無かったのですから

とてもびっくりしました。こんな感じになるとは、思っていませんでしたか

ら正直、へぇーって感心してしまったのです。

でも、この日は、外出できませんでした。やっぱり、決心ができなかった

のです。

女装外出の環境も良くなった時期なので、しばらく休んでいましたが、

意を決して、再度、大阪へ。どきどきしながら、完全女装、完了。

この言葉、完全といいながら、私にとっては、不完全以外のなにものも

でもありませんでした。恥ずかしい。外出する前に、少しの心構えと

励ましの言葉をもらいました。そこにいた先輩からは、「こちらが女装

だと分かってつけ来たり、急に手をひっぱたりされることがある。そんな

時には、気丈に、きっぱり断ること。もじもじしていると思わないことに

なる。」っていうこと。「背筋を伸ばしてね」ってことも。また、お店の人には

せっかく、外出するんだから、お店で何か買い物をしてらっしゃい。

アクセサリーなんていいかも。」って言われました。

励ましの声をもらって、勇気をだして屋外にでました。

ヒールの「こつこつ」という音が妙に耳に残ります。

脚を伸ばしてあるこうとか、背筋を伸ばして、なんてことを考えていた私は

おそらく、ロボットみたいだったでしょう。

上の写真が外出前に撮ってもらったモノです。髪の毛も、長めですよね。

ですから、歩くと髪は垂れてくるし、大変でした。

それでも、程なく、お店から5分ほどの新大阪駅に到着しました。以外と

周りの人からはじろじろ見られたりしません。「へぇー以外」って思ったの

です。

おみやげ物などを売っているお店を歩いたとき、ちょっと、店員同士の

ささやきのような声や笑い声が気になりました。「ばれたのかなぁ」と

おもったのですが、振り返らず、駅の中心部へ。

アクセサリーを売っているお店を発見しました。さりげなく中に入って

イヤリングを買いました。買うときも、お店の人にふつうに接してもらい

ましたので、まったく、恥ずかしい想いはありませんでした。

せっかく買った、イヤリングですから、それをつけようと思い、鏡のある

ところ、そうです。さらに大胆な行動として、女性用のトイレに入りました。

入った瞬間、奥の方でたむろしていた女性、女子校生でした、の視線を

うけましたが、瞬間、もとに戻りました。年上の大柄な女性としか、彼女

たちには見えなかったのでしょう。これはすごいなぁと思いました。

そして、イヤリングをつけ、外出を終了しました。

 

もっとしたいなぁ というのが感想でした。

 

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