安部恭弘

シアワセを感じさせてくれるサウンドメイカー。


20年の軌跡

【すれ違い】
彼のサウンドと最初に出会ったのは、今思うと竹内まりや『Miss M』の3曲目、
『Morning Glory』。
AORにかぶれていたローティーンの自分は、まさかその乾いたまさにLA的コーラスアレンジが
日本人の手によるものだとは思っても見なかった。
”L.A.Side”と銘打ってあったから、
てっきりL.A.のスタジオ・ミュージシャンの手によるものだと
勝手に考えていた。
今でもこの曲は達郎ヴァージョンよりも、まりやヴァージョンのほうがお気に入り。

【出会い】
2年後、相変わらず洋楽にかぶれていた高校生の自分は、
レンタルレコード屋(コレで歳ばれるな)で
某タイヤメーカーのCMオムニバスアルバムを手に取っていた。
作詞・松本隆というのも心をくすぐった要因。
(但し、3枚目のアルバム以降は手がけていない)
高校生でお金がなかったので、シングルは買えたけど、
アルバムはなかなか手が出せなかった。
最初に買った彼のアルバムは3枚目の『SLIT』。

ミーハー的部分では、高校生つうかコドモだったから、
かっこいいお兄さんとか思っちゃった(爆)のもあった。
レコード屋で貰った『Hold Me Tight』のリーフレットで
スーツで情けなくポーズしている彼の姿、これは好きだった。
今でもこういうスーツ着て情けない色男はそそる。(ヲイ)

【はまる・そして別離】
大阪でのライブは必ず花を持って行く、学園祭のチケットは押さえる、
お金とヒマがあれば東京までライブ見に行ってたけど、
ある時ふと思うところがあってファンを離れた。
好きなアーティストであることは変わらなかったんだけど、
なんとなく洋楽のパクリっぽかったところと、
どの曲も似たような感じやんか、と幻滅みたいなものを感じた。
今考えると、自分はまだまだ青かった。

【再会】
数年後、鈴木雅之さんのCDで仕事をしている彼の名を見つけ、またCDを聴くようになった。
そして彼のよさが分かるようになり、別の魅力をいっぱい発見。
奇をてらわない落ち着いたサウンドは、
きっとエヴァーグリーンとして受け継がれていくものと信じている。

2000年、オトナになってからのライブ再デビュー。
東京のライブに行っている自分がいる。


魅力

色々あるのですが、まずはやっぱり、その声、ですかねえ…
昔どこかで「子宮に響く」と発言して「やらしいけど当たってる」と
周りから言われたことがありますが(爆)
優しく癒してくれる声は貴重品。


サウンドメイカーとしては、曲の多彩さがまた良くて。
基本的には耳なじみのいい落ち着いた曲なんだけれども
どこかに拡がり感があったり、またエキセントリックであったり
基本的にセンスのいい人なんだなあ、と。
このあたりは松任谷由実さんとも共通する生まれながらのものかなあと。
鈴木さんへの提供曲などでもそのあたり印象的。
ご自身の曲でも提供曲でも、コーラスアレンジが特に巧くてイイ。

全体の雰囲気はあくまでも都会的でドライ。
初期4作リマスタのライナーノーツでは、ご本人とGreat3の片寄さんも触れてますが、
湿っぽくない
これが大きな魅力。


お仕事

詳しくはこちらで。

 

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