![]() | 今までに読んだ中で印象に残っている本 | ![]() |
| 「モンテ・クリスト伯」デュマ これは中学2年のときに読みました。たまたま親の本棚にあったのを読み始めたのですが、三段組で文字がぎっしり、ハードカバーの上下巻、おまけに旧漢字というのが苦にならない程面白く、夢中で読みました。 それで夏休み前に読み終わったので、夏休みの読書感想文の宿題はこの本にしました。本の指定をされない限りは感想文用に本を読むなんてことはしたことはありません。読んだ本の中から選んでいました。 |
| 「銀河英雄伝説」田中芳樹(徳間ノベルズ) もう何年も前に読んだ作品で初めて読んだ田中作品でした。既に全10巻と外伝2冊が出ていたので一気に読みました。そしてはまりました。ビデオアニメ化されたものも見たし、マンガ化されたものも読みました。同人誌も結構集めました。 主人公は2人いるのですが、片方のヤン・ウェンリーが大好きでした。最初の登場シーンから既に大好きになっていました。 未だに私の中では1番です。物語後半、私の特に好きだった4人の登場人物がまあ見事に好きな順に死んでしまいました。 その後田中芳樹の長編小説は結構読みました。「アルスラーン戦記」「創竜伝」とか。短編で好きなのは「七都市物語」。最近は全然田中作品読んでいないのですが(最後に読んだ作品は「東京ナイトメア 薬師寺涼子の怪奇事件簿」これは大笑いしながら読めます)、続きが気になっている作品が1つあります。「タイタニア」4巻(徳間ノベルス)はいったいどうなっているんだろう。書店で見かけたことはないので、まだ出てないのだろうけど。まさかもう出ないのではないだろうかと不安になっています。 |
| 「十角館の殺人」綾辻行人(講談社ノベルス) 初めて読んだ綾辻作品です。犯人がわかったときの衝撃はものすごく、「やられたーっ!」と思いました。もう気分爽快なほどに。 |
| 「迷路館の殺人」(同上) 冒頭の部分があって、その後ある新人作家が書いた小説という構造で新たに扉があって、小説が終わって再び冒頭の続きになるというものでした。本当にあった出来事を小説にしたもので、小説の登場人物のうちの誰かが作者という設定だったので、誰が作者なのかと考えながら読むのも面白かったです。 私は冒頭のトリックにひっかかり、最後に作者が誰かわかったとき「十角館〜」のときと同じように「やられた〜」と思ったのでした。この館シリーズは順番に読むほうが面白いと思います。普通は1巻完結のシリーズ物でも順番に読むと思いますが、間違ってもこの「迷路館〜」はこの後に出た「時計館の殺人」より後に読んではだめです。面白さが半減します。私は順番通りに読んでいて良かった〜と思いました。 |
| 「鳴風荘事件−殺人方程式U」綾辻行人(光文社カッパ・ノベルス) かなり以前に土曜ワイド劇場で「月蝕館殺人事件」(?)というような題名で放映されました(かなり紛らわしいですね)。その頃綾辻行人の名前は知っていたけど、作品を読んでいなかった私は珍しいと思いながら見たのでした。ただし、そのとき原作の名前は見そびれたのでドラマのタイトルが題名だと思っていました。 テレビを見てからかなりたった時、図書館で偶然この本を見つけ何の気なしに借りて読んだところ、「あれ???」と思ったのでした。テレビと原作ではなんと犯人が違っていたのでした。だから動機も違うし。おまけに建物の名前も全然違うではありませんか。主人公の設定も違っていました。奥さんとの出会いは原作通りでしたが。原作では双子で現職の刑事ですが、テレビでは双子ではないし、なんと懲戒免職になった元警官で現在焼鳥屋のオヤジなのです。すごい設定だ。最後に主人公と瓜二つの刑事(だったか、なんか役職が上のエリート?)がいることがわかるのですが、私はテレビを見ていて主人公が懲戒免職になった原因が気になっていたのに、最後までわからなかった。 |
| 「翼ある闇」麻耶雄嵩(講談社ノベルス) 読み終わった後、「こんなのありかー!?」と思った作品です。腹が立ったわけではなく、最後の大ドンデンがえしが面白かったのです。 |
| 「あいにくの雨で」(同上) 前のとは意味の違う「こんなのありか〜?」です。でもこの作者だからこのドンデンがえしもありか、という感じです。今回はちょっとやりきれない、というか悲しい結末でした。 |
| 「姑獲鳥の夏」京極夏彦(講談社ノベルス) この作品から始まる一連のシリーズは全部読んでいます。長さなんか苦にならない程面白いです。 登場人物に敦子という雑誌記者をしている若い女性がいるのですが、彼女は頭が良くしっかり者でとてもやさしいのです。彼女はある失踪事件の取材を始めましたが、その失踪した人物の妻が20ヶ月も妊娠したままだということを知り、自分が記事を書くことにより変な噂を扇動することになるに違いない、そんな無責任なことは出来ないし、産まれてくる子供のことを考えると1度書いた記事は永久に残るから、記事にするのをやめたのです。 売れれば何を書いてもいいと勘違いして、裏づけもなしにいいかげんな記事を書いたり、平気ででっちあげ記事を書いているような記者は敦っちゃんの爪の垢でも煎じて飲め!と思いました。 |
| 「46番目の密室」有栖川有栖(講談社ノベルス) 火村とアリスのシリーズも全部読んでいます。火村の登場シーンを読んでいる時、私の目はきっとハートマークになっているでしょう。この作品ではアリスが火村と初めて出会った時のことを語っています。ほのぼのとした出会いです。この本を読んだ後、アリスが好きだと言っていた、グレン・グールド演奏のバッハ「ゴールドベルク変奏曲」のCDを買いました。 |
| 「リヴィエラを撃て」高村薫(新潮文庫) クライマックスでシンクレアが演奏するブラームスの「ピアノ協奏曲 第2番」、読了後どうしても聴きたくなり、CD買いました。 |
| 「今はもうない」森博嗣(講談社ノベルス) 「すべてがFになる」から始まるシリーズの中の1作です。この物語のヒロインはいつもの彼女だと何の疑いもなく読んでいたら、後半で「あれれれ?」となって直後に「な〜んだ、そうだったのかあ」とホッとしました。シリーズ番外編のようだと思いました。 |
| 「未明の家」篠田真由美(講談社ノベルス) 超美形の主人公の謎に満ちた過去がとても気になる作品のシリーズ第1作目です。 |
| 「陀吉尼の紡ぐ糸」藤木稟(徳間ノベルズ) これも超美形の元検事が主人公のシリーズ物の1作目です。戦争に向かってつきすすんでいく昭和初期という時代背景のせいか全体的に暗い雰囲気でした。主人公が住んでいるのは浅草の吉原で、そこだけなんか異世界のよう。昭和初期まで浅草に吉原があったなんて知りませんでした。内容を思い出そうとすると鮮やかな夜桜が頭に浮かんできます。 |
| 「果ての塔の物語1・想い綴る森」森山櫂 (新書館ウィングスノヴェルス) ファンタジーです。スーパー猫かぶりの主人公熾輝がかわいいです。仕事上の相棒凍華との関係も笑えます。物語はコメディーではありませんが。同じ作者の「翼皇シリーズ」も好きです。こっちの物語の世界観もとても変わっていて好きです。おまけに主人公は美形でやさしい。その上、神のような存在。今後の展開が非常に気になります。 |
| 「ぼくらはオーパーツの夢をみる」仙道はるか (講談社X文庫ホワイトハート) ボーイズ・ラブ物です。買ってアタリだと思った作品です。美形でやさしいキャラが好きな私としてはこの物語の主役の1人陸がとても気に入ってます。この手の物語は大体現実離れしていますが、読んでいてあったかい気分になれる作品です。シリーズ物の1作目で今3巻まで出ています。 |
| 「虹の入江」染井吉乃(小学館パレット文庫) シリーズ物の1作目です。これもやさしくてあったかい気持ちになれる物語です。高校受験に失敗した希和がかかってきた間違い電話の相手に励まされるところなんて泣けてきます。希和とニケさんのカップルもそれを見守る修も節ちゃんも皆あったかくて良いです。 |
| 「春いちばん」湊川理絵(角川ルビー文庫) シリーズ物の1作目です。現在3巻まで出ています。1作目で最愛の人を失った春実がこの先どうなるのかとても気になります。いつまでも出会いと別れを繰り返していくのか、ただ一人の人と幸せになれる日はこないのか。春実の体質というか性質というか、を考えると心配になってきます。 ボーイズ・ラブ物が3作品続きましたが、私は仕事等で疲れてストレスがたまるとこの手の本を読みたくなるようです。現実離れしていてあったかい気分になれるものに限ります。電車の中では読み難いので家でゆっくり読みます。 |
| 「コズミック 世紀末探偵神話」清涼院流水(講談社ノベルス) 名探偵集団JDC(日本探偵倶楽部)という組織に所属する大勢の探偵達が活躍する物語のシリーズ第1巻です。JDCシリーズは5巻で完結しています。 探偵がたくさん出てくる話ではありますが、ミステリというよりはファンタジーです。起こる事件は奇想天外だし普通の推理小説のようにちゃんとした解決があるわけでもないように思います。 |
| 「暗夜鬼譚」瀬川貴次(集英社スーパーファンタジー文庫) 平安時代が舞台の蔵人の夏樹と陰陽寮の学生一条が主役の物語でシリーズ物です。 この2人に一条の家の居候鬼のあおえが加わるとギャグと化しますが、起きる事件は悲しいものばかりです。 |