「アツイね」


「アツイね・・・。」

眩しい夏の日差しを受けながら、ポツリと彼が言った
一瞬 私はその言葉の意味が分からなくて
黙って彼の方を向いただけだった
私の視線の先では 彼が目を輝かせながら
 両の手でこぶしを作って 目の前に繰り広げられる世界に魅入っていた  .
額から頬を伝って流れる汗には まるで気づいていないかのように・・・

私はそんな彼の横顔を微笑ましく見つめながら
誰に向かってともなく呟いた

「そうだね。熱いね・・・。」




<由莉香コメント>
なんとなく、イメージは『夏の甲子園』です(笑)
高校野球の全国大会、それも夏の甲子園・・・
見ているだけでこっちまで熱くなってしまうような、まさに”熱闘”の世界ですよね。



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